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水那岐さんのあらすじ: 点数順

★4装甲騎兵ボトムズ 孤影再び(2010/日)汎銀河教団マーティアルを凋落から守り得なかったテイタニア(松岡洋子)は、教団から追われる身となり、同時にその原因となった「触れ得ざる者」キリコ(郷田ほづみ)の行方を追う。キリコは砂漠の果てにある交易都市グルフェーへと向かっていた。そこにかつての仲間、ゴウト(富田耕生)・バニラ(千葉繁)・ココナ(川浪葉子)が商売の拠点を置いていることを知ってか知らずか…。しかし空港に降り立ったキリコを、バニラの娘で商売を手伝うステビア(桑島法子)が匿おうとする。キリコの危険性を知った各国の軍部は、彼を抹殺すべく罠を張っていたのだ。その一つ、「黒い稲妻旅団」が既にグルフェー周辺を取り囲んでいた。〔50分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4ボトムズファインダー ARMORED TROOPEROID(2010/日)谷底の狭い地域で生きてゆく「ボトムズ」と呼ばれる者たちのひとり、アキ(石田彰)は、AT(アルトロ)を駆ってメカの残骸を回収する人々の用心棒を勤めていた。だが彼は、幼馴染のエイビィ(広橋涼)に呆れられるほどに谷の上の世界…トプに憧れていた。ある日アキは谷の中腹の窓から、ひとりの少女(折笠富美子)が彼の行動を見つめているのを見る。だが彼女はじきに黒いアルトロによって窓から引き戻された。そんな折、トプの要人であるレッシング(田中秀幸)が谷底を訪れ、黒いアルトロに乗った男から少女を解放してほしいとアキに頼む。早速エイビィとともに救援に向かったアキだったが、その依頼には意外な真相があった。〔50分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4でかんしょ風来坊(1961/日)ズベ公お春(中原早苗)率いる一団が、銀座の一角で元総理の一本槍(殿山泰司)と口論になった。仲裁を買って出た「銀座の次郎長」こと次郎(小林旭)によって事なきを得たものの、その事件は次郎の喧嘩友達で新米記者の秀子(浅丘ルリ子)の特ダネにされた。早速写真を現像する秀子に、上司は「事件に巻き込まれた老婆タマ子(北林谷栄)は、40年前に一本槍を振った元恋人だ」と教える。何やらおかしな雰囲気の中、次郎と秀子はホテルの最上階に住むタマ子の真意を探る。彼女が一本槍との過去を語るその裏で、謎の男たちが銀座の土地買収のため暗躍するのだった。『東京の暴れん坊』シリーズ第2作。〔82分〕[投票]
★4ナチス、偽りの楽園 ハリウッドに行かなかった天才(2003/米=カナダ=独=英)20世紀のドイツ。ユダヤ系ドイツ人である俳優・映画監督のクルト・ゲロンはわが世の春を迎えていた。マレーネ・ディートリヒとの共演作『嘆きの天使』をはじめ、精力的にゲロンは映画・演劇に出演し続け、名声を博する。だが、映画と交友に積極的だった彼は、ナチスの台頭を含むあらゆる「些事」に耳を傾けず、フリッツ・ラングら映画界の大御所たちの移住先ハリウッドすら、映画会社が船のファーストクラス席を用意しなかったと一蹴する始末だった。そしてナチスのユダヤ人狩りが始まる。その危険性に気づいたゲロンはヨーロッパを転々とし、オランダで捕縛される。彼が送られたのは「楽園」と呼ばれる特殊収容所「テレージエンシュタット」だった。〔93分/デジタル〕[投票]
★4BIUTIFUL ビューティフル(2010/メキシコ=スペイン)バルセロナ。兄ティト(エドゥアルド・フェルナンデス)と共に非合法な商売に身を投じているウスバル(ハビエル・バルデム)には、大事な子供たち…アナ(ハナ・ボウチャイブ)とマテオ(ギレルモ・エストレラ)があった。だが、ある日ウスバルは医者から癌で2ヶ月の命と宣告される。子供たちを残して死ねない彼は、薬物依存ゆえに別離した妻マランブラ(マリセル・アルバレス)との関係を改めて修復しようとし、またドラッグ売買で手足になってくれたアフリカ系移民のイヘ(ディアリァトゥ・ダフ)に援助を与え、低賃金でタコ部屋生活を送る中国系移民の待遇をも改善しようとする。だが、その行動は吉にばかりは動かなかった。〔148分/スコープ〕[投票]
