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ぽんしゅうさんのあらすじ: 投票数順

★2とべない沈黙(1966/日)ある日、北海道で少年が蝶を捕まえた。しかし、その蝶は北海道には生息しないナガサキアゲハだった。・・・・長崎。一匹の蝶の幼虫が偶然人にくっつき旅をはじめた。萩では旧家の夫人(木村俊恵)と士族の末裔(長門裕之)が、広島では被爆したストリッパー(五月美沙)と青年(蜷川幸雄)が、京都ではコールガールと中年男(小松方正)が・・・幼虫の行き着く先には男と女が引き裂かれ愛を失う物語と蝶の化身のような少女(加賀まりこ)の姿があった。そして幼虫が忍び込んだカバンは大阪から海を渡り香港へと向う。黒木和雄監督デビュー作。(100分/白黒/スタンダード)[投票]
★2借王〈シャッキング〉4(1998/日)億単位の借金を抱えた銀行マン安斉(哀川翔)、刑事の水沼(志賀勝)、クラブのママ怜子(夏樹陽子)が巧妙痛快な手口で大金をせしめるピカレスクコメディ・シリーズ第4弾。水沼は「戸波」の表札が掛かった邸宅を覗き込む怪しい女(西川峰子)を見つけ話を聞いてみると、戸波は阪南証券の幹部で損をした客に悪徳金融を紹介し財産全てを巻き上げる悪どい商売をしており女も被害者だという。早速、水沼は安斉に話を持ち込み怜子を誘って戸波から金を騙し取る作戦を立てる。それには、倒産寸前の会社の協力が必要だと言う安斉に、怜子は新薬開発の経費がかさみつぶれかけている朝内製薬の社長を紹介する。(94分/カラー/ワイド)[投票]
★5赤目四十八瀧心中未遂(2003/日)東京、釜ヶ崎、そして尼崎。人生を捨て自ら堕ちることを選んだ生島〈大西滝次郎〉は、焼き鳥屋の勢子姐さん〈大楠道代〉に臓物をさばき串に指す仕事あてがわれ、路地裏のアパートの四畳半で飼われるように暮らし始める。娼婦達〈沖山秀子絵沢萌子内田春菊〉が隣室で客をとり、不気味な凄みを漂わせる刺青師・彫眉〈内田裕也〉のもとをヤクザが訪れ、服役中の凶暴な兄〈大楽源太〉を持つ謎の女・綾〈寺島しのぶ〉が暮らす街。その住人たちは、部屋にこもり来る日も来る日も臓物に手を汚し作業に没頭する生島を、無関心を装いながら実はじっと見ていた。車谷長吉直木賞作品の映画化。〈159分/ワイド) [more][投票]
★3借王〈シャッキング〉3(1998/日)億単位の借金を抱えた銀行マン安斉(哀川翔)、刑事の水沼(志賀勝)、クラブのママ怜子(夏樹陽子)が巧妙痛快な手口で大金をせしめるピカレスクコメディ・シリーズ第3弾。水沼は怜子を誘って廃棄物処理場の建設反対運動にあっているミヤノ建設から和解金をせしめようと訪ねるが怜子は対応に出た建設課長伏見(新藤栄作)に見覚えがあるらしく、顔をあわせたとたん逃げるようにその場を立ち去ってしまい、水沼も大物総会屋の堂島銀太郎(萩原流行)に軽くあしらわれてしまう。一方、ひかり銀行大阪中央支店次長の安斉は、同期入行で本店勤務の親友佐古が総会屋対策を命ぜられた末に自殺したことを知る。(95分/ワイド)[投票]
★3借王〈シャッキング〉2(1997/日)億単位の借金を抱えた銀行マン安斉(哀川翔)、刑事の水沼(志賀勝)、クラブのママ怜子(夏樹陽子)が巧妙痛快な手口で大金をせしめるピカレスクコメディ・シリーズ第2弾。代議士の吉川清太郎(下元勉)の選挙に絡んむ不信な金の動きをつかんだ水沼は、ひかり銀行の安斉を訪ねそれが3億円の不正融資であることを突き止めた。一方、吉川の第一秘書榊(中野秀雄)は、第二秘書の三上(中村繁之)と吉川の息子春樹(柳ユーレイ)からこの3億円横領の罪をきせられ命を狙われていた。そこで安斉は、仲間の玲子と榊を含めた4人で三上が経理番を務める水沼建設から10億円を奪い取る計画を立てる。(87分/ワイド)[投票]
