コメンテータ
ランキング
HELP

モモ★ラッチさんのあらすじ: 投票数順

★5裏窓(1954/米)足を骨折したカメラマンが経験する恐怖と疑惑の4日間。骨折して以来窓から向かいのアパートを覗き見することで退屈を紛らわせているカメラマンのジェフ(ジェイムズ・スチュアート)にはステラ(グレイス・ケリー)という名のモデルをしている恋人がいた。彼女は結婚して落ち着いて欲しいと考えているが、彼の方は価値観の違いを理由に、現状維持に固執して平行線をたどっている。ある夜、向かいのアパートに住んでいる病弱の妻を持った男(レイモンド・バー)が雨の中を数回、トランクを持って外出する光景を目撃したジェフは、尚も、その翌朝の彼の不審な行動を目撃するにつれ、ある疑惑を抱き始める…ヒッチがどこにいたかお分かりにならなかった方へ→ [more][投票(9)]
★5恐怖の報酬(1952/仏)ベネズエラのラス・ピエドラス。最果ての地でハゲタカや毒蜘蛛と暮らす職にあぶれた男たち。その中の一人マリオ(イヴ・モンタン)と酒場の看板娘リンダ(ヴェラ・クルーゾー)は恋人同士だ。そんな地の果てに今日も一人の男が流れ着く。その男の名はジョー(シャルル・ヴァネル)。本国フランスを追われた身だ。マリオとは同じフランス人ということで意気投合する。今の生活から脱出したくとも金がない。そんな折、500キロ先の油田で火事が発生。それを鎮火するためニトログリセリンを使用することが決まり、トラック二台にそれを積んで運搬するための運転手が四人選ばれた。少しの衝撃でも爆発するその恐怖と引き換えの報酬は2000ドル。一台にはマリオとジョー、もう一台にはビンバとルイジが乗り込む。行く手には想像を絶する危険が待ち構えていた… [more][投票(7)]
★4暗くなるまで待って(1967/米)冒頭、初老の男性が人形の体を引き裂いてその中に麻薬を押し込む。それを受け取ったリサは空港で危険を察知し、そこで知り合ったサムに人形を預ける。ところ変わって下町。リサの仕事仲間トールマン(リチャード・クレンナ)とカーリノが待ち合わせ場所にやって来るが何かがおかしい。そこは彼女の家ではなく、サムの家であるばかりか、リサの死体をも発見してしまう。そこへロート(アラン・アーキン)と名乗る男が現れ麻薬を探す手伝いをしろと持ちかけてくる。リサを殺ったのも彼らしい。報酬は一人二千。二人はしぶしぶ応じるがそこへサムの妻スージー(オードリー・ヘプバーン)が戻ってくる。彼女はどうやら盲目のようだ。三人はそれを利用して麻薬のありかを探り出そうと彼女に近づく。窮地に陥った彼女にとって唯一の武器は暗闇だけだった… [more][投票(6)]
★5サイコ(1960/米)アリゾナ州フェニックス。不動産屋に勤めるOLマリオン(ジャネット・リー)は恋人のサム(ジョン・ギャビン)と昼休みを利用した情事の余韻に浸っていた。二人は結婚を誓い合ってはいたが、金銭的な問題があって実現出来ないでいる。彼女が事務所に戻ると、そこに社長が取引相手を連れて帰ってくる。4万ドルの取引が成立したのだ。社長にその現金を銀行に預けるように言われたマリオンはしかし、恋人と一緒になるためにそのお金を横領してしまう。そして彼の住むカルフォルニアへと車を走らせる。その途中疲労から車内で仮眠をしたために警官に尋問を受け慌てながらも何とかその場を濁したマリオンはやがて社会と隔絶したかのごとくポツンと聳え立つベイツ・モーテルを見つけ、そこに一泊することにする。そこには年老いた母親と二人暮しの若い管理人ノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)がいた… [more][投票(5)]
★4浮き雲(1996/フィンランド)イロナ(カティ・オウティネン)は名門レストランの給仕長。夫のラウリ(カリ・ヴァーナネン)は市電の運転手。ささやかな幸せの中に生きがいを見出した生活を送っていたふたりが、ある日突然職を失う。イロナは大手レストラン・チェーンの乗っ取りにあい解雇、ラウリはリストラに。二人は仕事を探すが、なかなかうまくいかない。それでも支えあい、信じあう二人…夫婦が同時に職を失ってしまったという究極の不幸の中で、あくまで互いを信頼しあう究極の夫婦の姿をロー・テンション、ことば・表情少なに描いたアキ・カウリスマキ監督作品。 [more][投票(5)]
