★3 | 良くも悪くも、いかにも成瀬といった作品。登場人物の人間関係がいまいち分かりにくい。 (Yasu) | [投票] |
★3 | 成瀬監督作品では珍しい開放的な出来。戸外撮影とカラー描写でこんなに違って見えるとは。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | 誰と誰が親子で誰と誰が兄弟姉妹なのか、人間関係というより年齢関係が腑に落ちなかった。 [review] (G31) | [投票(2)] |
★3 | 農業残酷物語。でもないか。この人間関係を把握しきる脳髄メモリを私は持たないのだが、鮮やかな人物の出し入れのためによく分からぬままながらあれよあれよと見せられてしまう。中村鴈治郎と杉村春子が顔を合わせるとなぜか妙に穏やかなシーンになるのは『浮草』と同様。斎藤一郎はここでもやりすぎ疑惑。 (3819695) | [投票] |
★4 | ニュープリントで鑑賞。色彩が感じさせる四季と年月の移ろい。しかしながらこれはもう断然中村鴈治郎を見て愉しむ映画である。彼に注がれる家族の眼差しをなぞって鑑賞する映画だ。複雑な人物関係を把握するのに時間を要するのと、ライティングが過渡期的であることを除けば、他は問題が無い。 [review] (町田) | [投票(2)] |
★3 | 様々な悲喜交々があったが結局それでも時は流れていき我々も生きていくしかないという諦観で『流れる』と同工異曲。ただ田中澄江的情念は橋本忍の無骨な構築力では代替不可だし東宝専属役者だけでは矢張り駒不足感が否めない。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | 「姑と息子をかかえる戦争未亡人の農婦」と「元地主の娘で女学校卒のインテリ婦人」。確かに、この振幅を演じるのは至難ではある。八重は前者のなかに後者が漂う女であるべきなのだが、淡島千景は終始後者なのに前者の境遇の女であった。混乱する悲哀と希望。 (ぽんしゅう) | [投票] |