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ぽんしゅうさんのあらすじ: 投票数順

★4熱帯楽園倶楽部 the tropical people(1994/日)みすず(清水美砂)は、旅行会社の添乗員である。我がまま放題のツアー客を連れてタイ・バンコクへ。現地には日本人観光客を狙った、詐欺まがいの人間や店も少なくない。旅なれたみすずの目には危険がいっぱいに見える。そんななか、日本人の青年・飛田林(萩原聖人)が声を掛けてくる。調子はいいが、どうやら彼は悪い人間ではなさそうだ。二人はカフェに入って、乾いたのどを潤すことに。カフェのオーナー・ジョイ(風間杜夫)は、日本人とのハーフだそうだが日本語は話せないらしい・・・・何だか、だんだん怪しくなってくる・・・。監督、滝田洋二郎。脚本、一色伸幸。『僕らはみんな生きている』コンビによるコメディ。[投票]
★4俺っちのウエディング(1983/日)純白のウェディングドレスをまとった真紀子(宮崎美子)は、結婚式場の廊下で談笑していた。もう一人、ウェディングドレスの女が真紀子に近づく。一瞬の交錯。ナイフが真紀子の腹部に突き刺さる。式場内は騒然。そして轟きわたる爆発音。犯人の女は式場の倉庫で自爆し息絶えていた。出張先から直接式場に到着した新郎の勉(時任三郎)は、そこで始めて事件を知り病院へ。幸い真紀子の傷は浅かった。警察での事情聴取。勉はチーフ刑事(伊東四郎)と担当刑事(伊武雅刀)から過去の女性関係を問いただされる。そりゃ勉にだって、過去に付き合った女の一人や二人は・・・でも真紀子がいるし・・・勉はしぶしぶ女の名前を伝える。[投票]
★4国会へ行こう!(1993/日)大学4年の直哉(吉田栄作)は、単位も取り終ってクリーニング店でアルバイト中。卒業したら故郷へ帰って就職するつもりだ。直哉は配達中に、黒塗りの車が事故を起こすのに遭遇。機転を利かせてけが人を病院へ。助けられたのは衆議院議員・松平重義(緒形拳)。それをきっかけに直哉は、松平の下でアルバイト秘書として働くことになる。初めは好人物に見えた松平だが、これがとんでもないゴーマン男でダーティ政治家を絵に描いたような奴。しかも、こんな男が本気で政界のトップを狙っているのである。嫌気がさして秘書を辞めようとした直哉のもとに、一通の大きな郵便が届く。差出人は松平の妻(吉田日出子)だった。[投票]
★4熱海殺人事件(1986/日)部長刑事・二階堂伝兵衛(仲代達矢)は、犯罪捜査に彼一流の美学を持っている。自分が担当する事件は、ドラマティックで美しく文学的でなければならない。伝兵衛には愛人がいる。部下の水野刑事(志穂美悦子)。水野は数日後には他の男と結婚する予定だ。伝兵衛には腹違いの弟がいる。富山県警から呼び寄せた熊田刑事(風間杜夫)。熊田は妊娠した愛人を捨ててきた。三人が担当するのは、貧しい工員・大山(竹田高利)が、幼なじみのブスでデブのアイコを熱海で殺害したという事件。夢も哲学もない職工のブス殺し。伝兵衛の美学が許さない。伝兵衛は叫ぶ「いいか!犯罪を犯しただけで犯人になれると思うなよ!」[投票]
★4翔んだカップル(1980/日)九州から上京してきた田代勇介(鶴見辰吾)は、叔父の家へ寄宿して高校へ通うことになった。とはいっても叔父は海外へ長期出張中。広い一軒家にはもう一人別の下宿人が同居する予定だ。まあそれも良し。親元を離れて気楽な高校生活のスタートである。ボクシング部への入部も決まって意気揚揚。そこへ現れた下宿人。なんと同じクラスの山葉圭(薬師丸ひろ子)。オイ!オイ!オイ!なんで女なんだよ!話が違うじゃねえかよ!これって、ひょっとして同棲ってこと!学校にばれたらまずいじゃん!ボクシング部の織田先輩(西田浩)が圭のこと好きなんだって?クラスの中山(尾美としのり)も?まずいョ〜、とあいなりました。[投票]