★3団地妻 昼下りの情事(1971/日)団地の朝。今日も夫を送り出した後の妻たちだけの秘密の時間が始まろうとしていた。平凡に暮らす律子(白川和子)だが、夫(浜口竜哉)との関係は満たされていない。高価な宝石や衣装を身にまとう隣室の陽子(南条マキ)は、海外出張中の夫の目を盗み団地妻たちに売春の仲介をしているらしい。そんなある日の午後、律子の家の電話が鳴る。夫の友人でプレイボーイで名をはせる桐村(関戸純方)であった。巧みで刺激的な桐村の言葉に誘い出された律子は、二人でホテルに向かった。その様子を物かげから、そっとうかがう陽子がいた。日活ロマンポルノ第一作。(64分/カラー/ワイド)[投票]
★4黒薔薇昇天(1975/日)大島渚と今村昌平を敬愛し芸術の高みを目指すブルーフィルム監督、十三(岸田森)はカメラマンの安さん(高橋明)と照明係の石やん(庄司三郎)を引き連れてロケの真っ最中。複雑怪奇な体位で、からみも絶頂に差しかかった。と、そのとき女優のメイ子(芹明香)が「私、赤ちゃんできてん!胎教に悪いからもうやめる!」と高らかに宣言。あえなく撮影は中止に。そこで十三は、エロテープの盗み録り中に偶然知った歯医者との密会をネタに、患者の幾代(谷ナオミ)をブルーフィルムに出演させようと、彼女に近づき画策し始めた。原作は藤本義一の「浪花色事師/ブルータス・ぶるーす」。日活ロマンポルノ(72分/カラー/ワイド)[投票]
★3木枯し紋次郎(1972/日)紋次郎(菅原文太)は、旅の途中知り合った左平次(小池朝雄)一家に身をよせ、左平次の幼なじみお夕(江波杏子)と出会いもてなしを受ける。そんな時、左平次がお夕を襲おうとした町の十手を預かる千松を斬ってしまう。病身の母をかかえる左平次の身代わりに、紋次郎は千松殺しの罪を引き受け流人として三宅島へ送られ、紋次郎を慕っていたお夕も傷心のあまり海に身を投げる。過酷な島の生活の中、紋次郎は死んだお夕と同じ名の身重の女郎(江波杏子(二役))と出会う。そして、流人仲間の清五郎(伊吹吾郎)からは島を脱出しようと誘われる。72年放映の人気テレビ番組映画化第1作。(91分/カラー/ワイド)[投票]
★2時には娼婦のように(1978/日)歳の離れた元モデルの妻マコ(鹿沼えり)を得て幸福そうに見える良介(なかにし礼)だが、心の底に不安と悔いを抱えていた。心臓発作という身体の病と、過去にヤクザの女に手をだし、仕返しに恋人真理子(水島美奈子)を輪姦され発狂させてしまったという後悔の念である。やがて、ささいな行き違いからマコと良介の心に隙間ができはじめた。そしてある日、良介は公園で見かけた発狂した少女(越美晴)を突然家へ連れて来てしまう。途惑うマコに、この子は真理子なのだと言いはり三人で暮らし始める。作詞家なかにし礼が自身のヒット曲をもとに脚本、音楽、主演をこなした日活ロマンポルノ。(92分/カラー)[投票]
★4ろくでなし稼業(1961/日)船員上がりの矢野(宍戸錠)と黒田(二谷英明)が、保険金詐欺で荒稼ぎする悪徳海運会社の不正を暴く日活アクション作品。港町で知り合った風来坊のろくでなし矢野と黒田は、用心棒の仕事を探して町の名士・太田黒弁護士(小沢栄太郎)を訪ねるがあっさりと追い返されてしまう。そんな二人は地元の海運会社社長の勝又(金子信雄)から船の爆破を依頼される。勝又は先代の社長亡き後、会社をのっとり保険金詐欺を繰り返していたのだ。本来の仕事がなくなってしまった船長の浜田(山田禅吉)と娘の澄子(吉永小百合)は、先代の息子が町へ帰ってくるのを待ち望んでいた。宍戸錠初の主演作。(82分/カラー/ワイド)[投票]
