「ヒッチコック」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ゴダールの決別(1993/スイス=仏) |
私の思うゴダールらしいゴダール映画。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] | |
映画という、映像と言葉で物語る行為についての新たな冒険。この冒険行を登山に例えるとするならば、ゴダールは未踏の山をあるときは北壁から、別のあるときには南壁から、そして、時には厳冬期を好んで選び昇っていくようなところがある。 [review] (ジェリー) | [投票] | |
意味不明な詩的映像の連続は圧巻。ドパルデューの顔の迫力が生きた。 (ドド) | [投票] | |
異様に美しく、異様に緊張感があり、異様に不穏で、何かが起こりそうな瞬間のみ切り取られている。画面に注視していれば飽きる暇など一切ない。後期ゴダールの傑作。照明の圧倒的な素晴らしさ。 (赤い戦車) | [投票] | |
入れ子細工の中身に関して訴求するものを持たぬが側の調査員絡みはゴダール作品中稀有なケレン。レマン湖畔で奥のフェリーを追っての移動撮影は空気の透明度も相まり天上界の風景めいてる。調査の顛末の停滞感と不如意な様はロメールのようでもある。 (けにろん) | [投票(1)] |