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ピロちゃんきゅ〜さんのお気に入りあらすじ(1/2)

亡国のイージス(2005/日)★3 [ネタバレ?(Y2:N3)] 国防の楯となる海上自衛隊イージス艦のいそかぜへ某国の策謀により、毒ガス兵器”グッソー”が持ち込まれた。これの使用を防ぐために、日本の秘密諜報組織ダイスは工作員を乗船させるものの、いそかぜは自衛隊の意思を離れ、東京は未曾有の危機に直面する。守るべき国の形を見失った亡国の楯(イージス)が日本の現状を憂い、自衛隊の有り方を問う、新進作家福井晴敏氏の3つ目の映画化作。 映画を楽しむための原作からの補完解説→ [more] (アルシュ)[投票(16)]
ハウルの動く城(2004/日)★4 戦争の足音が忍び寄る荒れ地の裾野に広がる街。父の遺した帽子屋を切り盛りする18歳のソフィー(倍賞千恵子)は、荒地の魔女(美輪明宏)に呪いの魔法をかけられ90歳の老婆の姿に変えられてしまう。そんな彼女の前に現れたのは4本足の「動く城」だった。そこに住む魔法使いのハウル(木村拓哉)は、その悪名の高さとは裏腹に優しくそして気の弱い美青年。ソフィーはそんな彼と弟子のマルクル、火の悪魔カルシファーたちと共に奇妙な共同生活を始める。宮崎駿・スタジオジブリ新作/ベネチア映画祭でオゼッラ(技術貢献)賞受賞/119分 [more] は原作を読み解いての映画における不明点の解析。 [more] (アルシュ)[投票(12)]
あの、夏の日・とんでろじいちゃん(1999/日)★3 その話は家族会議でアッと言う間に決まった。尾道のおじいちゃん(小林桂樹)がボケ始めたらしい。そこで5年生の由太(厚木拓郎)が夏休みの間、一人で様子を見に行くことになったのだ。おばあちゃん(菅井きん)の話だと、お祖父ちゃんの突飛な行動で町は大騒ぎだったらしい。確かに様子はちょっと変な気もするが、でも廻りのほうがおかしいような気も・・・。そんなことより一番驚いたのは、おじいちゃんが空を飛べることだ!「マキマキマキマキ巻きましょう。マキマキ巻いたら夢の中」の呪文で向かいの島にもひとっ飛びなのだ!大林宣彦の「新・尾道三部作」。原作は「転校生」、「さびしんぼう」の山中恒(123分) (ぽんしゅう)[投票(1)]
北京原人 Who are you?(1997/日)★1 戦時中に消えうせた北京原人の骨。その骨があの丹波哲郎の手に渡れば、タダで済む訳が無い!原人の細胞復活実験の為に、緒形直人片岡礼子達が宇宙に打ち上げられた。(何故に宇宙か?まあ、いいじゃない・・・。) 実験は成功したが、トラブルが発生し細胞の入ったポットが地球に落下。落ちたとみられる無人島を探索した結果、北京原人夫婦とその子供を発見!(3人も出来たの?まあ、いいじゃない・・・。) 警戒する北京原人に近付くために緒形君と片岡君が思いついた手段。「服を脱げばいいんだ!」二人揃ってパンツ一丁に・・・って、いい加減にしろよ!!あらすじ書いててフォローしきれねえよ!!(まだまだ序盤) [more] (AONI)[投票(13)]
008 皇帝ミッション(1996/香港)★5 零零発(シンチー)は皇帝の警護をする秘密ガードマン。他のメンバーはカンフーや武術の達人であるのに、彼の得意技は「パンダ式でんぐり返り」と「発明」しかない、オチこぼれ。ある夜、勝手に紫禁城の屋根の上で試合をしていた伝説の剣豪たちを取り押さえたことから、彼の運命は大きく変わって行くのだった!剣豪達は「変わりにカンフーの秘伝書をあげるから見逃せ」と古文書をくれた。コレにはどうやら「天女のように空を飛ぶ秘伝の技」が書かれているらしい。さあコレで皇帝の警護に大活躍!?と思った途端、零零発はクビを言い渡されて婦人科の医者として野に下る。とりあえず、彼の味方は愛妻のカリーン(ラウ)だけであった・・・ [more] (ボイス母)[投票(2)]