★5道(1954/伊)粗野で乱暴な大道芸人のザンパノ(アンソニー・クイン)と彼に拾われた知恵遅れの女性ジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ)。二人は共に巡業回りをするが、ザンパノはジェルソミーナに対して事あるごとに粗暴な振る舞いをする。それでもザンパノから離れられないジェルソミーナ。あるときジェルソミーナはサーカス団の芸人マットに出会い初めて自らの存在意義に気づくが…     [more][投票(5)]
★4マーラー(1974/英)オーストリア出身で後期ロマン派を代表する作曲家であり指揮者としても知られる存在であったグスタフ・マーラー(1860〜1911)の激烈な半生を『リストマニア』のケン・ラッセルが描く。『ベニスに死す』で使われた恋人アルマ(のちの妻)へ捧げられた音楽のラブレター「アダージェット」をはじめマーラーの音楽で埋め尽くされた自由な解釈による伝記映画。1911年、故郷ウィーンに向かう列車の中で妻のアルマとコンパートメントに座るマーラーに子供時代から今に至るまでの様々な記憶や思い出が脳裏をよぎるのであった…[投票(4)]
★4鳥(1963/米)サンフランシスコ。大新聞社の社長令嬢でわがまま放題に育ったメラニー(ティッピ・ヘドレン)は小鳥店で弁護士のミッチ(ロッド・テイラー)と出会う。日頃の言動をからかわれたメラニーはそのお返しとしてインコを送ろうと住所を突き止めるが彼は週末を母親と過ごすためにボデガ湾に帰っていた。それであきらめるには彼女には好奇心と暇がありすぎた。早速車を走らせるメラニー。目的地に到着してモーター・ボートに乗り換えたメラニーに一羽のカモメがあたかも狙ったかの如く彼女の額をくちばしでつついた。彼女は驚愕するが、それはこれから待ち受ける更なる恐怖の幕開けでしかなかった…ヒッチがどこにいたかお分かりにならなかった方へ→ [more][投票(4)]
★5名探偵登場(1976/米)謎の人物ライオネル・トウェイン<Lionel(=Lionには人気作家の意も)Twain(=Two)>(『ティファニーで朝食を』の原作者トルーマン・カポーティ)に招待された5人の名探偵。そこには盲目の執事(アレック・ギネス)、耳の聞こえないコック(ナンシー・ウォーカー)などがおり、異様な雰囲気に包まれていた。トウェイン氏は、今夜12時丁度この屋敷で誰かが殺されるので、犯人を当ててみろと5人に挑戦して来た。そして問題の12時。しかし殺されたのはトウェイン氏自身だった!5人の探偵すべて小説の探偵のパロディというまさしく「名探偵」登場!あなたにこの謎が解けるか?! [more][投票(4)]
★4サイコ2(1983/米)世界を震撼させた『サイコ』が誕生してから23年、ついに続編が作られた!以下は一応『サイコ』のネタバレを含みます。 [more][投票(3)]
★4ヤング・フランケンシュタイン(1975/米)フランケンシュタインと呼ばれることを極度に嫌がるフロンコンスティン博士(ジーン・ワイルダー)は死人に生命を吹き込んだ祖父の考えを徹底的に否定していた。そんな彼が遺言を受けトランシルバニアのお城に赴き、そこの地下室で祖父の日記帳を見つけたことから、彼と同じ実験をする決心をし、肉体と脳を盗み出す。しかし、思わぬ手違いからとてつもない怪物(ピーター・ボイル)が生まれてしまう…メル・ブルックスジーン・ワイルダーによるこれぞフランケンシュタイン映画の正統派パロディ。モノクロ。105分。[投票(3)]
★4めまい(1958/米)犯人を追跡中仲間を死なせてしまって以来高所恐怖症に陥り仕事も辞めてしまった元警官のスコティ(ジェイムズ・スチュアート)は自宅で療養している。ガールフレンドのミッジはそんな彼の心の支えだ。ある日学生時代の友人エルスターに呼ばれ、妻マデリーン(キム・ノヴァク)を尾行してくれないかと頼まれる。彼女は時々放心状態に陥りふらりとどこかに出かけてしまうのだが最近それが特にひどい。エルスターによるとその原因は死んだ者にあり、死人が妻に取り付くと言うのだ。スコティはその話を本気にはしなかったものの、興味本位で引き受けることにした。翌日から早速尾行を開始するスコティ。ある日、突然海へ身を投げてしまうマデリンをスコティが救う。これがきっかけで2人は恋に落ちるが…ヒッチがどこにいたかお分かりにならなかった方へ→ [more][投票(3)]
★410番街の殺人(1971/英)<「これは実話であり、会話は実話に基づいて作られた」>実在した連続猟奇殺人鬼、ジョン・クリスティを描いたスリラー。 [more][投票(3)]