★3火星のカノン(2001/日)チケットショップに勤める29歳の絹子(久野真紀子)は、妻子のある公平(小日向文世)とだらだらと付き合い続けていた。一方以前のバイト仲間で歳下の聖(中村麻美)は、絹子のことを姉のように慕い身の回りの世話を焼き始め、ついには隣の部屋へ引っ越してきてしまう。絹子の不倫を知った聖は二人を何とか別れさせようとするが、臆病な絹子は孤独を恐れ関係を清算することがどうしてもできない。そして絹子は聖が自分に対して友情以上の思いを抱いていることを知る。『0×0(ゼロカケルコトノゼロ)』で84年度PFF(ぴあフィルムフェスティバル)に入選、女子高校生監督として注目を集めた風間志織監督作品。[投票]
★5早射ち野郎(1961/日)“さすらいのガンマン・エースのジョー”こと鏑木(宍戸錠)が、ダム工事に沸く山中の町の若き警察官・小田(杉山俊夫)とともに給料強奪の真犯人をあばくまでを描く和製西部劇アクション。賞金稼ぎのために立ち寄った山間の町でジョーは、三島(金子信雄)ら住民たちからダム工事会社の給料強奪の嫌疑をかけられる。しかし、三郎少年(江木俊夫)やその教師・令子(笹森礼子)はジョーをかばい、酒場のダンサー・ジェーン(南田洋子)、街医者の真山(下条正巳)と娘で警察官小田の恋人美佐(吉永小百合)たちは彼を暖かく迎えてくれる。(85分/カラー/ワイド)[投票]
★2霧笛が俺を呼んでいる(1960/日)横浜への寄港を利用して二等航海士の杉(赤木圭一郎)は、旧友の浜崎(葉山良二)のもとを訪ね、彼が2週間前に港で自殺し溺死したことを知る。しかし、浜崎の妹ゆき子(吉永小百合)は、兄は誰かに殺されたに違いないと言う。さらに、杉につきまとう刑事の森本(西村晃)からは浜崎が麻薬の密売に関与していたことを聞かされた。親友の突然の死と秘密に割り切れない思いを抱いた杉は、浜崎の恋人美也子(芦川いずみ)とともに死体が上がった港の突堤へでかけ、そしてある事実をつかむ。石原裕次郎小林旭とともに人気を三分しながら、デビューからわずか3年で21歳の短い生涯を閉じた赤木圭一郎の代表作。[投票]
★3しあわせになろうね(1998/日)組員5人の弱小暴力団・山室組は笹森組との和解を条件に解散式を明日に控え、事務所は結婚し寿司職人になる恭平(哀川翔)を囲みどこか和やかな雰囲気に包まれていた。組長の片腕・木内(風間杜夫)も故郷に帰り親孝行がしたいと言う。山室組長(渡瀬恒彦)も若い愛妻りえ(有森也実)との平和な生活を満喫するつもりであった。と、そのとき笹森組組長殺害のニュースがテレビから流れ一同騒然。そして、若い組員ヒロシ(雨宮良)からの電話が。興奮して電話の向こうで叫んでいる「オレは、男になる!」。巨大暴力団笹森組との抗争勃発か!弱小暴力団の最後の一日を追うブラックコメディ。(115分/カラー/ワイド)[投票]
★3バカヤロー!2 幸せになりたい(1989/日)■「パパの立場もわかれ」本田昌広監督・・どこへも連れて行ってくれないと家族に文句を言われ旅行代理店の苦情係り岡田(小林稔侍)は、海外旅行の予約するのだが。■「こわいお客がイヤだ」鈴木元監督・・気の弱いコンビニ店員梶木(堤真一)の前に次々と変な客が現れる。■「新しさについていけない」岩松了監督・・引越しを終えた新婚の秋雄(藤井郁弥)とむら子(荻野目慶子)は、レコードを聴こうと思いプレーヤーの針が無いことに気がついた。■「女だけトシとるなんて」成田裕介監督・・・26歳のOL理恵(山田邦子)は、結婚に踏み切らない恋人のもとを去って故郷に帰るのだが。(98分/ワイド) [投票]