少林サッカー(2001/香港)★4 シン(シンチー)は少林拳を極めた男。今はクズ屋お払いの仕事に身をやつしてはいるが、「少林拳が世間に広まれば、もっと世の中は住みやすく便利になるはずなのに」と一人、熱く理想に燃えていた。だって、少林拳を使えば、道にバナナが落ちていようと滑り転けるコトはなく、難しい縦列駐車だって思いのママ!なのだから。シンの熱い思いは通行人をも動かして、路上で群舞をしてしまうほどの威力!そこでとりあえず、「世間に少林拳を広めるため」にシンガーとなって兄弟子とショー・パブに出演することに。「唄って踊って演舞する」少林拳。世間の反応やイカに!?(で、サッカーは?) (ボイス母)[投票(7)]
食神(1996/香港)★5 周は「食神」の名を授かる天才料理人アル。。が、実はあの手この手で創った虚像だったアルねエ。そんな周のところへ、弟子入りを志願してきたトンや悪うい社長によって罠にはめらたネ。それは、仕方ないことアルよ。しかし、周は屋台の女、カレンと出会うネ。そこで、彼女を助けるうちに、真の料理人として目覚めるヨウ。おそいヨ。そして苦しい修行の旅に出た周は、宿命のトンとの対決することになるネ。まっ「香港お笑い系どっちの料理ショウアクション映画」みたいな。アルよ。 (ALPACA)[投票(6)]
ウェインズ・ワールド(1992/米)★4 ハロー、ウェイン。ハロー、ガース。♪ウェインズワールド、ウェインズワールド、ソー・エックセレーンット♪今日も親と同居、全然自活できないダメ男二人組が、自宅地下室から自主制作のケーブルテレビでお送りするロック好きのためのスペッシャル・プログラム!番組スタッフもナイスな奴らバッカだし。放送終了後は今夜もクィーンの『ボヘミアン・ラプソディ』に合わせてヘッドバンキングで町に繰り出すぞ!!おぉ、スーパーベイブ(シュィイ〜〜ン)がいるじゃんか。広東語で話しかけてみっか、おぉ、振り向いてくれた!?え?俺達の番組をメジャーで放映したいってオファーが来たぜ。こりゃあ俺達、ついに運が向いてきたかー!? [more] (ボイス母)[投票(8)]
CUBE(1997/カナダ)★5 「どこなのココ」 「・・・知らない」 「何だこの空間は何で僕達はこんな所に居るの?」 「・・・さぁ」 「ん?みんな 何でココに居るのか分らないの?」 「うん。」 「とりあえず、そこにドアが有るから行ってみようよ!」 ・・・・・ 「げ!同じ様な部屋だよ!」 ===グイーン===シャキン!!! 「あ!!」 「あ!!!」 「トラップだ !!!」 ・・・・・ 「危険だ!」 「こっちは大丈夫みたいだ!」 「何か法則が有るの!?」 「でも、また、同じ様な部屋だぜ!」 「先に進めば出口が有るわよ!」 「どうするの?どうやって出るの!?何で私がココに居るのよ〜!!」 (1/2(Nibunnnoiti)[投票(8)]
女は二度生まれる(1961/日)★5 アタシィ?うふ、九段の芸者「こえん」ですぅ。よろしくお願いしまぁす♪(三つ指ついてペコリ)いやぁね、「ミズテン芸者」なんて。誰とでもこんな事すると思うの?失礼ね、芸がない芸者で踊れるのは「ドドンパ」だけだなんてー。コレは「自由恋愛」なの。その時その時、お客様に心を込めて尽くしてますの。ナンテ言うのかしら〜?アタシ、寂しくなるとウズウズ来ちゃうから、つまみ食いもしちゃうけど、ソコはほら、「情に厚い」って言うの?違うの、そんなんじゃないの。はいはい、この世は全て「男と女のラブゲーム」ですわね。そうそう。パパさんの言・う・と・お・り♪ビール戴いてもよろしい?明かりも消してよろしいかしらぁ? [more] (ボイス母)[投票(5)]
サルサ!(2000/仏=スペイン)★4 オレはレミ(バンサン・ルクール)、サルサに全ての情熱を注ぐ男──ピアニストとしての将来を捨ててパリに出てきた、が──何!客の目当ては白人のサルサプレイヤーでなく、本場のキューバ人なのか!ショック!──まずはかつてのサルサ界のドン、バレートに弟子入りだ──日サロに通いまくってキューバ人の肌に近づくぞ!──それっぽく「モンゴ」と名乗ることにして、身も心もクバーノだ!──ん?オレがサルサ教室で教えてるナタリー(クリスティアンヌ・グウ)って子、マジイケてる!アタックするしかねーぜ!──だが彼女はオレをキューバ人と信じ込んでるし、実は生粋のフランス人だとバレたらやはりフラれるよなぁ──アア、どうしよう──[100分/カラー/ヴィスタ] (Yasu)[投票(5)]
