町田さんのコメント: 更新順
悲愁物語(1977/日) | なんて厭世観に満ち満ちた復帰作。ゴルフは単に飽食の象徴として扱われているだけの普遍的なゲテモノ映画。 | [投票(1)] | |
五人の賞金稼ぎ(1969/日) | チンコネタ時代劇。黒澤を意識した東映プログラムピクチュアには佳作すらない。 | [投票(1)] | |
女殺し油地獄(1957/日) | 堀川弘通が芸術的審美眼など持ち合わせていないことは彼の作品を1,2みれば直ぐ判ることだが、それにしてもこれは酷い。映画化した意義も覇気も全く感じられない恐ろしく凡庸な画作り。役者たちの熱演が勿体無い。特に谷晃。 [review] | [投票(1)] | |
まわり道(1975/独) | 人間嫌いで、故に実業と縁が薄く、その割りに押しに弱く、親のスネカジリで、意外と面倒見は良く、良いけれど飽きっぽくて、それを理屈で割り切って、平気で人を裏切る、そんな文学徒弟の主人公が自身の [review] | [投票(3)] | |
下落合焼鳥ムービー(1979/日) | 『ケンタッキー・フライド・ムービー』より身近で『M★A★S★H』より切実な忍び笑い。若き日の所ジョージはドナルド・サザーランドと同じくらい男前だ。 | [投票] | |
チキン★ハート(2002/日) | 全編を包み込むリード楽器の音色のような優しさだ。笑いに関しては意識したであろうカウリスマキに及ばないが誠実さに関しては負けていない。 | [投票(2)] | |
凶気の桜(2002/日) | 「強さ」にしか共感出来ない少年ジャンプ世代の徒花。そして”リスペクト”って言葉をパクリの免罪符に使う自称ファッションリーダーのおバカさん達が作った21世紀最低最悪の作品である。 [review] | [投票(4)] | |
無宿人御子神の丈吉 黄昏に閃光が飛んだ(1973/日) | 奇しくも完結編となってしまったシリーズ第三作だが内容だけ見れば良く出来た好編。夏八木勲が『女囚さそり』で犯した罪の復讐を受けるが切な過ぎてザマミロなんてとても云えません。雪原のラストは流石岡崎宏三。 | [投票] | |
無宿人御子神の丈吉 川風に過去は流れた(1972/日) | シリーズ中最も安定した一本。安定し過ぎて緊張感が失われてしまったという説もある。渡辺岳夫のテーマ音楽が良い。 | [投票] | |
無宿人御子神の丈吉 牙は引き裂いた(1972/日) | ファンキーベースのグリッサンドに合わせたズームアウトから始るB級不条理剣戟。峰岸や中村敦夫に比べ主役の原田芳雄が余り強く無さそうなのがこのシリーズの味噌です。 | [投票] | |
子連れ狼 三途の川の乳母車(1972/日) | 序盤からアクロバティックな殺陣シーンばかりが延々と続き辟易する。ラストは異国・異時代感溢れ愉しめた。 | [投票] | |
ウッドストック(1970/米) | 圧倒的に衝撃を受けたのは神童と呼ばれたサンタナのドラマー、マイケル・シュリーブのプレイでしたね(当時17歳)。馬鹿巧い上に男前なんですよねぇ。あとヘリで到着したザ・フーの貫禄パフォーマンスも忘れられません。 | [投票] | |
天城越え(1983/日) | 脚本にも参加している師匠・加藤泰を思わせるローアングルショットと女性描写が入念な回想シーンの出来は良いのだが、既に多くの方が指摘されている通り、現代シーンがあまりにもチープで眼を覆いたくなる。 [review] | [投票(2)] | |
レッド・ツェッペリン 狂熱のライブ(1976/米) | 「リアル・ロックはこんなに冗長なのか!」中学生の俺をZEPからそして’70年代ロックから遠避けたある意味でのトラウマムービー。→2003年、新DVDの発売で価値は暴落。しかし一度でいいからスクリーンで観てみたい。 | [投票] | |
野良猫ロック セックスハンター(1970/日) | 西部劇風の複襲劇に戦後日本の人種問題を絡めたバランスいい社会派娯楽作。キャラの造型が深く、朝陽に包まれる安岡他映像も素晴らしい。予定調和の対極に位置する大和屋竺の個性も爆発する長谷部三部作中の最優良作。 | [投票] | |
野良猫ロック ワイルド・ジャンボ(1970/日) | 愛、正義、復讐?いらん、いらん。行動理念の呪縛から飛び出したこれこそ正真正銘のニューシネマです。バンジョー、Bハープ、フィドルからスティール・ギターまで用いて反復されるメインテーマの屈託の無さが逆に切ない。 | [投票] | |
女番長 野良猫ロック(1970/日) | 新宿駅周辺のカーチェイスとGSカルト揃い立てのミュージカルシーンが最大の呼び物といういわゆるオマケ付き菓子映画。和田も愛した当時流行のジャズロック(ブラスロック)風のBGMが最高。如何わしい視覚効果も何ともいえぬ味わい。 | [投票] | |
涙(1956/日) | フィルムの状態が悪かったのもあるが・・・唐突に終わってしまった印象。 | [投票(1)] | |
新・仁義の墓場(2002/日) | 白眼向いて絶叫の岸谷五朗、痩せ衰えて痛々しい有森成実。この二人、演技なんてものを完全に超えています。美木良介、大沢樹生、井上晴美など助演も悪くない。時代背景を重視したオリジナルに対し人物の関係性に焦点を絞った脚色もお見事。 | [投票(1)] | |
ライムライト(1952/米) | 『ライムライト』は舞台に登る全て人間にとってのバイブルである。 | [投票(1)] |