★4蜂蜜(2010/トルコ=独)少年ユスフ(ボラ・アルタシュ)は木々の生い茂る森近くに両親とともに静かに暮らしている。養蜂を営む父親ヤクプ(エルダル・ベシクチオール)は時として山中にユスフを伴って出かけ、木々の天辺に巣箱を取り付け、そこで蜂蜜を採集していた。ユスフにとって父親は尊敬の対象であったが、親たちとしか口をきかない彼は吃音に悩み、学校では上手に教科書を朗読して皆や教師の賞賛を得ようと奮闘するのだった。そんなある日、森から蜜蜂がいなくなってしまう。父は蜂を追って森の深奥に入り込んだまま消息を絶ち、それとともにユスフの口よりも声が消え去る。母親ゼーラ(トゥリン・オゼン)は息子のために手を尽くすが、試みは実を結ばない。〔105分/カラー/ヴィスタ〕 [more][投票]
★4手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく(2011/日)古代インド。シャカ国スッドーダナ王(観世清和)とマーヤー妃の間に生まれた嬰児を、生きとし生けるもの皆が祝福した。シッダールタ(折笠愛)の誕生である。成長したシッダールタ(吉岡秀隆)は世界の王となる、との予言を受けながらも、世を覆う身分制度の不条理に心を痛め、己の地位に懐疑的な少年として育った。一方、カースト最下層の貧民のなかで育まれた少年チャプラ(堺雅人)は、シャカ国に攻め入り敗退したコーサラ軍のブダイ将軍(玄田哲章)を助け、己の腕のみを頼りに敵国で成り上がろうとしていた。虎視眈々と勝機を狙う敵軍をよそに、彷徨するシッダールタは盗賊の娘ミゲーラ(水樹奈々)に惹かれてゆく。〔カラー/111分〕[投票]
★4機動戦士ガンダムUC episode3 ラプラスの亡霊(2011/日)「袖付き」の捕虜となったバナージ(内山昂輝)は、ネオジオンの資源衛星であるパラオに連行され、そこでMSパイロット・ギルボア(チョー)の家庭に迎えられることで宇宙移民にとってのネオジオンが救世の徒であることを知る。一方、特殊部隊エコーズのダグザ中佐(東地宏樹)はユニコーンガンダムとバナージを奪取すべく、MSでパラオへの潜入行動に出る。そしてリディ少尉(浪川大輔)は、何としても今のジオンに「ラプラスの箱」を渡してはならないとするミネバ(藤村歩)の主張を受け入れ、彼女とともに地球への降下を試みる。それぞれの思いの中、パラオを戦火が包み込んでゆく。〔59分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4海の金魚(2010/日)ヨットマンである父(高嶋政宏)をもつ高校生のキヨミ(田中あさみ)は、親友でヨット仲間であったセイコを失い、ヨットを棄てた。そして私立高校から県立に転入した直後、セイコの彼氏であったマサル(白石隼也)から「人殺し」と罵られ、心を閉ざしてゆく。そんな折、地元の漁師たちから、港に係留したヨットで暮らしていることで吊るし上げになっている少女・ミオ(入来茉里)とキヨミは出会う。登校拒否生徒ながら、明るく負けしらずのミオといつしかキヨミは仲良しになっていった。ヨットを恐れるキヨミに、ミオは鹿児島火山めぐりヨットレースへの参加を持ちかける。ミオもまた大切な父を海で失った少女だったのだ。〔116分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4英国王のスピーチ(2010/英=豪)吃音症によって、属する英国王室の義務を苦痛としか思えないジョージ6世(コリン・ファース)は、父たるジョージ5世(マイケル・ガンボン)によるスピーチの強要により、己の恥を国民に晒し続ける地獄のような日々を送っていた。その妃たるエリザベス(ヘレナ・ボナム・カーター)は夫のために、最善の治療を施す言語聴覚士に依頼を重ねるが、誰も6世の悩みを解消することができなかった。そしてある日、夫妻はオーストラリア系の聴覚士・ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)のもとを訪れるが、その王族をも恐れぬ態度に6世は激怒する。