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[POV: a Point of View]
〜怨み節〜 梶芽衣子の眼光

≪A≫伊藤俊也監督・伝説の「女囚さそり・松島ナミ」シリーズ(東映製作配給)  ≪B≫長谷部安春&藤田敏八監督・「野良猫ロック」シリーズ(日活製作/ダイニチ配給) ≪C≫藤田敏八監督「修羅雪姫」シリーズ(東京映画制作/東宝配給) ≪D≫その他、日活時代の出演作 ≪E≫その他、東映時代の出演作 ≪F≫増村保造監督作品 ≪G≫斉藤耕一監督作品 <<H>>その他、自主制作会社
A★4女囚701号 さそり(1972/日)閉館間近の新宿昭和館にて勿論立ち見。 [review]投票(2)
A★0女囚さそり 第41雑居房(1972/日)
A★0女囚さそり けもの部屋(1973/日)
A★0女囚さそり 701号怨み節(1973/日)
B★5野良猫ロック ワイルド・ジャンボ(1970/日)愛、正義、復讐?いらん、いらん。行動理念の呪縛から飛び出したこれこそ正真正銘のニューシネマです。バンジョー、Bハープ、フィドルからスティール・ギターまで用いて反復されるメインテーマの屈託の無さが逆に切ない。投票
B★4野良猫ロック セックスハンター(1970/日)西部劇風の複襲劇に戦後日本の人種問題を絡めたバランスいい社会派娯楽作。キャラの造型が深く、朝陽に包まれる安岡他映像も素晴らしい。予定調和の対極に位置する大和屋竺の個性も爆発する長谷部三部作中の最優良作。投票
B★3女番長 野良猫ロック(1970/日)新宿駅周辺のカーチェイスとGSカルト揃い立てのミュージカルシーンが最大の呼び物といういわゆるオマケ付き菓子映画。和田も愛した当時流行のジャズロック(ブラスロック)風のBGMが最高。如何わしい視覚効果も何ともいえぬ味わい。投票
B★2野良猫ロック 暴走集団’71(1971/日)どんなに豪華でもつまらなきゃ心はときめかない。地井武男が金持ちのボンボンという設定が無茶。モップス「御意見無用(ええじゃないか)」も趣味じゃない。投票
B★1野良猫ロック マシンアニマル(1970/日)根底に流れる中途半端な反戦意識が邪魔でしかたなくキャラの魅力も薄すぎ。音楽も全然駄目。投票
C★4修羅雪姫 怨み恋歌(1974/日)カラーでロケ撮なら宮川一夫をも凌駕する(!)天才鈴木達夫。反政府脚本書かせたら右(左?)に出るもの無しの豪腕長田紀生。薄まったかと思われた愛は吉行和子が一手に支えます。 [review]投票(2)
C★4修羅雪姫(1973/日)画面も梶さんもとても奇麗に撮られている。それだけでこの映画には相当の価値がある。物語展開には設定以上の面白さはないのだが、それだけに何度観ても飽きない。特に西村晃との修行シーンは相当笑える。投票(3)
D★5新宿アウトロー ぶっ飛ばせ(1970/日)ニューシネマ時代の’30年代ギャング映画(『明日に向かって撃て』『俺たちに明日はない』他)で見られた人物造型が、現代の新宿に見事に置き換えられている。 [review]投票(1)
D★3非行少年 若者の砦(1970/日)オッサンばっか・・・。『けんかえれじい』より酷い。投票
D★2日本最大の顔役(1970/日)東映任侠の魅力の一つは脇役・端役(=大部屋)俳優の個性と層の厚さにあったと思う。日活産実録山口組三代目は旭以外がやたら貧乏臭く見えてイマイチ乗れなかった。 [review]投票
D★0日本残侠伝(1969/日)
D★0嵐の勇者たち(1969/日)
E★5仁義なき戦い 広島死闘編(1973/日)弾丸のように駆け抜ける北大路の表情一つ一つが愛しい。これと対照的に終始グラサンを外さない千葉チャンの心の闇にも惹かれざるを得ない。鳥肌のように荒い粒子が浮き立つ終盤の映像に戦慄、そして [review]投票(11)
E★4やくざの墓場 くちなしの花(1976/日)佐藤慶のオマケ?大島渚の大根ぶりに興を削がれなくもないが深作笠原共闘作品としてはまずまずの出来。二つの「岩」の間にひっそり咲いた「くちなしの花」梶芽衣子さんは今回も絶品の美しさ。 [review]投票(6)
E★3ジーンズブルース 明日なき無頼派(1974/日)梶と渡瀬で『俺たちに明日はない』を撮りたい、という気持ちは凄く良く判るんだが、それにしては画面が汚すぎる。『無宿』『修羅雪姫』のような美しさを、とまでは云わないが、それなら『さそり』くらいのインパクトは欲しかった。 [review]投票
E★0新仁義なき戦い 組長の首(1975/日)
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このPOVを気に入った人達 (7 人)sawa:38 tredair ニュー人生ゲーム ぽんしゅう ガラマサどん 若尾好き マッツァ