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月曜日のユカ(1964/日)ファンのコメント

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しとやかな獣(1962/日)************

★5原作は戯曲なのだろうか。中空に浮いたかのようなアパートの部屋に巣くった欲望と邪心を、内と外、上と下といった「視線」と「視点」の変化でさばく川島演出が見事。「世間」に対する若尾文子の静だが強烈な攻撃力と、伊藤雄之助、山岡久乃の達観した守備力の妙。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★3設定、カメラ、BGM、テーマ、キャスティングに5点!と思っていたが中盤以降急速に飽きが来た。 (町田)[投票(1)]
★5すごい!舞台芝居に挑戦するかのようなワンセッティング撮影。そのために工夫された多様なカメラアングル。畳みかけるようにつぎつぎに起こる出来事。ラッキョウのような真実(笑)。目の離せない役者たち。いうまでもなく素晴らしい若尾文子(もっとリスペクトされるべき!)。世界中に自慢したい逸品です。 (エピキュリアン)[投票(3)]
★4登場人物が皆、ふてぶてしくて愚かで、何とも痛快で不気味で、滅法面白い。能を思わせる音楽も印象的だし、社会的に堕ちて行く者、上って行く者を階段を使って表現しているのも、秀逸。伊藤雄之助山岡久乃が圧倒的。若尾文子の不気味な美しさも良い。['04.9.12VIDEO] (直人)[投票(2)]
★5これは狂言だ。この作品といい『ああ、爆弾』といい、日本の古典芸能とブラックユーモアは相性が良いらしい(<そうか?) [review] (ペペロンチーノ)[投票(3)]
★5ゲラゲラ笑って、背筋がゾクゾクする。こんな快感他にない。 (movableinferno)[投票(2)]
★5金に細かい新藤色の勝った作品で、戦後とともにどんどん煮詰まり行く彼の閉塞感の優れた中間報告の趣。続編は『絞殺』か。 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
★4晴海団地を舞台にして、ほゞその一室のみで、登場人物を出入りさせる本作の川島演出は、閉塞空間を扱った彼の演出の中では頂点だろうと思われる。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★4新藤兼人ってこんな脚本も書けたのか・・・と驚いた。 (マッツァ)[投票]
★4かつての貧しさを思い出して皆が沈黙するシーン(そしてラスト)が、このべらぼうな狂騒の中にひそむ哀しみをほんのりと浮かび上がらせているんだ。 (_)[投票(5)]
★5序盤の伊藤雄之助山岡久乃浜田ゆう子川畑愛光一家の会話のシュールさにもうヤられる。そこに、悪女を演じて右に出るもの無しの若尾文子が投入されれば、世界最強のブラックコメディーへ。脚本、映像、音楽ともに実に映画的で、鮮烈な記憶として残る。 (檸檬)[投票(2)]
★4しとやかな客寄せパンダ女、若尾の正体は妖艶な雌ダヌキであった。しかして、彼女をめぐる大修羅場はムジナとキツネの合同住宅。都会の空気は、いささか彼らには悪すぎたようで…。伊藤雄之助山岡久乃のムジナ夫妻の飄々たる日常演技が絶品。彼らの住まうただ一室のアパートが百鬼夜行の巷と化す。 [review] (水那岐)[投票(3)]
★4こういうスタンスで成功している邦画は珍しいと思う。奇を衒うのではなく、ちゃんと意味のある演出がなされている。 (赤い戦車)[投票]
★5「昔の人はモラルがあった」、「考えが真っ当だった」なんて話は丸っきりの戯言だと、これを観れば分かりますな。 [review] (青山実花)[投票(2)]