★4甘い生活(1960/伊=仏)冒頭、ヘリコプターから吊り下げられたキリストの像(教会側が上映中止を叫んだのはこのためか)。マルチェロ(マルチェロ・マストロヤンニ)はゴシップ記事専門の記者。作家の夢破れ、今では自堕落な生活に浸っている。ある時はクラブで出会った金持ちの娘(アヌーク・エーメ)と一夜を過ごし、またある時はアメリカからやってきた女優(アニタ・エクバーグ)と意気投合し一夜の宴に興じる。その一方、同棲中の恋人に自殺未遂を起こされる。何事にも中途半端な彼にとって唯一の支えが友人のスタイナー。マルチェロから見れば穏やかで幸福そうな生活をしているように見えたのだが… [more][投票(3)]
★5カビリアの夜(1957/伊)バッグを奪われ川に突き落とされる女。彼女の名はカビリア(ジュリエッタ・マシーナ)。娼婦。騙されたことも分からず、捨てた男を追いかける。有名映画スターに拾われてもその場限りの慰みものでしかない。そんな、人を信じることしか知らない一途な彼女は、悲しいときにも踊り続ける。だが、仲間たちとその日暮を続けている一方で、今の生活から抜け出したいという気持ちも抱いている。ある夜、ふらりと入った見せ物小屋で奇術の実験台にされた帰り道、カビリアはある男に声をかけられる… [more][投票(3)]
★5逃走迷路(1942/米)航空機工場で火事が起き、男が焼死。警察は破壊工作員による放火殺人として捜査を開始し、焼死した男の友人ケイン(ロバート・カミングス)に容疑をかける。身に覚えのないケインは、警察の手から逃れ、ある盲目の男性のところへ逃げ込む。彼はそこで知り合ったパット(プリシラ・レイン)とともに、身の潔白を晴らすため、逃走迷路に飛び込む…ヒッチがどこにいたかお分かりにならなかった方へ→ [more][投票(3)]
★4キング・オブ・コメディ(1983/米)コメディアン志望のルパート・パンプキン(ロバート・デ・ニーロ)は、自分には才能があると思い込み、きっかけさえ掴めばスターになれる、そんな日が来ることを信じて疑わない。彼は、公演を終えた人気コメディアン、ジェリー(ジェリー・ルイス)が乗ったタクシーに乗り込み、延々と自己アピールをする。内心うんざりしていたジェリーは、その場を取り繕うために軽い気持ちで、明日オフィスに電話してくれと言うがもちろん本心ではない。そんなことは夢にも思わないパンプキンは「時は来た」と妄想を膨らませるばかりで、冷たくあしらわれても自分に都合の良く解釈することしかしない。ある日、招待されてもいないのにされた気になって彼の別荘に遊びに行ったパンプキンに対して、ジェリーが「迷惑だ!」と言い放つ。現実を知ったパンプキンの中で、彼を支えていた何かが、音を立てて崩れ落ちた。 [more][投票(2)]
★4ハチ公物語(1987/日)大正十二年十二月。秋田県大館市。大雪の中、一匹の秋田犬が生まれた。名もなきその犬はやがて大学教授の家に引き取られ、ハチと名づけられた。飼い主となったその先生はハチを心から愛した。それはハチも知っていた。いつからか先生を駅まで送り迎えに行くことがハチの日課となったいった。ハチはたくさんの愛情を受けてすくすくと成長していった。それは、幸福の日々だった。 [more][投票(2)]
★5ハムレット(1948/英)ところはデンマーク。王子ハムレット(ローレンス・オリビエ)は父の死後極度の鬱状態にあった。母がその直後父の弟クローディアスと結婚したことに我慢ならないのだ。城では折りしも見張り番のものが父に姿かたちのそっくりな亡霊を見たという。興味を抱いたハムレットが見張りに立つとその亡霊が現れ言うことには、案の定クローディアスに毒殺されたというのだ。復讐心からその証拠をつかもうと狂気を装ったハムレットは一方で重臣ポローニヤスの娘オフィーリア(ジーン・シモンズ)に対する想いも心に秘めていた… [more][投票(2)]
★3クリスタル殺人事件(1980/英)ミステリの女王、アガサ・クリスティがポワロと共に世に送り出した探偵好きな老婦人ミス・ジェーン・マープルが活躍するミステリ。ミス・マープル(アンジェラ・ランズベリー)の住むロンドン郊外セント・メアリー・ミードでは今、村中が興奮の坩堝にある。映画の撮影のために往年の大スター、マリーナ(エリザベス・テイラー)が彼女の夫で映画監督のジェイソン(ロック・ハドソン)とともにやってくるのだ。一足遅れて製作者マーティ(トニー・カーティス)と共演女優でライバルのローラ(キム・ノヴァク)も到着し町中あげての歓迎パーティの最中、婦人会の一員ヘザー・バブコックが毒殺される。犯人はいったい誰か?彼女には殺される理由などない。ミス・マープルの好奇心に火がつく…EMI製作によるアガサ・クリスティ映画の第三弾。原作は「鏡は横にひび割れて」。[投票(2)]