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水那岐さんのあらすじ: 点数順

★1ひるね姫 知らないワタシの物語(2017/日)倉敷。父モモタロー(江口洋介)の経営する自動車工場で、高校生ココネ(高畑充希)は日々を過ごしていた。ところ嫌わず眠りにおちてしまう彼女の夢に現れる異世界は、妙に終始一貫したバックボーンに貫かれているのだった。厳格な老国王(高橋英樹)の押し進める一大工業国家。そこにいるココネは許されない魔法をもって奔放に振る舞う王女であり、祖父たる国王によって幽閉されていた。父に似たエンジニアにより逃亡を助けられた彼女を、国王の腹心(古田新太)が追う…。だが、現実に引き戻されたココネを父が逮捕されたとの一報が迎えた。父は無愛想だが決して悪人ではない。現実と空想の混濁のなか、警察の裏をかいてココネは救出行に出る。〔110分〕[投票]
★1シェイプ・オブ・ウォーター(2017/米)冷戦下のアメリカ。口のきけない女イライザ(サリー・ホーキンス)は隣人の売れない画家ジャイルズ(リチャード・ジェンキンズ)、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)のふたりを友として、アパートと就職先の「航空宇宙センター」を往復する単調な日々を送っていた。だが、掃除婦である彼女を見下しているエリート軍人のストリックランド(マイケル・シャノン)のもとに、ある秘密のタンクに隠された生物(ダグ・ジョーンズ)が護送されてきたことからイライザの生活は変わる。あたかも半魚人のように見える「生物」の凛々しく知性的な雰囲気に、彼女は心を射抜かれたのだ。生物を巡って上層部の思惑が食い違うなか、イライザと彼の蜜月が始まる。〔124分〕[投票]
★1反逆次郎の恋(2006/日)顔面神経痛の冴えないチビデブ男・次郎(内堀義之)は女に縁のない生活を送っていたが、ある日工場の近くでタバコを吸っていた女・倫子(松谷真由美)に目を止める。翌日次郎が心を打ち明けると、早速家についてきた倫子は次郎のことも構わずベッドを独占して寝てしまう。成り行きで共同生活に入った倫子の、次郎をいたぶって喜ぶ日々。そして無理矢理ピクニックに次郎を連れ出したとき、はじめて次郎は倫子を抱こうとしたが、意外なことにそこに彼は弄ばれて殺された女の死体を見てしまうのだった。次郎は行為を中断して街に戻り、取り残された倫子は見知らぬ男達に取り囲まれる。〔89分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★1キカイダーREBOOT(2014/日)日本国首相(石橋蓮司)はロボット工学の権威・光明寺博士(長嶋一茂)を招き、危険な作業にアンドロイドを応用する「アーク計画」の実行を委託した。だが軍事応用を恐れ先行作品ジロー(入江甚儀)に「良心回路」を組み込んだ光明寺を、協力者のギル神崎(鶴見辰吾)は快く思わず、戦闘能力に富む作品マリ(高橋メアリージュン)をもってジローを圧倒した。だが、首相の反応は冷たいものであった。そして光明寺は変死を遂げ、娘のミツコ(佐津川愛美)は弟のマサル(池田優斗)のみとの生活を強いられた。そのマサルを謎の一団が襲うが、彼をかばったのはジローだった。〔110分〕[投票]
★1海の情事に賭けろ(1960/日)海で遊興を極めていた社長令嬢の蘭子(中原早苗)は、海上を漂っていた青年・剛一(赤木圭一郎)を助け、自分のヨットに引き上げる。剛一は見ず知らずの男に銃弾を浴びせられ、乗っていた客船から脱出したというのだ。能天気な蘭子は仲良しグループに彼を加えようとするが、貧しい暮らしを強いられた剛一はそんな生活は真っ平だと早々にそこを立つ。殺されねばならない運命を抱えた、自分にそっくりな男とは誰なのか。剛一は知り合いの新聞記者殿村(近藤宏)に相談を持ち掛けたのち、葬られようとした男・やくざの勇二の後を追う。根城であったキャバレーに向かうと、そこには勇二の情婦・百合子(南田洋子)と、水野組長(高品格)の姿があった。〔83分〕[投票]
