★5 | 映像設定の技術面に舌を巻いた。ドキュメンタリーとドラマを上手く交差させ、されげない物腰感が人物心情を綺麗に浮き上がらせる。事件当事者を起用する演出も、不快感を与えるしつこさが無い。キアロスタミの映画に賭ける熱情は素晴らしく心憎い。 (かっきー) | [投票] |
★4 | たぶん偶然なのだろうけど、キアロスタミはすごいネタを拾ったものだ。ヤラセ満載なのに、それでもなんと映画的な作品になっていることか。[パルテノン多摩小ホール] [review] (Yasu) | [投票(1)] |
★5 | ああサブジアン! [review] (tomcot) | [投票] |
★4 | 実録とドラマの境目がわからん…うまい…。食い入るように彼の独白に聞き入ってしまった。特別扱いなのかわかりませんが、イランの裁判って結構オープンというか自由な雰囲気なんですね?人間味があっていい感じ。 (埴猪口) | [投票] |
★5 | 最強。こんな映画はアメリカにも日本にもフランスにも世界のどこにも存在しないということが、検閲の厳しさで知られるイラン映画の逆説的な自由と豊かさを示している。あるいはそれはイラン映画がどうこうではなく、キアロスタミの規格外の天才を証明するだけのものかもしれないが。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★4 | こういう映画の描き方もあるのかと驚きだった。サブジアンの逮捕劇を内・外で繰り返した時の人物の出し入れなんて本当に見事。裁判場面は遠く『裁かるるジャンヌ』を想起した。なんと厳格なクローズ・アップ。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | どこでもある坂道、空きカンがコロコロと音を立てて転がる。ずーと転がる。まだ転がる。まだまだ転がる。この「まなざし」が「映画」だと思います。 (ina) | [投票(5)] |