★5 | 夜中にボンヤリと東日本大震災時のドキュメンタリーを見ていたら、唐突にシン・ゴジラを発見した。爆発した福島第一原子力発電所に放水する映像とシン・ゴジラのあるシーンの構図がまったく同じだったのだ。記録された出来事を模倣すること。それは物語という名の記憶の改竄を超えるということだ。 [review] (ジョンケイ) | [投票(3)] |
★5 | 別に「こういうゴジラが観たかった」わけでもない。なのに、何だこの興奮は。虚構が現実を圧倒せんとする。それに対し、あらゆる現実を持って虚構に立ち向かう登場人物達のやり取りが何と心地良いことか。こんな怪獣映画は初めてだ。やられた。完全にしてやられた。 (荒馬大介) | [投票(5)] |
★5 | 「東京に血糊を塗りたくる」。直接的なえげつない演出に震えた。福島でもいつでも生死を問わず血は流れたのだ。私たちはすぐそれを忘れてしまう。そして私は血を流さなかった。モニタ越しにそれを眺め、破壊へのある種の快感を感じる生理に対し、作家として正直な超破壊を繰り出しつつ、「思い出せ」という寓意も明確。まさか監督から説教されるとは。ムスカよろしく「・・・素晴らしい!」と呟きつつ涙が流れた。複雑な感覚です。 [review] (DSCH) | [投票(9)] |
★4 | キャラクタの造型が純粋である。ある種の映画において「殺人者」は殺人者ゆえに人を殺め、「刑事」は刑事ゆえに捜査をする。その行動は必ずしも心理的根拠を要しない。同じく「巨大不明生物特設災害対策本部」がゴジラ対策に粉骨砕身するのは彼らが巨大不明生物特設災害対策本部の成員だからでしかない。 [review] (3819695) | [投票(8)] |
★4 | 特撮の進歩を確かに感じる迫力があった。それにしても特撮のがんばりに比例して、生身の人間の演技、演出がどんどん臭くなるのは日本の怪獣特撮映画の宿命なのだろうか? [review] (シーチキン) | [投票(4)] |
★5 | これは凄い。予告編では想像できないほど断然いい。日本でも怪獣映画のジャンルで、こんなに質のいい、レベルの高い、海外に出しても遜色のない秀作を輩出出来たのが素直にうれしい。ラストのクレジット、五十音順ですべての俳優の気持ちが結集しており見事。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★3 | 会議中のアップの切り返しなど眠っててもいいような、情報量の変わらんつまらぬショットの連続で辟易する。岡本喜八もこの程度の出来では怒りの余り化けて出てくるぞ。せめて喜八のようにアクションで会議の場面をどんどん切り替えていけば、まだ速度も出ただろうが。 [review] (赤い戦車) | [投票(2)] |
★5 | アメリカ製作より日本製作の方がダントツで迫力が上ですなっ! (pom curuze) | [投票] |
★5 | 原理主義者と呼ばれてもいいです。ゴジラナショナリストと呼ばれてもいいです。私は、これが見られたので、それで良かったです。 [review] (ロボトミー) | [投票(4)] |
★5 | いちばん好きにしたのは監督だった、というお話。 (ホッチkiss) | [投票] |
★4 | 使いたくても「ゴジラ」じゃないからと誰もが躊躇していた宇宙大戦争マーチを伊福部括りで臆面なく使い、作品はゴジラよりも政府をせせら笑うことに注力し、海外でも売れようなんてツユとも思ってないほどのセリフ量で埋め尽くした100%日本向けガッズィーラ。 [review] (tkcrows) | [投票(2)] |
★3 | 「邦画的な安いメロドラマではない!」というような評価がされていたが、いや、でも実はものすごく「日本人的な、邦画的なしみったれ精神」に溢れた映画だったわけで、それがとても悔しい。
[review] (アブサン) | [投票(4)] |
★5 | 絶望的な逆境におかれても諦めずに努力し続ければ、他の人々の心を溶かし善意の輪が拡がることで希望の光が差し込める・・・結果ダメだったとしてもいいじゃないか。 [review] (考古黒Gr) | [投票] |
★5 | これを面白いと思う海外の観客が居たら、そいつはどっかオカシい。と何千何万の日本人が嫌らしい笑みを浮かべる映画。☆4.6点。(→実際には結構いたらしい) [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
★5 | 庵野監督、ヱヴァの件は許した。と、上からナニサマ発言。 [review] (サイモン64) | [投票(5)] |
★4 | 随所にエヴァ的手法を取り込んだ庵野ゴジラ。早口でまくしたて緊迫感を煽るドラマパートは従来のゴジラシリーズには見られなかったもの。それだけでも一見の価値がある。そしてやはり自衛隊対ゴジラ、ヤシオリ作戦の発動など、対ゴジラ戦の描写は童心に戻って楽しめる。もはや、ゴジラは単なる怪獣ではなく使徒・厄災として捉えて描くのが正解に思えた。 [review] (IN4MATION) | [投票(2)] |
★4 | 庵野秀明、棒読みで早口な「未来への祈り」 [review] (ペンクロフ) | [投票(8)] |
★5 | 初代ゴジラの次に良い。 (翡翠) | [投票(1)] |
★5 | 庵野は庵野。ゴジラはゴジラ。これはエヴァンゲリヲンの実写版だ。 [review] (ぱーこ) | [投票(4)] |