蒼井ゆう21さんのコメント: 更新順
もらとりあむタマ子(2013/日) | 食べる映画。前田敦子は、春夏秋冬ひたすら物を食べている。しかし、けしてそれは「美味しそうではない」。彼女にとって「食事」は、まるで何か義務を遂行するかのような、ルーティーンの一部でしかない・・ [review] | [投票(2)] | |
四十九日のレシピ(2013/日) | やや感傷的すぎる感じがしないでもなく、手ごろなおしゃれ系癒し映画となっていてタナダ監督のアウトロー感があまり感じられなかった。ただ、最後の外を見る永作ひろみの表情の長回しはとてもよかった。 | [投票(1)] | |
スティング(1973/米) | 安レストランの人生にうんざりしたような顔したウエイトレスが忘れられない・・けして美人でもないが、とにかく顔を見ただけで、うんざり感が伝わってくるのがすごい。 [review] | [投票(2)] | |
パピヨン(1973/米=仏) | 「自由のためなら死んでもいい」。「手段」としての「自由」と、「目的」としての自由。 [review] | [投票(1)] | |
風立ちぬ(2013/日) | 物語はなんてことないが、映像がやはりすばらしい。飛行機が雲に入り出てくる時の雲の様子や、ビデオ?テープを全部海に放り出すところ、建物に映った影など、細部まで凝っていて、これはもう快楽。見ていて気持ちよくなる。 | [投票] | |
そして父になる(2013/日) | エリートとヤンキー、そして父「である」と父「になる」 [review] | [投票(1)] | |
竜二(1983/日) | 題名は荒っぽい感じがするが、実はこの映画はとても「繊細」な作品だと思う。 [review] | [投票(1)] | |
箱入り息子の恋(2013/日) | 途中までぬるい感じがしたが、中盤、主人公の行動が狂気をおび、だんだん頭がおかしくなっていくにつれて、面白くなっていった。 | [投票] | |
ハチミツとクローバー(2006/日) | 蒼井優がいまいちどういう女の子かわかりにくく残念。。それよりも、西田尚美の瞬間的な横顔のほうが全てを物語るように存在感ありまくりだった。 | [投票] | |
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(2007/日) | 剥き出しの出来事に対して、安易な物語化を拒否し、それに向き合うための「勇気」を持つということ。 [review] | [投票(3)] | |
M★A★S★H(1970/米) | 男くさくて馬鹿っぽい感じの映画。笑いもなんか大雑把な感じのアメリカ的な雰囲気が漂う。BGMの日本語放送はいったい何だったのだろう。小出しで連なるエピソードはちょっと飽きる。 | [投票(2)] | |
火垂るの墓(1988/日) | 焼夷弾も怖いが、あの親戚のおばさんも怖い。主人公の行動の是非は別として、みんなお国のためにがんばっているから、とか、みんな工場で働いているから、どか「みんなと同じ」ことが善とされ、そうしないと排除される雰囲気が恐ろしい・・。戦争の怖さよりも、そちらの怖さのほうが気になった。 | [投票(4)] | |
その夜の侍(2012/日) | 冒頭の堺雅人のシーンや、安藤さくらのデりヘルカラオケ、谷村美月など、虚無的な雰囲気がよく出ていてよかった。しかし、クライマックスのシーンでそれが壊され、少年漫画のようなかたちで決着がついてしまうのは残念。 | [投票(1)] | |
バブルへGO!! タイムマシンはドラム式(2007/日) | 可能なる広末 [review] | [投票] | |
約三十の嘘(2004/日) | だらだらした会話は特に面白くもなく、詐欺師のわりにたいしたトリックもなく。なにより・・ [review] | [投票] | |
ステキな金縛り(2010/日) | なにより深津絵里のかわいさが異常。こんな深津絵里はいままで見たことがない。ラブストーリーでも何でもなく、黒髪と黒のスーツで化粧もあまりしていないように見える深津絵里のこの魅力は、間違いなく本物だと思う。物語は結構むちゃくちゃな設定だけど、いい話で面白かった。 | [投票(1)] | |
配達されない三通の手紙(1979/日) | 昭和の映画という感じ。たいして期待していなかったが、それなりに面白かった。松坂慶子がよかった。 | [投票] | |
麒麟の翼 劇場版・新参者(2011/日) | 出演者が豪華な感じがした。最後・・ [review] | [投票] | |
ALWAYS 続・三丁目の夕日(2007/日) | 既存の物語のテンプレートをなぞっているような作品だが、面白かった。実際にあの時代がどうだったかはよくわからないが、理想を素直に信じることができた時代だったのかもしれない。われわれのファンタジーの投影点としてあの時代が選ばれることには何か意味があるのだろう | [投票(1)] | |
ゲゲゲの女房(2010/日) | 戦争経験者の水木にとって、彼の貧困生活(それは「貧乏」というよりもむしろ「飢え」に近い)よりも、直接的に命を奪われる「戦争」のほうがもっと怖かった。そして戦前・戦中と戦後の変化を見た彼は、おそらく「時代」も信用できないから媚もうらないのだろう。単純に貧乏を怖れないメンタリティと、吹石のような女性と結婚できたのがうらやましい。 | [投票] |