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muffler&silencer[消音装置]さんのコメント: 点数順

★4大統領の陰謀(1976/米)追いつめる者は、追いつめられる者となってこそ、真に核心に触れることができる。しかも、辛うじて。芸能レポーターもどきと化した、現代の自称ジャーナリストたちに捧ぐ。[投票(5)]
★4フェリーニの道化師(1970/独=仏=伊)これは、わたしの持論なのだが、消費大国の子どもたちには、サーカスを観る"権利"があると思う。それが叶わぬことならば、『フェリーニの道化師』を、是非! [review][投票(5)]
★4シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック(1964/チェコスロバキア)ライヴァル心と共に、《ワタシ》を披露し合うことを「切磋琢磨」と言い、楽しい時間にもなる。しかし、《アナタ》を認め合えないことが、数々の悲劇の起源であり、同時に人間の性(サガ)なのだ。 [review][投票(5)]
★4ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972/仏)夢を見るから、朝飯が美味いんだ。ここだけの話だが、僕のフランス語で一番好きなことばは、"quelque chose"だ。<ケルクショゥズゥ>、この響き!ケルクショゥズゥ、シルヴォップレッ!(←ナンカ、チョウダイ!) [review][投票(5)]
★4白夜(1957/伊=仏)世界は恋人たちのためにある。夜の帳は、ふたりのダンスで下り、ふたりを包み、あてにならないふたりの約束で明ける。 [review][投票(5)]
★4ザ・エージェント(1996/米)この映画『Jerry Maguire』、"trust"、この一言に尽きる。【蛇足:「ザ/ジ表記」について】→ [review][投票(5)]
★4ひなぎく(1966/チェコスロバキア)堕天使がくれた「おいしい」虹色世界、たっぷり毒入りスパイシー、昇天。 [review][投票(5)]
★4スキャナーズ(1981/カナダ)ぼんばへっ![投票(5)]
★4ユージュアル・サスペクツ(1995/米)男心をくすぐる「カイザー・ソゼ」というアンチ・ヒーロー。[投票(5)]
★4イングリッシュ・ペイシェント(1996/米)美術のための映画。観る前に原作は既に読んでいたが、想像を越えた映像美。個人的には教会(うろ覚え)の壁画を見せるシーンがベスト。[投票(5)]
★4ブルーベルベット(1986/米)世界は「リンチ」と「リンチじゃないもの」で完成される。[投票(5)]
★4リトル・ダンサー(2000/英)綿菓子のような浮揚感。鑑賞後、三十路前の僕もビリーのように舗道を…スキップにとどめておいた。サントラ必聴。〔★4.5〕[投票(5)]
★4ショコラ(2000/米)鑑賞後、根性ババ色な僕も、映画館を降りる混み合ったエレベーターで「お先にどうぞ」と最後まで「開」を押して譲っていた。[投票(5)]
★4マルコヴィッチの穴(1999/米)喩えるならポテトチップス・シュガーバター味。[投票(5)]
★4トランスフォーマー(2007/米)"Kewl, Mom!" This is the masterbation of Hippocampus. 解体と再生のエクスタシー。 [review][投票(4)]
★4冬の光(1963/スウェーデン)芯まで冷えきった石のような心からしか「祈り」は生れない。だが、芯まで冷えきった石のような心では、その「応え」は聞こえない。「冬の光」は長く見つめていると雪目になる。 [review][投票(4)]
★4ザ・ミッション 非情の掟(2000/香港)宍戸錠と荻原流行と金子賢とトータス松本と内山君と、忘れちゃいけない奥田K子宣伝部長に、静かに撃ち殺された。スターリン万歳! [review][投票(4)]
★4楢山節考(1983/日)「因習」では片付けられない、これも「愛」。かつて日本では、自然こそが神であり、おりんの行動こそが愛の実践だったのだと再認識。[投票(4)]
★4ラストタンゴ・イン・パリ(1972/伊=仏)つまり、男にも更年期障害があるってことよ。[投票(4)]
★4さよなら子供たち(1987/独=仏)子どもたちへの、逆に、突き放したような視線。ちっとも「やさしく」撮らないところ、そこがルイ・マルらしいではないか。[投票(4)]