★1スパルタの海(1983/日)ウルフ(辻野幸一)は問題児だった。エリートの両親(小山明子/平田昭彦)に罵声を浴びせ、暴力をふるい荒れ狂う。そんな彼を救う最後の手段として両親が選んだ選択肢は、「戸塚ヨットスクール」への入学だった。そこは戸塚宏校長(伊東四朗)のもと、スパルタ教育をもって情緒不安定児を立ち直らせることで知られた施設だった。同じように家庭内暴力に明け暮れた少女アッコ(横田ひとみ)とともに、ウルフは檻に入れられてスクールでの第一夜を過ごす。次の朝より過酷な特訓の日々は始まり、ウルフは皆と同じく鉄拳と怒号のなか、一隻のヨットを航行させる力を叩き込まれるのだった。実在の組織を描き、戸塚校長の逮捕で公開が危ぶまれた問題作。〔105分〕[投票]
★1Mommy マミー(2014/カナダ)もうひとつのカナダでは、発達障害児を親が危険な存在と見たとき、法的手続きを経ずに施設に拘束させられる法案が可決されていた。シングルマザーのダイアン(アンヌ・ドルヴァル)はこの風潮の中、矯正施設からわが子スティーヴ( アントワーヌ・オリヴィエ・ピロン)を退院させる。勝気でしたたかなダイアンではあったが、時に暴力と暴言に歯止めが効かなくなる障害児スティーヴを溺愛していたのだ。だが、それが自らの社会的地位を危機に追い込んでいる事実をも把握していた。そんなある日、隣人の教師カイラ(スザンヌ・クレマン)がトラブルを起こしたスティーヴを介抱する。ここから母子は閉じた関係を終え、外界との繋がりを模索してゆくが…。〔138分/正方形〕[投票]
★1夜のバラを消せ(1966/日)近づいた女を必ずトロけさせるセックスアピールの権化、徳川新六(石原裕次郎)。彼は政界を影で牛耳るフィクサー、千成(東野英治郎)の指令のもと、この国を悪に導く闇の大物たちに天誅を加えるべく動いていた。ゴルフ場で政界の大物・津守の奥方(宮城千賀子)を魅了し、おのれの獲物にくわえた新六は、その足で同じく大物・中戸川の情婦であるゆかり(由美かおる)にも手を伸ばす。親の仇である中戸川に近づき寝首をかこうとしていたゆかりは、自ら新六のパートナーとなるのだった。だが新六はいざ黒幕たちを前にしてしくじり、恐怖の液体爆薬の実験台として拘束された。『007』シリーズに挑んだ舛田利雄の日活アクション。〔84分/スコープ〕[投票]
★1ドモ又の死(2007/日)麻薬患者更生施設「ハマーナナの家」は女性ばかりの施設だった。音楽や油絵、その他諸々のアーティスティックな行為によって、一人前に立ち直ってゆく場所がここだ。その構成員の一人、とも子(三輪明日美)は更生の見込みが立たないドモ又(江本純子)によって部屋を荒らされ、ドモ又は教官(片桐はいり)に竹棒で殴られ罰せられた。院長(萩尾望都)はドモ又ととも子を愛情をもって和解させる。そして花田(藤谷文子)を中心に、4人の貧乏画家たちが独りの娘を巡り争う演劇の練習が進められるのだが、その途上で女たちに衝撃をもたらす、ある事件が起こる。〔80分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★1シスタースマイル ドミニクの歌(2009/仏=ベルギー)ベルギーの平凡な商家に生まれたジャニーヌ(セシル・ドゥ・フランス)は平穏無事な主婦となることを拒み、修道院の門をくぐった。厳格な母・ガブリエル(ジョー・デスール)の実質上の絶縁宣言をものともせず、彼女は新たな居場所でも権威に楯突き、自らの信じる正義のみを貫き、修道院長(クリス・ロメ)らを心配させていた。そして、ジャニーヌはドメニコ修道会を作った聖ドミニクを歌った一曲『ドミニク』をマスコミに取り上げられ、一躍スターダムに上りつめる。だが、修道院長は彼女が顔や名前を世界に公表することを固く禁ずる。謎のシスターとして時代の寵児となった彼女は、修道会を出て自らの声のみで勝負することを誓う。〔124分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★1借りぐらしのアリエッティ(2010/日)心臓を病んだ少年・翔(神木隆之介)は、一週間だけ、かつて母親が世話になった大伯母の貞子(竹下景子)の木々に囲まれた屋敷に静養に訪れた。