★4 | マジェスティック(1974/米) | 軽い作品だが、悪くない。ブロンソン−移民−スイカという連想も面白いし、ホンも不自然な流れなく、演出も緻密(老練なリチャード・フライシャー)で、小気味よい。あちらのスイカは形が縦長で甘そう。私も少し甘い4点。 | [投票] |
★4 | 雨の朝巴里に死す(1954/米) | ヘレンのような女は居そうで居ない。派手好きで、妻にはいいが母には不向き。だが一途な所もある。性格は合わないのに、心底愛し合っている二人。運命が可哀想だった。喜び、苦悩、戸惑い、涙とヴァン・ジョンソンは一番熱演。シャンソンは苦い人生を包んでくれる。 | [投票] |
★3 | 我等の町(1940/米) | 案内人が進行説明という形でメリハリを付けてはいるが、毎日の生活を描いている為かダラダラ感は否めない。解説の淀川長治さんによると、舞台はジョージとエミリー2人だけが舞台で会話というスタイルらしいが、その方が強弱が可能でぐんといいと思う。映画化失敗作? | [投票] |
★5 | 忠次旅日記(1927/日) | 上手いなあ。大河内の目を向いた派手な演技も返って印象深く、役者への伊藤の見事な演出が生きている。挿話はどれもよくあるものだが、1つ1つをじっくりと撮った。ここです!と、作り手の主張がハッキリと伝わってくる作品だ。傑作。 | [投票] |
★4 | リトル・マーメイド(1989/米) | 秀でた脇役は、作品に厚みを加える。本作のカニのセバスチャンが秀逸だ。アンデルセンの原作との差だが、これはこれで良かったと思う。原作は、余りに悲痛というか人生リアルというか、凄すぎるので。 | [投票] |
★5 | バンビ(1942/米) | 素晴らしい芸術作品。バンビという鹿の誕生から壮年迄を描く。それはどの動物も人間も同じものだ。小さな出来事の毎日の繰り返し、時には大きな災難もある。映画はそれを移ろい行く美しい四季と共に描いている。まさに人生を教えられているようだ。 | [投票(1)] |
★3 | 九ちゃんのでっかい夢(1967/日) | 九ちゃんの多芸・魅力たっぷり。倍賞が可愛い過ぎる。竹脇が若い。斉藤達雄が渋いなぁ。佐山のしつこいギャグは面白くないが、本作ではさっぱりして気持ちがいい。山田の演出だろう。その山田の物語性が発揮されないで、ハチャメチャになっているのは残念。 | [投票] |
★5 | Ray レイ(2004/米) | 何といっても長すぎる!が名曲‘Georgia on my mind’‘Unchain my heart’が聞こえて来た時に不問に付した。success story は他の伝記物語並みの出来だが、cut-backで入る生い立ちの各シーンが素晴らしい。‘英傑の陰に母あり’と言うがまさにそれ。特に或る一シーン。 [review] | [投票] |
★4 | グレイテスト・ゲーム(2005/米) | 試合のシーンが大部分を占め、家庭とか職業等のシーンが最小限に抑えられているのは関係者に差し障りがあるからか?CGの多用(飛球とか)はアニメみたいだが、ゴルフをしない人にも状況がよく分かりよいと思う。全体の半分位からは目が離せなくなった。良作だ。 | [投票] |
★3 | 世界の果ての通学路(2012/仏) | こういう事実があることがスゴい。何時間もかかる通学、命の危険もある通学。そんなに無理してまで勉強なんかしなくてもいいと思うのだが、やはりその子の将来を見据えて、学問が必要と判断しているのは、とてもよく出来た立派な親たちだと思う。 | [投票] |
★4 | ピーター・パン2 ネバーランドの秘密(2002/米=カナダ=豪) | 子供のころにはもう戻れない。 [review] | [投票] |
★5 | おとなのけんか(2011/仏=独=ポーランド) | 大人のけんかも、つまるところ子供のけんかと同じようなもの・・・ではないんだね。 [review] | [投票(1)] |
★3 | ファッションが教えてくれること(2009/米) | ボブとサングラス。目立つおしゃれな装い。実に魅力的な人だ。特別号製作ドキュメントだから、目的が違うかもしれないが、そのアナの魅力に迫るとか深堀りするとかが欲しかった。インタビューもあったが、インタビュアーの方が手玉に取られている印象を受けた。 | [投票] |
★4 | 社葬(1989/日) | とにかくストーリーが面白い。企画(佐藤雅夫)と脚本を褒めたい。役者では、猛者に混じって存在感があった佐藤浩市(29歳)。あと目についたのは、その笑いの姿勢を崩さないイッセー尾形と真面目な山内としお、今(2015年)も昔と変わらず軽い船越英一郎。 | [投票] |
★4 | 赤線地帯(1956/日) | 音楽が気持ち悪い。沢村はいつも通り(首にシップを巻いてはいないが)オカミの役。ゆめ子とより江のケースはよくある話で、ミッキーとやすみはレアだろう。ハナエはオカミに嫌味を言われながらのお勤め。あんな女の亭主になりたいと女房の陰でこっそり呟いてみた。 | [投票(1)] |
★5 | 永遠の僕たち(2011/米) | 死をこれほど身近に、温かく感じさせる作品はなかった。 [review] | [投票(1)] |
★3 | ジーリ(2003/米) | 物語が余りにもお粗末。登場人物は主役3人以外の人々も個性的で魅力があったが、とって付けたような登場だけで物語に絡まず、お粗末な一因にもなっている。何故国際電話でオーストラリアの天気予報ばかり聞くのか?に、アナウンサーの声が好きだから、は良かった。 | [投票] |
★3 | 西部に賭ける女(1960/米) | 西部劇も様々な題材があるもんだと感心する。A.クインはバイタリティなイメージがあり、このキャラは違和感がある。S.フォレストの方が強くカッコよく、こちらが主人公かと見間違える程だ。S.ローレンは変わらず魅力あり。このオチは考えつかなかったな。 | [投票] |
★3 | ザ・インタープリター(2005/米) | 細かい所までは無理だが、大体の‘真相’は、伏線も用意されており、消去法で考えれば比較的容易にたどり着ける。が展開が少しゴチャゴチャしており、何となくスッキリしない出来だ。ショーン・ペンは眉間にしわ寄せて、彼らしいいい味を出している。 | [投票] |
★4 | 荒野のストレンジャー(1972/米) | これがイーストウッドのホラーか。 [review] | [投票(1)] |