★5 | テンションの上げ方、持って行きかたが天井知らず。しかし、逃げ回ってた共産党の連中が強く描かれすぎなのはドラマ制作のためとはいえ、どーなんだろう。アメリカ軍とかにしたら実力差にもっと不自然を感じたからか? [review] (t3b) | [投票(2)] |
★3 | 作品に込める監督の心熱がたぎりすぎたせいか不即不離の均衡感覚を失い、主要な男性登場人物の性衝動が観念論のレベルにまで煮詰まってしまった点、これは見事な失敗作かと思ったが、若尾文子だけは剥き卵のようにつるりと新鮮で無垢だから、やはり予想外の佳作と言おう。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | 辛い酷なシーンなのに瞬きできない・・・重ねる悲劇には溢れんばかりの涙が邪魔をして画面が見えない。見据えた未来と知りつつ始める淡い恋は、浮世に集いし者達の鎮魂歌のようでした。 (かっきー) | [投票(1)] |
★4 | こりゃモノクロにして正解。カラーだと生々しすぎて正視できなかっただろう。増村×若尾の黄金タッグが生み出した傑作のひとつ。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 男たちは狂気に犯されてしまうが、色は変われど天使は天使のままなのである。あぁ、若尾文子。 (ボヤッキイ) | [投票(1)] |
★4 | 戦時下最前線、若尾文子はどこまでも強く、
映画は人の死に感情移入する事を許さない。 [review] (あき♪) | [投票(2)] |
★4 | 戦争の「痛さ」が如実に伝わってくる。意図したものであるかどうかは別にして、結果的に、実に力のある反戦映画になっている。 (緑雨) | [投票] |
★4 | 大戦下の呵責ない野戦病院の凄惨は相当にキツいが、そこまでやらねばこの物語は成立しないという増村のドグマ。極限下に於ける男女のエロスは文子と芦田が虚無と諦観を纏った胆力でガチに拮抗しており本当素晴らしい。一人称「西」がまた萌える。 (けにろん) | [投票] |