★4吶喊(1975/日)時は戊辰戦争、所は奥州。時代は動いていた。貧乏百姓の千太(伊藤敏孝)と官軍の密偵見習・万次郎(岡田裕介)、二人の童貞青年の物語。千太は何とか童貞を捨てようと旅の女(伊佐山ひろ子)を無理やり草原に押し倒す。と、銃声一発。現れたのは万次郎。千太、童貞捨てられず・・・・。一方、官軍にやられっぱなしの仙台藩。劣勢が弱気を呼び、軍の士気はガタガタ。業を煮やした下級武士・細谷(高橋悦史)は、ゲリラ部隊を組織する。集まったのは博徒、土方、百姓、その中に千太も。総勢57名、名づけてカラス隊。どうせ仙台はダメよと、軽くあしらう万次郎。しかし、勢いだけがとり得のカラス隊は戦果をあげ始める・・・・[投票]
★5ガキ帝国(1981/日)万国博覧会を三年後にひかえた1967年、大阪。リュウ(島田紳助)は、少年院で知り合った高(升毅)を連れて高校へ復学してきた。リュウの親友ケン(趙方豪)とチャボ(松本竜介)は、居丈高な高がどうも気に食わない。なんとか仲をとりなしたリュウは、自分がいない間にキタは北神同盟、ミナミはホープ会という不良グループが牛耳り、街では遊びもままならない状態だと二人から聞かされる。三人のガキは自由に街で遊びたい一心で、北神同盟のガキ達と大喧嘩に。一方、高は北神同盟に入会。バックの暴力団・竜神会の小野(上岡龍太郎)の後ろだてを得て会長の座に。たかがガキ同士の喧嘩のはずが、やがて事は思わぬ展開に。[投票]
★2極道の妻たち 決着〈けじめ〉(1997/日)井出組傘下の秋葉組組長(竹内力)が殺された。秋葉殺しの犯人・玉城(トミーズ・雅)は、あっさり捕まり犯行は組長・井出(名古屋章)の指示だと自供。井出は逮捕される。井出の妻・春日(岩下志麻)は夫が、かわいがっていた秋葉を殺害したことに不審をいだき、秋葉の妻・杏子(とよた真帆)と秋葉の兄弟分・番水(大杉漣)の妻・(かたせ梨乃)と協力し事件の裏をさぐり始める。そんなとき、同じ井出組傘下の組長・名越兼良(中条きよし)が、番水に接近し始める。名越は死んだ秋葉が握っていた信用金庫理事長のスキャンダルを、理事長秘書(細川ふみえ)から手に入れていた。[投票]
★3離婚しない女(1986/日)一人の男と二人の人妻。岩谷(萩原健一)は、北海道・根室の気象予報官である。岩谷は地元の有力者・山川(夏八木勲)に気に入られトローリングに誘われる。その晩、酔った山川を自宅に送り届け、妻の美代子(倍賞千恵子)を見かける。どこか物憂げな美代子・・・。後日、釧路に出張した岩谷は列車の中の忘れ物をきっかけに、ライブハウスの経営者・由子(倍賞美津子)と知り合う。岩谷は、美代子と何か共通する魅力を持った由子にも好意を抱き始める・・・美代子は夫との愛のない生活の倦怠から、やがて岩谷に身を許す。一方、岩谷に惹かれ始めた由子も夫(伊武雅刀)との離婚を決意し、それを岩谷に告げるのであった。[投票]
★3恋文(1985/日)郷子(倍賞美津子)は家庭と子供を持ちながら雑誌編集者として忙しい日々を過ごしている。ある日突然、夫の将一(萩原健一)が家を出てしまう。勤め先の中学校も辞めたという。動転する郷子。残された一通の手紙から、将一はかつての恋人・江津子(高橋恵子)のそばにいること、そして江津子の死期が近いことを知った。身寄りのない江津子を看病し、その最期を看取ってやりたいのだと将一はいう。郷子に状況は理解できた。江津子に同情もする。しかし、疑問と不安が頭から離れない。何故職まで捨てるのか?自分と子供も捨てられるのではないか?・・・愛情が嫉妬を生む。そして嫉妬は信頼で埋められるのだろうか。[投票]
