★3 | クライシス・オブ・アメリカ(2004/米) | DVDパッケージの説明文で、すべてが表現しきれてしまっているのが悲しい。展開が、すべて予定調和で終わってしまう。"衝撃"や"スリル"が物足りなすぎる。メリルのヒラリー・クリントンやマーサ・スチュワートに通じる名声に溺れる傲慢な役の演技が存在感を醸す。 [review] | [投票] |
★3 | フォーガットン(2004/米) | サスペンスだと思うと憤るかもしれないが、モダンホラーだと思って観ると世界観は有り。ただ、アホ脚本家(多作品も微妙なの多い)の詰めの甘さに苛立つ。アンデルセンの「ある母親の物語」を読んで思い付いたとしか思えない。 [review] | [投票] |
★3 | 天使にラブ・ソングを…(1992/米) | 緩いっ!。ハリウッド産のコメディだと、ついついブラックなジョークを期待していたのだが…。さすがにウーピーを持ってしても舞台が教会だけにお行儀良く、まとまりすぎた良質すぎる印象。コンパクトに構成されているのは評価するが、刺激が足りな過ぎる!。前半の時点でエンディングが丸見え。 [review] | [投票] |
★3 | さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(1978/日) | ブームのときは子供だったので、乗り切れず、本作をTV放映していた時に見た覚えもあるが話を把握しきれなかった思い出が…。先日、深夜放送していたので見直して、初めてどんな映画なのか理解できた。このStoryならアニメである必要が無かったような気が…。 [review] | [投票] |
★3 | 獄門島(1977/日) | 石坂浩二の金田一シリーズ3作目。準備期間が短かった為か、シリーズ中、もっとも観客を置いてけぼりにし暴走する犯人像。シリーズ魅力の悲しみ、田舎の因習、作品に漂う切なさの薫りも薄い。キャストが豪華なだけに空回り感が一番切なかったり。海のロケーションは素晴らしい。 [review] | [投票] |
★3 | 夜の大捜査線(1967/米) | 人種偏見に関しては上手に描けていたと思うが、サスペンスとしては時代を考慮してもB級。最初から真犯人が怪しくてバレバレだし経緯も強引。ポワチエは黒人が白人に差別を受けるのと同様に彼自身も白人を無意識に差別しているという状況を巧みに演じていた。冷たいぐらいのスマートさが周囲の人間に対し斜に構えた感じを醸し好演。 [review] | [投票] |
★3 | 神田川(1974/日) | 内容はともかく70年代の雰囲気が遺憾なく伝わり興味深かった。主演の高橋恵子もデビュー間もないと見え、まだ鈍そうだけど正統派の美人なのがスクリーンに説得力を持たせている。人形劇とか草刈正雄のファッションとかガロしてて良い。 [review] | [投票] |
★3 | 催眠(1999/日) | 編集が粗いし、脚本も隙間が多く突っ込みどころ満載ではあるのだけど、雰囲気があったので平均点。ヒロインが、イイ女ではなくオタク少女という設定もリアルだった。モチーフとしての催眠は新鮮だけど、素材として使いこなせていなかったのが残念。 [review] | [投票] |
★3 | 蔵王絶唱(1974/日) | 70年代テイスト満載の青春映画。当時の2タイプの青春群像パターンのうち、「がむしゃらで底抜けに明るい」のでは無く、「陰りがあり悲劇に繋がる」タイプの作風。 [review] | [投票] |
★3 | パットとマイク(1952/米) | ヘップバーンの持ち前の活気と前に突き進む疾風のようなキャラクターが何よりも爽快。そこに絶妙にユーモアとロマンスが絡む脚本には脱帽。スポーツが舞台故、彼女の現代的な手足の長いスタイルもスクリーンを駆け回って魅了してくれる。 [review] | [投票] |
★3 | 息子のまなざし(2002/ベルギー=仏) | 同監督の前作『ロゼッタ』の感動には遠くおよばない。もちろん真摯な視点やリアルな描写は心を揺さぶりはするのだが、幾つかの疑問符が浮かぶのも事実。主人公が良く出来た人間であるのが前提のストーリー。 [review] | [投票] |
★3 | バットマン フォーエヴァー(1995/米) | キルマーのバットマンとスタイリッシュな映像は◎。キッドマン演じるヒロインは、何かが足りなくて△。悪役陣は軽すぎて×。オドネル演じるロビンも大人過ぎるしコスチュームデザインがNG。マコーレー・カルキン辺りが適当に演じてたら良かったのに。挿入曲のSealが切々と歌う「Kiss from a Rose」が印象的。 | [投票] |
★3 | ビヨンド・サイレンス(1996/独) | 聾唖の両親の元で育ったという設定が、話題性だけに終わっていないのは良かったのですが、やはりエピソードを詰め込み過ぎて、一つ一つが浅く散漫な印象。少女時代だけに執着して描いても良かったのでは? [review] | [投票] |
★3 | フリッパー(1996/米) | TVでやってた連続海外ドラマの「わんぱくフリッパー」大好きでした。イルカとの共存生活は夢のように思えたし。本作はそれをベースにしたリメイク映画作品なわけですが…。 [review] | [投票] |
★3 | フロム・ヘル(2001/米=チェコ) | 率直に言うと可もなく不可もない作品。脚本の構成自体はオーソドックスなゴシック・ミステリー。不必要に画面で表現される汚らしさが個人的にNG。デップの腑抜けの主人公も精細さを欠き微妙。 [review] | [投票] |
★3 | マイノリティ・リポート(2002/米) | 予告編を観て胸躍らせ、クルーズ主演で、スピルバーグが描く近未来映画なんて絶対面白いに違いない!。と、思って期待を胸に観たものの…。映像はスタイリッシュでクールなんだけどなぁ。 [review] | [投票] |
★3 | シー・デビル(1989/米) | ストーリーが、物凄く面白い訳でもないし、主演のロザンヌも好き嫌いが別れそうだけど、ライトタッチのハリウッドコメディらしい馬鹿馬鹿しさとメリルのいつもと違う肩肘張ってないコメディエンヌぶりがいい。 [review] | [投票] |
★3 | エコエコアザラク(1995/日) | 非現実的な内容を学園+オカルトという世界観に巧く絡めて表現出来ていたと思う。しかし観てると脚本が、やはり尻つぼみになって、やっぱりね〜と悲しくもなるが邦画にしては、かなり健闘。原作の古臭さを払拭してる雰囲気も良い。3作ある続編も未見なので気になる。 | [投票] |
★3 | 小説家を見つけたら(2000/英=米) | 作品の流麗に街を捉えた映像が非常に印象的で胸に残る。コネリーが演じると役柄も、その存在感で非常に威厳に満ちリアルに感じられる。黄昏に自転車に乗ってハーレムを駈けるコネリーの姿が記憶に残る。 [review] | [投票] |
★3 | タワーリング・インフェルノ(1974/米) | 70'sのパニック・ムービー全盛の時代に生まれた最骨頂。豪華なパーティーシーンとその後の展開のギャップが衝撃的。洋画劇場で何度も流れるのを家族と「また、これ?」と言いつつ観てた記憶。逃げまどい右往左往する豪華ハリウッド・スターを茶の間でのほほんと観る醍醐味。 [review] | [投票] |