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シーチキンさんのコメント: 更新順

★5顔のないヒトラーたち(2014/独)その正義の剣は、すべてを切り裂く。それでも人はすべてを知るために、その剣を振るわなければならない。 [review][投票]
★4ヒトラーの忘れもの(2015/デンマーク=独)だから戦争をしてはならない、という当たり前のことが心に刻みつけられる映画。 [review][投票]
★3コロニア(2015/独=仏=ルクセンブルク)最後までハラハラさせてサスペンスとしては悪くない。全体的には端折りに端折ってという感じがしないでもないが、これが事実であるということの重みはある。特にスタジアムのシーンには身の毛がよだつ恐怖政治の暴虐があった。 [review][投票]
★3ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016/米)今どき新鮮な肉弾相撃つアクションは良いが、肝心の一匹狼風味がずい分と薄れてしまっては、古色ゆかしいハードボイルドの魅力が半減。ところどころの小技は冴えても、びしっと一本つらぬくものがないと、いささか物足りない。[投票(1)]
★5オケ老人!(2016/日)ベタではあるが、コミカルでテンポよく、何より楽しい気分になる映画。楽しくてこその音楽という王道を、気後れすることなく、気負うこともなく描いて、ホントに楽しい映画。採点は大甘だが楽しさに免じて5点。[投票]
★4サバイバルファミリー(2017/日)突っ込もうと思えばいくらでも突っ込めるがそういう映画ではない、テーマを深めようと思えば如何様にも深められそうだがそういう映画でもない。この題材を普通に楽しめる娯楽作に仕立てるというのは、それはそれで凄いと思う。観てて楽しめた。[投票(4)]
★4アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015/英=南アフリカ)虫型、鳥型カメラなどそこまでできるの?という技術こそ出てくるが、描かれている逡巡と判断、そして結末に至る過程は、遠い世界の紛争地帯から流れてくるニュースに照らし合わせてあまりに生々しい。 [review][投票(4)]
★4アルジェの戦い(1965/伊=アルジェリア)2016年公開のデジタルリマスター版で鑑賞。テロと拷問、抵抗と圧制を描く。登場人物の顔のアップがどれも生々しい迫力がある。解放戦線を壊滅に追いやっても歴史の流れは止まらない。 [review][投票]
★3ロング・トレイル!(2015/米)毒にも薬にもならない、年寄り二人のほのぼのロード・ムービーで、大した盛り上がりもなくのほほんと進む。 [review][投票]
★4手紙は憶えている(2015/カナダ=独)ラストの展開は衝撃的。「あっと驚く」というレベルをはるかに超えた真実にはびっくり。そしてその衝撃の展開に説得力を持たせるのは・・・ [review][投票(1)]
★4マグニフィセント・セブン(2016/米)物語はほぼ『七人の侍』なので先は読めるし、その七人の造形もそれほど奇をてらう事もなく無難というよりも手堅くまとめて悪くない。それに何より戦闘シーンではふんだんに人馬を使って思いっきりド派手に見せてくれたことは嬉しい。[投票(1)]
★4ティエリー・トグルドーの憂鬱(2015/仏)ささやかな人生にあるのは、幸せばかりではない。悩みも苦しみも怒りもやるせなさも、みんなある。そのささやかな人生を、いっさいのBGMを排して淡々と、まるでドキュメンタリーのように描く。こういうのもフランス映画だよなという雰囲気をまとった秀作。 [review][投票]
★3ザ・コンサルタント(2016/米)なかなか良く出来た設定で、ちょっとミステリアスなところもいい。 [review][投票(1)]
★2聖の青春(2016/日)エンドクレジットの最後に「聖の青春」を元にしたフィクションとはっきり出ているので、創作があるのはよい。ただ現実に存在し生命の限りをひしひしと感じながら将棋にひたすら打ち込んだ村山聖の、いつまでも心に残る生き様を描くには物足りないものがある。 [review][投票(1)]
★5ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016/米)そのすべてが『エピソード4』に捧げられた一本。潔い姿に、リアルタイムで『スターウォーズ』を映画館で観た記憶がよみがえり、熱いものがこみ上げてきた。感涙にむせぶこと、少なからずであった。 [review][投票(6)]
★5この世界の片隅に(2016/日)まぎれもない傑作映画。狂った世界のリアルな日常で起きる悲劇、などという言葉ではとても言い表せない。身体の奥深くに突き刺さり、揺るがすような悲しみにおそわれる。「理不尽」でも「無残」でも言い足りない。 [review][投票(4)]
★3君の名は。(2016/日)個々の要素にバラしてみればいずれも類型的だが、それらの組み合わせ、まとめ方がうまく綺麗な絵柄と相まって面白かった。ただ本質はファンタジーロマンスだと思うので、自分の好みではない。ところどころ見ているこちらがこっ恥ずかしくなるところもあった。 [review][投票]
★3あの日のように抱きしめて(2014/独)何が言いたい映画なのか、よくわからんかった。サスペンスの一種なのだろうかと思うが、不明な点も少なくない。ただ雰囲気だけは良い映画だ。[投票]
★4われらが背きし者(2016/英=仏)劇中の台詞そのままに「信義を重んじる」映画。スタイルは現代的だが、古風な物語でところどころ展開は読める。それでも面白く見ることができるのは、小細工に頼らず堂々と王道を貫く、まさに映画の「信義」を重んじているからだろう。良い映画だ。[投票]
★4人生スイッチ(2014/アルゼンチン=スペイン)「そんくらいやんなきゃ、嘘だよな」という素朴な思いに応えきった快作というべきか。その時、自分のできる範囲の事を「とことんやりつくす」というのはちょっと爽快。 [review][投票(1)]