★5 | 華麗なる週末(1969/米) | 誠実で良質の少年(だけのものではない)物語。原作者フォークナーもマーク・トウェインが大好きだったそうで、本作もトム・ソーヤーの匂いがする。ルパート・クロス(クロッセ)は「旋風の中に馬を進めろ('66)」でも存在感が有った。コリーが美しい!5点(笑) | [投票] |
★3 | 梅切らぬバカ(2021/日) | 発達障害‘あるある’で綴っていく。幾つか解決しないエピソードがあり、中途半端な感じを受けるが。これが現実の姿なのだろう。
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★4 | 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族(2021/日) | 癒し系といわれるが、岩合撮影の猫目線はもう一歩踏み込んでいそうに見える。と同時に、逆に甘いナレーションで癒し系をワザと強調しているようにも見える。作者は分っているのだ―癒し系でなくて誰が過酷な現実なんぞを見たいものかを。私自身もそうなのだから。 | [投票] |
★4 | 春の悶え(1951/スウェーデン) | 「裁く者は、裁かれる」とは言うが、誰をも悪く描いていない(と私には思われる)点を買いたい。良作だ。農場、野良仕事風景がモノクロで美しい。邦題を付けた人の見識の無さにあきれる。 | [投票] |
★4 | イレイザー(1996/米) | これはもうシュワ=スーパーマンだ(笑)。のっけからヒロインはハラハラドキドキ。彼が現われると、もう大丈夫と観客は一安心。これがシュワちゃん映画だ。ノンストップアクションでラストまで1本道。ラストが更にうならせる。ラストの凄い映画ベストの1本だろう。 | [投票(1)] |
★4 | エリン・ブロコビッチ(2000/米) | 実在の人というのが実に痛快。悪徳会社から妨害はなかったのか、心配する。周りの人たち(事務所の人、女弁護士等々)は彼女の引き立て役になっている、という演出の上手さ。大好きなブ男だが実力者アルバート・フィニーの抑えた演技がその最たるものだ。 | [投票] |
★4 | ガーンジー島の読書会の秘密(2018/仏=英) | 本好きの人々に贈る物語だ。本好きの人は変人が多い(誉め言葉です)が、心根は優しい人が多い。その優しさを力に、最初の一歩を踏み出す勇気を与えてくれる作品だ。踏み出したそこに本当の居場所があることを教えてくれる作品だ。 | [投票] |
★0 | 愚行録(2016/日) | 嫌な作品だ。愚行と言いながら扇情的作品に仕上げ、世の中そんなものだと悦に入っている作家、映画製作者、マスコミ、社会。事実は小説より奇なりというが、こんな現実が有ってたまるか。ひかりは‘愛のむきだし’からのファン。こんな作品で賞を取らなくて良い。 | [投票] |
★3 | ザ・ボディガード(2017/米) | 最初から分かり難い。更にこんなシーンが有ったらいいな、というシーンを各所でつないだ為、無理な展開が増えた。つまり、ホンがマズいのだ。音楽もやる気なし。モストウ1人が頑張った―町並み、風景・・佳い画だ。脇役ダニー役ヴェロニカ・エチギがちょっといい | [投票] |
★3 | 公園通りの猫たち(1989/日) | 観ていて、何か違和感があった。それは、明るく楽しい女の子たちに比べ、猫のシーンがリアル過ぎることだ。
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★5 | リード・マイ・リップス(2001/仏) | 「メインの物語に全く関係がない」という声が多い保護司の話について。実は、私はこの話にホッとしたのだ。
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★3 | ネコナデ(2008/日) | タイトルにネコと有るが、サラリーマン、会社がメインの物語。幾つかの伏線も有り、そつなくそれなりにまとめたホンは、きっちりしていて気持ちがいい。家族の描写の仕方から、もっといろいろ出来たんですよ、との脚本家の声が聞こえそう。 | [投票] |
★5 | 胸に輝く星(1957/米) | 音楽とホンと演出(錚々たる3人)が見事に融合し、オープニングから西部劇の世界に一気に引き込まれる。展開が甘い気もするが、無理はない。群集心理を描く良識ある秀作西部劇。昔の邦題は良かったね。リー・ヴァン・クリーフの顔が見れるのも嬉しい。 | [投票] |
★3 | ピラニア(1978/米) | しっかりした話の骨組み。だから動物パニック物の1つに残っているのだろう。ただ、肝心のコワさがもう1つ。小さく止むを得ない面はあるが、グロに走るのではなく、襲撃する前のコワがらせる工夫を、未だ々やり切れていないと思う。ラスト10分は合格。3.6点 | [投票] |
★3 | フレンチ・ラン(2016/英=仏=米) | 前半が素晴らしい。その勢いで最後迄行くが、後半はズサンな所多く又よくある話にトーンダウンしてしまった。伏線も動機も弱い。高級マンションの取調室なんて、面白い所もある。キャラが全員しっかりしていて、それは楽しい。続編に期待(・・・無いの?)3.9点 | [投票] |
★3 | 雲霧仁左衛門(1978/日) | 私、分かるんですよ。確かに原作を読むと、尾張藩が将軍職に執心していたことがね。強く印象に残ってます。しかし、それをこういう形で持って来るとは―。申し訳ないけど、これはダメでしょうね。
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★3 | ある天文学者の恋文(2016/伊) | 同じような話がしつこい。すごい愛でしょと、言い過ぎ。オルガは頑張ったけど、パッとしなかった。モリコーネの音楽は優しさのみで特徴が無い―独自のメロディラインが欲しかった。結局将来いつしかタイトルも忘れ、スタントシーンの凄さのみ覚えていそうな作品。 | [投票] |
★3 | 新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義(1972/日) | 今更だが主人公のキャラは、正義感の強い直情型の若者、だ。よく喋るし、ずっこけもする。そんな末広(であり橘)にやっと慣れたと思ったら、お別れだ。
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★3 | 新網走番外地 吹雪の大脱走(1971/日) | 村尾に変わって、大和久(おおわく)のホン。最近のはどこが網走やねん―の声に焼き直しだが、全編塀の中の話。期待の展開になったが、回収は無理に無理を重ね、残念な結果に。題名も間違っているし、東映内部で色々もめた?総金歯悪役今井が、シリーズ最高のノリ。 | [投票] |
★4 | 新網走番外地 嵐を呼ぶ知床岬(1971/日) | 毎度お馴染みのパターンだ、という勿れ。良くも悪くも「網走」の全要素をぶち込んだ、ホン屋村尾の意地を見せた集大成だ。藤田さんの‘人斬り直の愚痴話’が重い。嫌いな安藤はカッコ付け過ぎ。健の「これしかないんですよ」が哀しい。誰だってそうなんだぜ。 | [投票] |