★3もどり川(1983/日)大正末期の浅草。遊郭に入り浸る歌人・苑田岳葉(萩原健一)がいた。歌風が未だ定らない岳葉は師匠・秋峯(米倉斉加年)と議論になり一門を破門される。岳葉は病弱な妻(藤真利子)を置いて、秋峯の妻・琴江(樋口可南子)と駆け落ちをくわだてる。その後、琴江は娼婦に身を落とし、岳葉の苦悩の創作と女性遍歴が始まる。失意のもとに現れた女学生(蜷川有紀)と京都で心中をはかる岳葉。皮肉なことに、その時に詠んだ「桂川情歌」で岳葉は一躍世間に認められる。さらに岳葉は友人の妻・朱子(原田美枝子)に心中をもちかける。憑かれたように情死へと突き進む岳葉。朱子はそんな男の創作ノートを見て愕然とする。[投票]
★5棒の哀しみ(1994/日)田中(奥田瑛二)は大村組の若頭である。任された仕事はそつなくこなし、組のため懲役も勤めた律儀な男。しかし組長は跡目を弟分・倉内(白竜)に継がせ、田中には別の組を作らせてさらに上納金を採ろうとする。さすがの田中も舎弟の杉本(哀川翔)と巻き返しの策略を練り始める。対立する大川組との抗争に倉内から応援を頼まれた田中は体よくそれを断り、さらに組の若者に自分を襲わせ一芝居打ち倉内を封じ込める作戦に出る。計略は功を奏しツキが回ってくる田中。しかしその一方では、取り立てやスケコマシといったチンピラ仕事も、趣味のように嬉々として続ける。稼業に嫌気を感じながらも、引き返すことのできない中年男の物語。[投票]
★4アフリカの光(1975/日)順(萩原健一)と勝弘(田中邦衛)は、雪の舞う最果ての港町にいた。二人の目的は春になれば戻ってくるマグロ漁船に乗ってアフリカへ行くこと。二人にとってアフリカは、光り輝く希望の地なのである。まったく漁師達に相手にされない二人は、小さなイカ釣り舟に乗って当面の生活費を稼ぎ始めるが、これも楽な仕事ではない。そんな時、バーのホステスふじ子(桃井かおり)から、情夫の穴吹(藤竜也)が開く堵場の見張り役を頼まれた順はこの話にのるが、勝弘はイカつ釣り舟に乗り続ける。二人の間に生まれた小さな溝。順はイカ釣り舟の持ち主の孫・サヨ子(高橋洋子)からも、一緒にこの町を出ようと誘われる。[投票]
★4股旅(1973/日)一宿一飯のより所を求めて、番亀一家の軒先で仁義を切る若者達がいた。源太(小倉一郎)、信太(尾藤イサオ)、黙太郎(萩原健一)の三人は、百姓稼業に嫌気がさして渡世の道に飛び込んだ身ながら、まだまだ半人前。早くどこかの親分から杯をもらい一端の渡世人になりたいと思っている。そんな源太が、家族を捨てて行方の知れなかった父・安吉と偶然再会する。しかしなんと安吉は、番亀と対立する赤湯一家の手先としてが番亀の賭場で事件を起こしてしまう。怒った番亀は、一宿一飯の恩義をたてに源太に父・安吉の首をとってこいと厳命。親を斬って渡世の義理をはたすと息巻く源太。いくらなんでもと、信太と黙太郎は止めるのだが。[投票]
★5ピンクサロン 好色五人女(1978/日)安住の地を求める元ストリッパー万子(山口美也子)。上野駅のコインロカー生まれのナナ(大谷麻知子)。駆け落ち心中未遂のミツ(松田暎子)。婚約者を棄てヤクザの元へ走った夏子(青山恭子)。借金まみれの夫を支えるツル(宮井えりな)。関西のピンサロから独立した元伍(山下旬一郎)は、五人のホステスを抱え東京で新手のアイディア営業を続けるが、その度に警察の摘発を受ける。虚しさに打ちひしがれた元伍と五人は、東京を離れ滋賀の雄琴へと向かう。ミツはむかし心中未遂を起こした琵琶湖のほとりで、彼方を見据え呆然とたたずむ老人と出会う。西の国、そこは極楽浄土なのか。にっかつロマンポルノ(94分/シネマスコープ)[投票]
