★5 | ガタカ(1997/米) | なんと言ってもキャストがいい。イーサン・ホークの泣き顔、ジュード・ロウの顔ににじむ哀しみ。ユマ・サーマンをシリアスなドラマで初めて見たのも印象的。映画内に構築された未来社会が見事なできばえだと思う。SF仕立てながら、現代社会の問題をうまく表現できていると思う。 | [投票(1)] |
★2 | 時をかける少女(2010/日) | この映画を見て楽しいのは仲里依紗の大ファン位なものだろう。評論以前のできばえに唖然としてしまった。大昔のNHK少年ドラマ版と、大林版という二つの決定打が出てしまっている状態で、オリジナルストーリーに忠実に作るのは勇気がいるのかもしれないが、だからといってここまで緊張感のないストーリーにする必要性がわからない。 | [投票(1)] |
★2 | 博士の愛した数式(2005/日) | しょっぱな10分の会話で作り物っぽさに嫌気がさした。本当の変人とはこんなものではない。 | [投票(1)] |
★3 | ロッキー4 炎の友情(1985/米) | このくらいの練習で勝てるとか、所詮天才の物語なのかと少々白けるモノの、ドラコの設定・配役共に秀逸である。JBの挿入歌もすばらしい。 | [投票(1)] |
★2 | グース(1996/米) | 心の隙間を埋めるかのような自己愛と欺瞞を感じる。ヒロインもかわいくない。あの飛行機のプロペラに鳥を巻き込んだらどうするのだろうかと、終始ハラハラしながら見てしまった。 | [投票(1)] |
★3 | 007/ゴールドフィンガー(1964/英) | 『オースティン・パワーズ』以降は笑いの種にされてしまうような「スパイ映画」の典型がここにある。襲撃計画の説明をするためにわざわざ大がかりで分かりやすいジオラマを作るゴールド・フィンガーが楽しい。 | [投票(1)] |
★3 | ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン(2003/米) | クリストファー・ウォーケンにロザリオ・ドーソンなどなど、キャストは中々豪華であり、終盤のアクションはなかなか興奮させる。黄金像がヤケに軽そうなのが気になる。 | [投票(1)] |
★5 | 快盗ルビィ(1988/日) | 絶頂期の小泉今日子の魅力と真田広之の巧さが、和田誠ワールドに融けあってできた見事な小品。エンディングで流れる和田誠作詞/大瀧詠一作曲の主題歌もぴったり。 | [投票(1)] |
★4 | 愛の泉(1954/米) | 今ひとつ迫力不足ながら、シネマスコープサイズの映像と音楽は美しく、在りし日の映画芸術の極みを感じさせる。ただ、31分54秒でなにも起こらなかったのだが、黒魔羅氏は何にぶったまげたのだろうか? | [投票(1)] |
★2 | スウェプト・アウェイ(2002/英=伊) | このサイトを見るまで主演女優がマドンナだと気付かなかった。ショック。それはともかく、主人公二人の心のうつろいがよく描けていないし、好きな人にこんなモノの言い方をする理由もわからない。 | [投票(1)] |
★4 | 鴨川ホルモー(2009/日) | 実にオーソドックスな青春群像をまじめに描いて好感。京都の町も良い。このテの映画に必ず登場していた竹中直人を使わないあたりにも誠実さを感じる。栗山千明はもうちょっと健闘の余地があったかも。 | [投票(1)] |
★5 | かもめ食堂(2005/日) | 小林聡美、もたいまさこ、片桐はいりという、いかにもありそうだけど今までなかった絶好のキャスティング。フィンランド側の助演俳優達も非常に味があり、何とも言えない好対照をなしている。定期的に登場するいくつかの定点カメラも新鮮な映像感覚がある。 | [投票(1)] |
★4 | パプリカ(2006/日) | 『インセプション』の感想で、この『パプリカ』を持ち出してる人が多かったので見てみたら、ホントにこのアニメが元ネタになってるかのような部分があった。しかし、本作のアニメーションは確かに超絶きれいだが、語り口が良くないというのか、話自体の面白みを引き立てる道具として余り役に立ってない気がする。 | [投票(1)] |
★5 | 惑星ソラリス(1972/露) | 静かに降り続ける霧雨を延々と見せられているような哀しい愛の物語。眠くなりつつも、物凄く面白い不思議。人間存在についての思索が全て込められているかのような名作中の名作と思う。 | [投票(1)] |
★1 | パラノーマル・アクティビティ(2007/米) | フェイク映像がフェイクすぎて実につまらない。日本だったら「アンビリーバボー」レベル。 | [投票(1)] |
★5 | ベスト・キッド(2010/米) | やはりコーチ役にジャッキー・チェンを持ってきたことで、ストーリーの説得力と映画の華やかさが、ものすごく増している。ジェイデン・スミスをはじめとする子供達もイイ。尺は少々長いと思うが、泣きどころは多数。はげしくオススメ。 [review] | [投票(1)] |
★5 | ソルト(2010/米) | 冷戦終結後の世界でも、米ロの緊迫関係が描けるんだなと妙に感心した。彼女が何故その時点でその行動を取るのか(あるいは取ろうと発想しえたのか)がよくわからないところもあるし、「んな、アホな!」のアクション連発ではあるが、豪華に楽しめる作品だと思う。ちょっと人死にすぎ? | [投票(1)] |
★5 | アウトレイジ(2010/日) | なにごとかに吹っ切れた感のある北野監督の最新作はこれ以上ないというくらいドライな暴力映画。キャスティングも、それに出演陣も冴え渡っている。鈴木慶一の音楽も、かつて聴いた彼の音楽の中ではピカイチと言えるできばえ。 [review] | [投票(1)] |
★5 | 沈黙の戦艦(1992/米) | 2010.7.13 TV放映を録画して鑑賞。プレイメイトがヘリで搭乗するシーンは「地獄の黙示録」の劣化コピーっぷりがイカス。サブカルなトミーリージョーンズも嘘くさくてすごくイイ。セガールのうさんくさい感じもまたすばらしく、最初から最後まで余すところ無くB級の楽しみがある。 | [投票(1)] |
★3 | マインドハンター(2004/米) | 2010.7.8 TV放映を録画して鑑賞。
犯人の動機が薄すぎていまひとつ納得できない部分がある。まあしかし、「ソウ」的な殺害方法の数々はなかなか凝っているなと思ったが、こういう殺害方法をおもしろがる映画でおもしろがるなんて不健康な話だよなと、これを書きながら、はっと目が覚めた。クリスチャン・スレーターはイイ。 | [投票(1)] |