そこに住んだかつての先祖たちは、いずれも物語の登場人物のような小人たちが、家の何処かから現われるのを見たという。母はその小人たちのためにドールハウスを作らせ、いずれ彼らに贈るつもりだった。そして翔は、ある日庭をかける小さな少女の影が、家の軒下に消えるのを見る。彼女のためにドールハウスのキッチンを軒下に置いた翔は、アリエッティ(志田未来)という名の彼女に糾弾される。彼女らに課せられた掟は、人間に姿を見られてはいけない、というものであった。〔94分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★1牛の鈴音(2008/韓国)韓国のある小さな農村。ここに住む足を痛めた老人チェ・ウォンギュンは、数十年一緒に作業をしながらもじっとついてきてくれる、一頭の牛と今日も田畑に出かける。爺さんと連れ添ってきた老婆イ・サムスンは、牛のことばかり考えて自分の苦労を省みようとしない彼に愚痴をこぼし続ける毎日だ。農薬を使えば雑草は覿面に退けられるのに、牛の口に毒だからと使わせない爺さん。稲刈りや脱穀も機械を使ったほうがずっと効率的なのに、無駄が多いと手作業を続ける爺さん…。だが流石に牛も自由が利かなくなってきたのを見て、売るしかないと理解した爺さんだった。しかし…。韓国で驚異的ヒットを記録したドキュメンタリー。〔78分/カラー/HD〕[投票]
★1時をかける少女(2010/日)かつて「時をかけた少女」であった芳山和子(安田成美)は、青春の一時期に出会った人の面影を求め、大学の薬学部でタイムリープを可能とする薬品を密かに研究していた。その娘あかり(仲里依紗)が大学に合格したその日、和子は交通事故に遭ってしまう。和子が混濁する意識の中、会いたいと願う深町一夫(石丸幹二)へあてた伝言を携えて、あかりは母の調合した薬品でタイムリープする。ところが生来のおっちょこちょいさが災いして、あかりは深町が消えた二年後に跳んでしまう。そこで出会った映画マニアの青年、涼太(中尾明慶)の力を借り、過去の時代で深町を探すあかり。その心は次第に涼太に傾いてゆく。〔122分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★1古墳ギャルのコフィー 〜コフンデレラ〜(2009/日)むかしむかし、心優しい前方後円墳娘・コフィー(相沢舞)は優しいお父さんとともに幸せな毎日を送っていました。ところがお義母さん(以下すべてFROGMAN)とふたりの義姉が家にやって来て、間もなくお父さんは急逝し、コフィーの生活は一変しました。贅沢三昧の日々を送る義姉達に冷遇されたコフィーは、外出すら許されず家でFLASHアニメばかり作らされる惨めな日々を送っていたのです。そんな時、チャールズ王子が舞踏会を開くことになり、義母たちはコフィーを留守番に出かけていってしまいました。せっかく覚えた『蛇鶴八拳』を披露する術もなくうち沈む彼女の前に現われたのは、魔法の落ち武者・桶狭間でした。〔カラー/ヴィスタ〕[投票]
★1太陽のかけら(2007/メキシコ)久しぶりに帰郷したクリス(ガエル・ガルシア・ベルナル)は幼い頃よりの仲間である下男のアダン(テノッチ・ウェルタ)に招き入れられる。中に待っていたのは妹のエリサ(カミラ・ソディ)、そしてクリスの招いた上流階級の友人達だった。その中で仲間の連れてきたアルゼンチン娘・ドロレス(ルス・シプリオータ)にクリスは惹かれるものを感じる。家に向かおうとして道に迷い、しきりとケータイをかけてくる彼女のマフェル(アナ・セラディーリャ)のこともそこそこに、彼はドロレスを落とすことに夢中になってしまう。そんな夜、役目を終えて帰ろうとしていたアダンは薬に酔ったエリサを抱きしめるが、彼女は苦しさに倒れこむ。〔80分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★1超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!