★3花影(1961/日)土曜日の夜,、銀座のバー「トンボ」は賑わっていた。店が引け若いホステスたちを見送ったあとベテランホステス葉子(池内淳子)はアパートの部屋で自死の床についた。そして、過去3年の回想が始まる。葉子を囲っていた大学教授松崎(池部良)。弁護士で子持ちヤモメの土畑(有島一郎)。TV局の若手敏腕プロデューサー清水(高島忠夫)。学生時代からの葉子のファンで今はワイン会社の若き社長野方(三橋達也)。さまざまな男が現れ通り過ぎる。しかし葉子の気が一番休まるのは、古美術商の高島先生(佐野周二)と会っているときだった。大岡昇平の原作を菊島隆三が脚色。 (99分/カラー/シネマスコープ)[投票]
★3風流深川唄(1960/日)江戸情緒のなごりを色濃く残す明治期の下町深川は、おりしも富岡八幡宮の祭りにわきかえっていた。老舗料理屋・深川亭の一人娘おせつ(美空ひばり)は、早くに亡くなった母に代わって女将のように店を切り盛りしていた。父の伊三郎(伊志井寛)は常磐津の師匠(山田五十鈴)の勧めもあって板前の長蔵(鶴田浩二)におせつとの縁談を持ちかけるのだが、幼なじみのおせつに恋心を抱きながらも一途で一本気な長蔵は身分の違いに悩み続ける。川口松太郎の原作を笠原和夫が脚本化、監督は俳優で本編にも出演している山村聰[投票]
★3ねむの木の詩(1974/日)静岡県の遠州灘を望む海辺に、肢体不自由児の養護施設「ねむの木学園」はある。そこで過ごす園児たちの姿を見つめるドキュメンタリー。運動会で一人で走ることを目指し、両足の不自由なヤッコは手術に臨む。親と死別したヒロミは、小さな虫の死にもありったけの悲しさを表す。手足が不自由なアキヒロは、中古バスのハンドルを握り空想のドライブを楽しむ。そして行動意欲に問題のあるヒデトシは、あるきっかけで意欲を取り戻し、みんなといっしょに砂丘登りにチャレンジする。一歩一歩、懸命に・・・登り詰めたその向うに、ヒデトシは青く輝く海原を見た。(89分/カラー) [more][投票]
★3新・鞍馬天狗 五條坂の決闘(1965/日)倒幕を狙う各藩の志士を助け、京都の街を駈け抜ける鞍馬天狗を捕らえようと京都所司代・駒木(須賀不二男)は躍起になっていた。そんな時、駒木のもとへ山嶽党と名のる謎の一味から、賞金を出せば必ず鞍馬天狗の命を奪ってみせるという手紙が届いた。一方、鞍馬天狗こと倉田典善(市川雷蔵)は、街で知り合った所司代の同心志賀虎之助(山本学)と酒を酌み交わし意気投合する。フランス製の武器と爆薬を駆使し、鞍馬天狗の命を狙う謎の白髪の老人が率いる山嶽党一派との死闘を描いた大佛次郎原作の大映版・新シリーズ第2話。(75分/カラー/シネマスコープ)[投票]
★2新・鞍馬天狗(1965/日)幕末の京都。倒幕を狙う各藩の志士たちと、それを阻止せんとする新撰組の死闘が連日のように繰り広げられていた。そんな中、どこからともなく現れては志士たちを助け、いずこへともなく姿を消す謎の覆面剣士・鞍馬天狗こと倉田典善(市川雷蔵)がいた。捕らわれの身となった長州藩士を救うため見張りの若き新撰組隊士・船曳休之助を斬った倉田は、休之助が倉田のいきつけの小料理屋の女将おとよ(中村玉緒)の弟であることを知る。一方、倉田が弟の仇だとは知らないおとよは、鞍馬天狗を激しく憎み強く復讐を誓う。大佛次郎原作で何度もリメイクされたうちの大映版・新シリーズ第1話。(78分/カラー/シネマスコープ)[投票]