だが、6世は王位を継がねばならぬ運命に晒され、やむなくライオネルの手を借りることとなる。〔118分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜(2011/日)銀河移民船団「マクロスフロンティア」を異星獣ヴァジュラの脅威から「歌う」ことで救ったランカ(中島愛)は、一躍「超時空シンデレラ」の異名をとるトップシンガーになっていたが、その一方で彼女の目標であるシェリル(遠藤綾)は余命幾許もないその体で、なんとか歌手としての存在価値を見失うまいとあがいていた。そんなシェリルの利用価値を見限り、ヴァジュラを歌によって手なづけ、フロンティア船団を支配する力をもつ人物とランカを評価するグレイス(井上喜久子)らは陰謀を巡らす。他方、ランカとともに休暇を過ごすアルト(中村悠一)は、ランカのいう「ヴァジュラも感情をもつ生物」との言葉を否定、彼女をあくまで守ることを誓う。〔119分/ヴィスタ〕[投票]
★4ヴィニシウス 愛とボサノヴァの日々(2005/スペイン=ブラジル)ボサノヴァの法皇と呼ばれたジョアン・ジルベルトや、アントニオ・カルロス・ジョビンなど新音楽の旗手たちに歌詞を提供し続けた男、ヴィニシウス・ヂ・モライス。その情熱的で愛嬌たっぷりな人柄は、ブラジル音楽に携わる多くのミュージシャンに愛された。居を構えたリオデジャネイロにおいて、彼と交流を持ったボサノヴァ・ミュージシャンがヴィニシウスを語り、その存在の大きさを賛美する。映画『黒いオルフェ』や、ボサノヴァの名曲「イパネマの娘」にてその文才を遺憾なく発揮したヴィニシウスの生涯を追って、ミゲル・ファリア監督は人々の証言をセレクトする。〔122分/ヴィスタ〕 [投票]
★4ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国(2010/日)ウルトラセブン(森次晃嗣)の息子ゼロ(宮野真守)が、悪に染まったウルトラ戦士ベリアル(宮迫博之)を葬ってしばらくの後、宇宙は平穏を取り戻したかに見えた。だが、ベリアルの肉体と邪悪な魂は滅び去ってはいなかった!彼は多くの部下たちを従えて一大帝国を築き、さまざまな宇宙に侵略と虐殺の魔手を伸ばしたのだ。惑星エスメラルダの王女エメラナ(土屋太鳳)は、母星の危機を救えなかった鏡の戦士ミラーナイト(緑川光)を悲しみつつも、最後の希望である「バラージの楯」を求めてベリアル艦隊から逃亡する。彼女が出会ったのは、アヌー星の若き戦士ラン(小柳友)だったが、彼は光の国から派遣されたゼロであった。〔100分/ヴィスタ〕[投票]
★4機動戦士ガンダムUC episode2 赤い彗星(2010/日)バナージ(内山昂輝)に託された「ラプラスの箱」の鍵。それこそは脳波によって作動する究極のモビルスーツ、ユニコーンであった。彼はその機体のパワーで、ネオジオンの女士官マリーダ(甲斐田裕子)駆る重MSクシャトリヤを退けるも、精神力を使い果たし昏倒する。バナージが目覚めたのは連邦軍戦艦ネェルアーガマの艦内であり、そこには助けられた友人のミコット(戸松遙)とタクヤ(下野紘)、そしてコロニーで出会った少女オードリー(藤村歩)の姿もあった。だが彼女の正体が、ジオン公国王女ミネバであることをバナージは知る。そして「鍵」を追い、赤い彗星の異名を受け継ぐフル・フロンタル(池田秀一)が艦を襲う。〔88分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4カラフル(2010/日)死者の世界の門で、死んだはずの少年は天使まがいの「プラプラ」(まいける)に転生のチャンスを告げられる。少年が適正テストを受け、合格すれば輪廻の輪に魂は再び組み込まれるというのだ。…そして彼は自殺した少年・小林真(冨澤風斗)として復活した。真は家族たちに驚愕と歓喜を持って迎えられるが、父(高橋克実)は優柔不断な極楽トンボ、兄(中尾明慶)は受験一辺倒のエゴイスト、そして母(麻生久美子)は真に事毎に世話を焼きはしたものの、実は真の自殺の原因を作ったある事件を引き起こした女であることで、すっかりこの家が嫌になってしまう。