★5 | こんな格調のある、無駄のない、日本人のその時代の痛みをこれほど描き切った映画が今までどれほどあったか。まさしく渾身の1作。見終わった後こんなにじわじわ流れる涙も珍しい。黒木映画の到達点。 (セント) | [投票(4)] |
★3 | 演技陣、撮影、音楽その他全てが上質。しかしいまいち力強さに欠ける。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 柔らかい草の絨毯に白シャツで寝そべり見上げる青すぎる空。これで画的には満足できるものがあった。戦争へ直接関与がない人間達の感情を丹念に描いてて飽きずに観れたけどそれまでと言えばそれまで。平岩紙の芸達者ぶりには驚かされた。70/100 (たろ) | [投票] |
★3 | 印象的なエピソードは数あれど、やっぱり記憶に残ってしまうのは石田えりと香川照之の情事の場面なんだよ。まぁ、そんな奴は私だけなのかもしれぬが。 [review] (青山実花) | [投票] |
★4 | 地方のコミューンのエロスとタナトスの混在を描いて『祭りの準備』姉妹篇の趣があるが、男が不足する世界で枯れた原田が色気を抑え基軸となり世界をこちら側に繋ぎとめている。総じて女優陣も素晴らしいが、それ以上に特筆は田村演出の室内の夢幻光。 (けにろん) | [投票(2)] |