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ペンクロフさんのコメント: 更新順

★2ストリート・オブ・ファイヤー(1984/米)若い頃に観て「こいつら何やってんだ? アホなのか?」と思ったんだから、つくづく自分にはロケンロールの素質がないのだろう。世界でオレだけがカッコイイんだと大声で叫び陶酔する厚顔無恥には、当時も今もこれからもついてゆけぬ。[投票(1)]
★3ウォーターワールド(1995/米)コスナー演じる自己中心的で身勝手な主人公像は、好きになる要素皆無。娯楽大作映画でこれは致命的だが、たぶん『マッドマックス』のマックスあたりが源流にあるのだろう。この間違った流れは『ポストマン』へと続く。[投票]
★2英二(1999/日)驚愕の連続。会話場面で、話す2人のどっちを撮るか迷うようにカメラがふらふら揺れる。どっち撮るかぐらい決めとけよ![投票]
★4戦場の小さな天使たち(1987/英)こどものせかい [review][投票(3)]
★4ジャンゴ 繋がれざる者(2012/米)様々な思惑が交錯し、緊迫した状況が移ろいゆく危うさを描いて秀逸。前作同様、全盛期の福本伸行マンガの如き面白さ。それでも不満はある。 [review][投票(8)]
★3家族(1970/日)庶民説教映画に見る1970年のリアルガチな日本の姿 [review][投票(3)]
★4イングロリアス・バスターズ(2009/米=独)おもしろ戦争講談。タランティーノの本質、精神は講談師や落語家に極めて近いと思う。快楽亭クエンティンの毎度馬鹿馬鹿しいお話。ただ話芸がうますぎるあまり、思想の背骨はちと見えにくいかなあ。[投票(1)]
★3神弓 KAMIYUMI(2011/韓国)野山を駆け巡る射手同士の戦闘を、「弓」であるがゆえの独特な緩急で描いて面白い。サバゲーってこんな感じなのだろうか。崖をめぐる攻防なんか素晴らしいのだが、歴史ものぶった暗さ重さがテンションを下げる。『アポカリプト』の影響甚大。[投票]
★3コーマン帝国(2011/米)妖怪コーマンは若者たちの先生ではなく、「コーマン帝国」も「コーマン学校」ではない [review][投票(2)]
★2ホーホケキョ・となりの山田くん(1999/日)超絶技巧の全作画でみんなニコニコ大俯瞰とか本当に気持ち悪い。お前ら愚民はこのようにパッとしない人生を生きてろという説教を金とって見せてるわけで、いくら商売っ気のない作家にしてもひどすぎる。[投票]
★4マンディンゴ(1975/米)若旦那ハモンドの「人種差別に安住したうえで奴隷にみせる優しさ」が凄いリアリティ。当時の南部では、彼のような男が博愛主義者を気取っていられたのだ。[投票(3)]
★5ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明(1991/香港)「武術では銃に勝てない」 衝撃的な台詞ひとつで、『天地黎明』は永遠を生きる映画になった。列強に侵略されてゆく清朝の中国人の視点から、英雄好漢が銃弾一発で倒される悪夢の如き「近代」の到来を目撃する。目眩のするような時代劇の風格。[投票(3)]
★4アタック・ザ・ブロック(2011/英)オラが団地で宇宙戦争や! ボンクラの夢の如き展開から、クソガキの成長から英雄の誕生を不意に見せつけられ、ウッカリ感動してしまった。血みどろの活劇に隠しても、作り手の子どもたちへの愛情は疑いようもない。こういう映画を文部省で推薦しろと思う。[投票]
★4ザ・レイド(2011/インドネシア)おぬし、思想が出ておるな [review][投票(6)]
★3ウォーターシップダウンのうさぎたち(1979/英)地面をトントンと叩いて仲間に警戒の合図を送るなど、ウサギらしい仕草はよく描かれている。しかし原作には確かにあった叙事詩の風格、魔法のようなストーリーテリングは失われた。そして主題歌は井上陽水のカバーに差し替えられた。[投票]
★2ジャックとジル(2011/米)アダム・サンドラーが全編のびのびやってる。彼のファンには楽しい映画なのだろうが… アル・パチーノしか楽しめなかった。[投票]
★3LOOPER ルーパー(2012/米)大人はガキンチョを正しく導かねばならぬのでアールときたもんだ [review][投票(6)]
★3ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略(2012/日)ギャグを排した深刻な「ベルセルク」に感じる不安 [review][投票(2)]
★4ホビット 思いがけない冒険(2012/米=ニュージーランド)何をどうすれば物語が「映画」になるのか、そのお手本を見た気がする [review][投票(7)]
★2太陽の帝国(1987/米)大群衆のスケール感に時折ハッとさせられるものの、何がしたいのやらよく判らぬ散漫な出来。歴史や原作なんか無視して好きにやりゃいいのにと思うが、そうもいかんのだろうか。[投票]