★3 | サウスポー(2015/米) | フークワがボクシング物を1度撮ってみたかったという事だろう。撮影はしっかりしていた。作品の特徴付けの為か、ワザとらしい流血のアップアップ。流血過ぎてギレンホールとは分からず―ご苦労さまでした。好きなウィテカーは変わらず手堅い。 | [投票] |
★4 | もったいないキッチン(2020/日) | 内容が多岐に亘り、考えなくっちゃならない事が多過ぎる・・という事はない。へーぇで良い。大事なのは、意識を持つ事だと思う。ご飯を残さない、魚をキレイに食べる、消費期限を1日過ぎても捨てない、それで十分なのだ。 [review] | [投票] |
★5 | ワイルドカード(2014/米) | クリスマスソングに乗せて、殴り合いを楽しむ趣味の良さ(悪さ?)。ベガスで生きる用心棒の人生を垣間見せる。クリスマスといえば贈り物。勇気をもらったのは、若者よりニックだったと思う。 [review] | [投票] |
★3 | 勝手にふるえてろ(2017/日) | 松岡のハマリ役だろう。彼女の可愛さ(こんなにキレイだったんだ―失礼!)、率直さ、素直さがよく出ていた。現実と夢のバランスがとれており、心地よい展開だった。原作通りというか、それ以上というか。3.5点 | [投票] |
★4 | マグニフィセント・セブン(2016/米) | フークワは見せ方が本当に上手い―西部劇としての。更にあの名曲を流す所も考え抜かれている。中味は原作の要素を忠実にリメイクしている。ただ恋愛と、後半の武器には盛り上がりに欠けたと言わざるを得ない。その他は上出来です。 | [投票(1)] |
★3 | 荒野の七人 真昼の決闘(1972/米) | 初めて「七人」の続編を観る(4作目だが)。この定型物語に、改めて黒澤のmagnificentを思う。冒頭からあの名曲が流れ、顔がほころぶ。私がリー・ヴァン・クリーフを好きな理由の1つは、セリフをはっきり言う事。実に聞き取り易い―意味は分からないけど(笑)。 | [投票] |
★3 | おもいで写眞(2021/日) | 着想良し。これだけ良いアイディアなら話は付いて来るだろう。ただ話の底が、浅い。だから全体に、平坦になった。その象徴の1つが音楽だ。旋律がワンパターンで、例えば挿入曲を4,5曲用意していればもっと変化があったと思う。‘嘘’の処理は上手かった。3.5 | [投票] |
★3 | コンフィデンスマンJP 英雄編(2022/日) | パターンが分かって来たので、騙されなかった。今回は種明しがしつこい。どれだけ良くても、過ぎたるは及ばざる如し。それだけ徒らに謎を広げ過ぎたとも言える。切れ味悪し。後付けた理由、も有った。でも今まで以上に弾いたダ―子は大好き。 | [投票] |
★3 | 狼の挽歌(1970/伊=仏) | ジルのエロさ、絶好調。製作、監督、音楽と伊人でもうマカロニ・ハードポ・・ではなくハードボイルドだ。でも良かった1番は、邦題だ。廃棄された観光船(蒸気船?)のシーンも良かった。これも挽歌だろう。何はともあれ、諸兄よ、女には気を付けよう。 | [投票] |
★2 | 網走番外地 吹雪の斗争(1967/日) | ある小物。何故無理に登場させたかと最初からの疑問が、最後に判明―完全なパクリで、あぁアレをやりたかったのかと。がお粗末な出来で大いに笑う。展開、齟齬、誤謬、女のセリフと全体にヒドい。採点の甘い私もこれはダメ。世の中最後はこんなものですかね。 | [投票] |
★4 | 網走番外地 悪への挑戦(1967/日) | これ程真面目な映画は珍しい。意欲作。悪組織、格差はいつの時代にも。更生に必要なのは、楽しく飯を食える場―子ども食堂。ドス持つ健さんで‘網走り’に戻り、ホッとする。おやっさんは山車の上で采配を振るう。「山笠有るけん、博多たい」と言う(私元福岡人)。 | [投票] |
★3 | 網走番外地 決斗零下30度(1967/日) | 舞台を冬山鉱山にしたのは新機軸だが、話は毎度お馴染みのパターンで少々うんざり。作者も分かっていて、思い出のシーンや大槻の一部始終等オリジナルを出そうとしているが、細かい展開がずさんで、登場人物の扱いもぞんざいだ。だらだら見続ける他に手はなし。 | [投票] |
★4 | 網走番外地 大雪原の対決(1966/日) | 酔狂な前作に比べ、雪雪雪の、これぞ網走り。自由でのびのびした脚本で、キャラも生き々している。吉岡リョウ役の吉田輝夫がカッコいい。その妻役の国景子もきれいだ。若僧役の高倉も頑張っているが、一番は鬼虎のおやっさんですね。入れ墨のいわれが又渋い。 | [投票] |
★3 | 網走番外地 南国の対決(1966/日) | 途中眠たくなった。話の展開がよく分からないし(半分眠っているので)、つまらなかった。‘網走り’が沖縄なんて!酔狂としか言えん。鬼虎さんの顔が見れて、元気でやっておられるご様子だけが良かったです。
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★4 | 網走番外地 荒野の対決(1966/日) | 一番楽しんでいたのは、高倉だろう。話は使い古された題材だが、脚本家の健闘が伺える。ラストが余りにも決まる勧善懲悪異色篇。また老人は若者を生かせという鬼虎さんのメッセージが心に響く。 | [投票] |
★3 | 網走番外地 北海篇(1966/日) | 観客サービスに溢れる1本。盛り上がるシーンに持って行く為、話の展開がスムーズでなくすっきりしないが、トラックを乗合いにしたのはいいアイディアだった。嵐寛の強面に対する健のチンピラ野郎の若さが、弾けていい感じだ。 | [投票] |
★3 | 東南角部屋二階の女(2008/日) | 今の時代の若者の雰囲気を上手く捉えている。構成としては、老人組と若者組が有り、前者の物語で後者が‘本来の自分を取り戻す’という形だが、どうも感動が薄い。 [review] | [投票] |
★3 | ホワイトナイツ/白夜(1985/米) | オープニングのバレエが凄い。動き、フォルムが決まっている。物語はちょっとだけ良かった。アカデミー受賞曲「Say you 〜」もちょっとだけ良かった。母親似で初映画のイザベラが棒立ちだった(失礼)。あのヴィソツキーの「馬」が聞けたのは全く拾い物!!3.8 | [投票] |
★4 | レッド・オクトーバーを追え!(1990/米) | 原作者のアイディアに脱帽。鑑賞2回目。凄いシーンが一杯あったが、何故か覚えているのは、決死のダイビングと‘4分’だけ。妙なものだ。一番最初に現れ・・・される士官名がプーチン、とは何とも。特に今(2022年ウクライナ侵攻)となっては、更に何とも言えない。 | [投票] |
★4 | シノーラ(1972/米) | スタージェスがこんな作品を撮っていたとは!巨匠なので誰も文句を言えなかったのだろう。原題‘Joe Kidd’とセリフ「以前はバウンティキラー(賞金稼ぎ)で、ここ2,3年は当地に住み着いている」から明らかなように・・・ [review] | [投票] |