(2008/日)南米ペルーのマチュピチュ遺跡にやって来た冬樹(川上とも子)とケロロ軍曹(渡辺久美子)の小隊は、遺跡内部に謎のエネルギー反応を感知する。だが、その正体を見極める前に彼らは放逐された。そんな彼らが家に戻った様子を眺める、一つのカメラがあった。その画面を、遙かな上空で見つめていたものこそ、謎の巨大戦艦に乗りケロン星から降りてきたケロロ大軍曹(渡辺二役)であった!彼は2分でペコポン(地球)を制圧すると豪語し、総てのコンピュータを支配下に置いた。彼らの「ひれ伏せよオーラ」により、人々は大軍曹を賛美しひれ伏した。しかしそのオーラが効かない冬樹は、単身ブリッジに向かった軍曹を追って抵抗を試みる。〔90分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★1PLASTIC CITY プラスティック・シティ(2008/ブラジル=中国=香港=日)80年代、アマゾンのブラジル国境地帯で両親を殺された少年キリンは、同行していた中国人ユダに引き取られ、親子同然の間柄になった。そして2008年。ユダ(アンソニー・ウォン)はコピー商品の製造販売で笑いの止まらぬ状態になり、キリン(オダギリジョー)は儲かった金をビルの屋上からばら撒いて、皆を喜ばせる享楽的な青年になっていた。そんな時同業者のコエーリョ(アントーニオ・ベトリン)と話をつけたユダは、偽造品摘発の芝居に乗るが、彼のみは本当に投獄されてしまった。牢獄の中で刺客に殺されかけたユダの惨状に憤り、キリンは商売敵の元に殴りこもうとするが、ユダは暴力で応える事を戒める。だが、事態は思わぬ方向へ向かう。〔95分/ヴィスタ〕[投票]
★120世紀少年<最終章> ぼくらの旗(2009/日)暗殺から劇的な復活を遂げた「ともだち」が、世界大統領の地位に納まって二年。投獄されていたオッチョ(豊川悦司)は、城壁に囲まれた東京に侵入するが、そこは少年達の記憶によって復元された狂気の街だった。その中でユキジ(常盤貴子)が、ヨシツネ(香川照之)が「ともだち」打倒のために戦っていた。そしてケンヂ(唐沢寿明)の姪カンナ(平愛梨)は、生ぬるいヨシツネらの組織から脱退し、「氷の女王」なるテロ組織を結成して決起の日を待っていた。やがて「ともだち」が終末の予言を口にした時、ギターを背負った謎の男が東京にバイクで向かっていた。彼は密かにブームを呼んでいる「グータラ・スーダラ」なる曲の歌い手だった。〔155分/カラー〕[投票]
★1愛を読むひと(2008/米=独)西独で弁護士を生業とするマイケル(レイフ・ファインズ)は、離婚を経験して初めてある計画を実行に移そうとしていた…。時は遡り、1958年。少年マイケル(デヴィッド・クロス)は急病に陥ったところを通りすがりの女性に助けてもらった。彼女はハンナ(ケイト・ウィンスレット)、路面電車の車掌だった。彼女から性愛の手ほどきを受け、歓喜に打ち震えるマイケル。しかし彼女はいつしか、愛の行為の前に本を読んで聞かせるように頼むようになった。半ば面白がってハンナの欲求にマイケルは応えた。だが彼女は突然行方を眩ましてしまう。1966年、法科の学生となったマイケルは戦犯裁判の席で思いがけず彼女と再会する。〔124分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★1春よこい(2008/日)佐賀の漁港。修治(時任三郎)は女房の芳枝(工藤夕貴)、父の一平(犬塚弘)、そして腕白盛りの一人息子・ツヨシ(小清水一揮)を抱えて忙しくも平和な日々を送っていた。だが、漁船代の未払いで借金取りと喧嘩になり、修治は彼を撲殺してしまい、そのまま逃走してしまった…。そして4年後。ツヨシの担任教師・洋子(吹石一恵)は、父をいつまでも待ちわびるツヨシを心配し、兄の新聞記者・利夫(西島秀俊)に相談した。利夫は、修治が正当防衛を行なっただけなのに何故逃げるのかを追い、担当刑事の安藤(宇崎竜童)にも相談するが相手にされなかった。そんなある日、ツヨシが父の手配写真を見る写真を利夫は新聞に載せる。〔108分/カラー/ヴィスタ〕[投票]