そして学校に行った真は、自分がどんな少年であったかを知るのだった。〔127分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち(2008/米=ブラジル=英=アルゼンチン)タンゴが現代の大衆音楽のひとつとして、グローバルに支持されている昨今であるが、そのうちでも長い歴史を持ち、人々に愛されている「アルゼンチン・タンゴ」のマエストロ(巨匠)たちが一堂に会してのアルバムを製作しようと、音楽家グスターボ・サンタオラヤは考え、かつての巨人たちに声をかけた。ブロードウェイ・ショウ『タンゴ・アルゼンチーノ』の大ヒットの中、まだまだ自分たちは演奏できる、歌えると奮起したアーティストたちは、ブエノスアイレスのコロン劇場で一夜限りのコンサートを行い、その名演を残すべく次々と参入する。この作品は22人のマエストロたちの甘美な一夜に向けての奮闘を描くものである。〔92分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4死んだ時間(1964/仏)人間とは何者か?…人間は戦争を起こす。人間は狩りをする。人間は虐殺する。そして、人間は人間を処刑する…。哀愁を帯びたアラン・ゴラゲールの旋律に乗って、殺戮に明け暮れる人間の姿が乾いたローラン・トポールのペンで画面上に描かれる。死者たちの風景、葬送の行進、愛と殺戮をつかさどる女神のような美女。地球は人間たちに相応しい住処なのか。〔10分/モノクロ/スタンダード〕[投票]
★4ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い(2009/伊=スペイン)ヴェネツィアで育った青年神父ロレンツォ(ロレンツォ・バルドゥッチ)は、カサノヴァ(トビアス・モレッティ)の薫陶を受けて詩の才能を見い出されるが、奔放な女性関係を理由に国を追われ、ウィーンへ渡った。彼は紹介状を手に宮廷音楽家サリエリ(エンニオ・ファンタスティキーニ)を訪ねるが、サリエリからは新進気鋭の作曲家モーツァルト(リノ・グワンチャーレ)への作詞提供を薦められた。モーツァルトに、ロレンツォはカサノヴァにかつて見せられた『ドン・ジョヴァンニ』の再歌劇化を提案する。それにはヴェネツィアで彼が巡り会った運命の女性、アンネッタ(エミリア・ヴェルジネッリ)への想いが込められていた。〔127分/カラー/スコープ〕[投票]
★4パーマネント野ばら(2010/日)港町にある、まさ子(夏木マリ)が切り盛りする美容室「野ばら」は男運の悪い女たちの溜まり場になっていた。一人娘のもも(畠山紬)を抱えて手伝いをするバツイチ女・なおこ(菅野美穂)は、そこで小母さんたちや旧友の恋愛話の聞き役に廻っていた。パブのママであるみっちゃん(小池栄子)は店の女の子に手を出すヒモの様な男・ヒサシ(加藤虎ノ介)に腹を立て、轢き殺そうとまでした。薄幸な友人ともちゃん(池脇千鶴)は相手にする男総てがダメ男で、最後の亭主ユウジ(山本浩司)もギャンブルと薬で身を滅ぼした…そんな話を聴くなおこも教師カシマ(江口洋介)と交際をしていたが、その裏には秘密があった。〔100分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4やさしい嘘と贈り物(2008/米)スーパー務めの老人・ロバート(マーティン・ランドー)は若いオーナー・マイク(アダム・スコット)の下で働きつつ、孤独な日々を送っていた。クリスマスも間近いある日、ロバートは家に入り込んでいた老婦人、メアリー(エレン・バーステイン)に気づき追い出そうとするも、彼女の邪気の無さと溢れる親切心に時ならず心ときめくのを感じる。一目惚れ状態のロバートは、向かいに住むという彼女とまた逢う約束を交わし、デートを繰り返す。彼女の娘であるというアレックス(エリザベス・バンクス)も二人の恋を応援してくれている。そして夢の様な日々は続くが、ある日メアリーをパーティにエスコートしていった時小さな疑問は目覚める。〔92分/カラー/ヴィスタ〕[投票]