★5天使のはらわた 赤い淫画(1981/日)東京・新宿のデパートに勤める名美(泉じゅん)は、追われていた。同じ新宿の安アパートに住む青年・村木(阿部雅彦)は、恋をしていた。ふたりの接点は、写真集「赤い淫画」。・・・名美は同僚に紹介されたアルバイトを、軽い気持ちで引き受けた。仕事はビニ本のモデル。写真集はベストセラーとなり、やがて名美は見知らぬ男達につけまわされ始める。定職が持てず都会のどん底にへばり付くように暮らす村木も、「赤い淫画」の中の名美に思いを寄せていた。そして村木はついに名美に出会う。村木の赤い天使・名美。我を忘れて名美の後を追う、追う、追う。そして想いのほどを村木は告げたのだった、必死で・・・。にっかつロマンポルノ。 [投票]
★5八月の濡れた砂(1971/日)暑い一日の予感をはらんだ八月の早朝。砂浜をバイクで疾走する清(広瀬昌助)は、暴行を受け車から捨てられるように投げ出される早苗(テレサ野田)を目撃する。清の友人、健一郎(村野武範)は、高校を中退して漠然とした苛立ちを抱えながらこの夏を過ごしていた。母に求婚している偽善者然とした亀井(渡辺文雄)の存在も苛立ちに拍車をかける。清と健一郎の前に現れた早苗の姉・真紀(藤田みどり)は、二人と付き合い始めた早苗を非難する。照りつける日差しから逃げるように、決してその透き通る白い肌をさらさない姉。むせかえる熱気を、体の中に充満させてしまった清と健一郎。二人の苛立ちは真紀にも向けられる。[投票]
★5中国の鳥人(1998/日)商社マン・和田(本木雅弘)は慌しく東京を発ち、現地案内役の沈(マコ・イワマツ)が待つ中国・雲南省へ飛んだ。そこに和田の翡翠ビジネスにからむもう一人の男、中年ヤクザの氏家(石橋蓮司)が現れる。前任者との間に約束があると、氏家は強引に同行をせまり三人でミャンマー国境にある秘境の村をめざすことになる。難業、苦行の末にたどり着いた少数民族の地は、時間の流れが止まっているかのような村だった。そしてその村には、鳥のように大空を舞うことを学ぶ鳥人学校があった。教師の燕(王麗黎)は、学校を祖父から引き継いだという。和田は燕が口ずさむ美しい歌と祖父が残した鳥人伝説の翻訳に熱中し始める。[投票]
★4新 極道の妻たち(1991/日)二代目亡き後、未亡人・加奈江(岩下志麻)が取り仕切る藤波組。そのシマを狙って巨大暴力団の尖兵・角谷組の動きが活発化し始める。藤波組も加奈江の娘婿で若頭の宗田(桑名正博)を三代目に据え対抗する構えを見せる。これに異を唱えたのは、加奈江の一人息子・直也(高嶋政宏)である。宗田の融和政策に対して直系の血をひく直也は、角谷組への徹底抗戦を主張。武闘派幹部・国井(西岡徳馬)の支持を得て直也を三代目に押す動きが先鋭化する。しかし直也に跡目をどうしても継がせたくない者が二人いた。角谷と密約を交わした宗田。そしてもう一人は、母としての心情を胸に秘めた加奈江であった。・・・脚本は、あの那須真知子[投票]
★3白い指の戯れ(1972/日)渋谷の喫茶店でユキ(伊佐山ひろこ)は、男(谷本一)に声をかけられる。ユキはどこか謎を秘めた男に惹かれ、やがてむすばれる。処女だったユキに「これで儀式は終わった」と、言葉を残し男は行方をくらませてしまう。男の元恋人(石堂洋子)から、男は泥棒で警察に捕まったことを教えられるユキ。女もまたスリであった。途方にくれたユキの前にスリ集団のリーダー・タク(荒木一郎)が現れる。警察の尾行をかわしながら“大きな仕事”のために東京郊外の街へと向かうタク。そのグループの中にユキの姿もあった。日活ロマンポルノ。[投票]