エレヴェイテッド(1997/カナダ)★4 高層ビルのエレベーター。一人のおばちゃんが乗り込んだ。後ろにゃ鼻息きついおっさん。ヤダわこのヒトなんなのさ。そんな不安はまだ序曲。途中の階で乗り込んだ、血まみれ男の主張する、世にも奇妙な警告に、おばちゃん背筋が凍りつく。『CUBE』を観たらソノ後に、ビデオのケツに入ってる、こいつを忘れずご覧あれ。 (はしぼそがらす)[投票(5)]
ショコラ(2000/米)★2 フランスの片田舎。カソリックの因習にがんじがらめに縛り付けられている小さな村に、北風に乗ってやって来た、赤ずきん姿の母娘連れ。「美食は罪」「快楽は罪」をモットーとして暮らす人々の中で、母娘はチョコレート専門店を開店する。カカオを豆から石臼でひき、煎れたホット・チョコレイトにチリペッパーをパラリ、ホイップした生クリームをひとすくい浮かべて、さあ召し上がれ。その味を口にした者は言い知れぬ幸福感を味わい、彼女が作ったチョコレートを食べたら、ついつい夫婦の回春薬にまでなる始末。数少ないお客との友情を育みながら、彼女は村人の迫害にもめげず、徐々に村に根を下ろし始める。そんなある日、村の川を下って「流れ者」の一族が船を連ねてやって来た。村人達は「流れ者は不謹慎だ」と村から締め出しにかかる・・・・ (ボイス母)[投票(5)]
刺青(1966/日)★4 質屋の跡取りワガママ娘(若尾)が手代(腰抜け&ノミの心臓)と、手に手を取って芝居の道行き気分で駆け落ちする。「だって、イヤな相手と見合いさせられて結婚させられそうなんだもーん。それに隠れてコソコソやるHはアタイの趣味じゃないわよ!」ナンテ言いながら。逃げて匿われた先は船宿の親分の家。「アッシが良いように大旦那には話をつけてやりますから、ゆっくり二人で遊んでっておくんなさいよ」という親分の弁を真に受けて、若い二人は愛欲に溺れる。その隙に親分は娘の両親に「娘の捜索」を申し出て金をせしめ、手代は始末して、娘は芸者に売り飛ばす算段をチャッチャとつけてしまう。芸者から足抜けできない体にするための儀式として、娘の背中に江戸一番の彫り師の手による「女郎蜘蛛」の絵柄が刻み込まれる。愛する男とも引き裂かれた娘は、全ての男に復讐するために、自身を女郎蜘蛛に例えて、せっせと男食いに精を出すのだった。 [more] (ボイス母)[投票(6)]
サテリコン(1970/伊)★1 詩人ペトロニウスが書いた西洋最古の小説「サテュリコン」を基にした作られた『甘い生活』につづくローマ三部作の二本目。未だ神話の神々が生き、暴君ネロが君臨するローマの享楽的に生きる人々を描く/金髪青年エンコルピオは、親友アシルトに美少年ジトーネを連れて行かれてしまう。ジトーネを戻すために訪れたローマの酒池肉林。鞭打ち。少年狩り。勇者と決闘。美女を賭ける。性的不能。妖術僧。無常な死/という通した全体の物語はあるのだが捉え難い。断片的な幾つもの細かなエピソード自体を堪能できればいいかのような構成。そして、これがフェリーニ映画であるという宣言映画。 (ALPACA)[投票(4)]
曽根崎心中(1978/日)★5 原作は言わずと知れた近松門左衛門作の古典浄瑠璃。 コンナ思いっきり有名でなおかつ、「タイトルからしてネタバレ」な話をイカにしてマエストロ・増村は料理してくれるのか?「タダの馬鹿で向こう見ずな若者の話」?ノンノン。なんとマエストロは我々の前に、「潔い愛」として提示して見せてくれる。多少のオーバーな感情表現や暴力描写は、「監督の熱い血潮」のタマモノだ!途中で、「コンナ調子でこの映画は大丈夫なのか!?」なんて心配はご無用。二人のツッパリはやがて美しい至高の愛へと昇華され、永遠に光り輝く一対の宝石へと窯変(ようへん)されてゆくのだ!この過程に瞠目せよ!!心の内を一言一句残らず鮮明に発声し、内心を全てさらけ出して吐露する人々を見よ!! (ボイス母)[投票(6)]
ギリーは首ったけ(2001/米)★5 ギリーは動物保護協会に勤める男。 自分が親に捨てられた過去のせいか?なかなか結婚に踏み切れない。 その彼の前に現れたのが美容師のジョー。彼女の美貌にゾッコン一目惚れしたギリーはジョーに髪を切って貰いに店に行く。しかし、ジョーはスコブル付きの腕が悪い美容師。ついついギリーの耳の上半分をカットばさみでチョン切ってしまう! そんな出会い方だったが、ジョーはギリーの心の優しさにほだされて、いつしかジョーを愛し始める。愛し合う二人。 しかし、二人にはトンデモナイ過酷な運命が!ナント、ジョーとギリーは生き別れた「実の姉弟」であったのだ・・・!この運命の前に二人の愛は引き裂かれるのか!?ナンダ、イキナリ現れた両●のないジミヘンみたいな男は!?「パンケーキ」男の謎。「世界一の番犬」の実力はいかに?? 美しいオレゴンの大自然を背景に、ズッコケ&謀略渦巻く愛憎の物語が展開する!!(ホントだってば) (ボイス母)[投票(6)]
黒猫・白猫(1998/独=仏=ユーゴスラビア)★5 ドナウ川のほとりに暮らす自称天才ギャンブラーのオヤジと純真でじいちゃん孝行なムスコを中心に、ギャング・マフィア・テキヤ・死人・アヒル・ブタ・ヤギ・切り株・ボットン式トイレたちが織りなす、愛とお金と犯罪と音楽と歌と踊り、そして笑いと勇気のぐるぐる絵巻。黒猫が画面を横切れば不吉のしるし、白猫が画面を横切れば幸せがやってくる。2匹揃えばナニが起こる!?・・・エミール・クストリッツァの引退宣言後第1作。主演数人を除き、出演者はほとんどが素人のロマ人(ジプシー)で、彼らは台詞を覚えられず、台本はあってないようなものだったという。とくに主役級のじじい二人は「台詞を覚えて、それを喋る」ことを理解しているかどうかも怪しく、絶対台詞を覚えない。キレた監督が「次に違うこと言ったら殺す!」と叫んだところ、じいさんたちは「わしも1カ月ぐらい前からそうして欲しいと思ってた」と返したとか。 (はしぼそがらす)[投票(28)]
ベルベット・ゴールドマイン(1998/英=米)★5 伝説のエメラルドのブローチ。ソレを持つモノは男でありながら、男を愛し、芸術に変革と新風を起こす宿命を背負う事になっているのだ。最初に手にしたのはオスカー・ワイルド。宇宙人がそのブローチと共に捨てて(置いて?)いった赤ん坊は成長し、男ながらに男を愛し、文学界に革命を起こす。そして、月日は流れて1970年代。そのブローチは美しき男たちの間を渡り歩き、ロックの世界へ流れ着く。折しも時代はフリー・セックスの時代に突入。街は自由な性を謳歌する若者で溢れていた。エイズを知らぬ世代は無邪気に愛し合い、傷つけ合って暮らしていた。そんなロックの世界にあこがれる一ロックファンの青年の、自立と同性愛への目覚め、ひりつくようなロックへの憧れや幻滅などを通して、監督自身の「ゲイ資質」も炸裂。男が男を愛し、「抱かれたい」と思う経緯がなんとなく理解できる、純粋な「ファン映画」と言えるのではナイカ?(違うか?) [more] (ボイス母)[投票(9)]
バトル・ロワイアル(2000/日)★3 神奈川県城山中学3年B組の生徒42人は新世紀教育改革法により、最後の1人になるまで殺し合いを続けるというゲームの対象に選ばれた。離島に隔離された生徒達は任意に渡された武器を手に取り否応なしにゲームに参加させられる。スポーツ万能の七原(藤原竜也)は、負傷した中川(前田亜季)とともに生き残る道を探る。その他の生徒は戦闘の意志をむき出しにして闘う者、隠れる者、仲間を集める者、自殺を図る者、ゲームからの脱出を企てる者と様々。極限状態に追いつめられた時、人を信じる事、生きる事を問いつめた問題作。原作は反社会的な内容から、出版まで紆余曲折だった。 (more)は小説と映画の相違や生徒名簿について [more] (アルシュ)[投票(24)]