ペンクロフさんのコメント: 投票数順
北国の帝王(1973/米) | 男気の果てにあるという「ブロンソン大陸」(みうらじゅん氏&田口トモロヲ氏命名)。この映画の主演2人も監督も、間違いなくブロンソン大陸の住人だ。オレもいつの日かブロンソン大陸に乗れる男になることを夢見て、5点。 | [投票(4)] | |
バティモン5 望まれざる者(2023/仏) | 『レ・ミゼラブル』でクソ警官を演じたアレクシス・マネンティが、今回はクソ市長役。いつ観てもクソ野郎の役だが、本当に素晴らしい役者だ。 [review] | [投票(3)] | |
落下の解剖学(2023/仏) | 「徐々に仔細が開示され事情が判ってくる」構成にするために最初から多くの手札が伏せられてるのは、誘導が露骨で気に入らない。頭いいやつがバカを騙してるみたいだ(オレがバカ役)。 [review] | [投票(3)] | |
夜明けのすべて(2023/日) | 指で月を隠す映画ってなんだろう、知らないな。「指を見るんじゃない。その先の栄光を見失うぞ」 は『燃えよドラゴン』だけど。 [review] | [投票(3)] | |
捜索者(1956/米) | ロケーションと撮影は信じられないほど素晴らしい。ジョン・ウェインはいつもナチュラルに偉そうなのでイヤなんだが、今作では負けた南軍の元兵士で怨念を抱えてて、かつ先住民への憎悪が病的で本当に嫌いだな。 | [投票(3)] | |
すずめの戸締まり(2022/日) | 甘いなぐさめ など今は [review] | [投票(3)] | |
リコリス・ピザ(2021/米) | 恋する若者は走る。怠惰なオレの代わりに若者が走ってくれてんだ、人生の断面を生きてみせてんだ、と思うと泣いちゃうんだよな。 [review] | [投票(3)] | |
マイスモールランド(2022/日=仏) | 主演の女の子がえらいキレイなんだけど(腰メチャ細い)、これほどキレイな女の子じゃないと我々は同情さえしないんだ。うすぎたねえクソガキなら、わしゃ知らんがなとなる。この突きつけられる自分の冷酷さ。 [review] | [投票(3)] | |
英雄の証明(2021/イラン=仏) | アスガー・ファルハディの語り口はまるで名人の落語のよう。死ぬほど見事なラストシーンが典型だが、映画基礎体力が高すぎる。この人が作ったら、どんな話でも面白くなってしまうのではないか。 [review] | [投票(3)] | |
アルプススタンドのはしの方(2020/日) | 誰かの命令で高校野球の応援に駆り出される、ここに精神の自由はないのである。この前提を忘れた低体温の若者たちが、野球部の熱に当てられてちょっとその気になる。それはまやかしだ。気のせいです。 | [投票(3)] | |
リオの男(1963/仏) | お宝探しの鮮やかで残酷な結末に、後世の『脱出』(1972)や『アポカリプト』(2006)を連想。命を張ったスタントによる活劇をおフランスの諧謔にすることで、古典的冒険譚の終わりを告げている。 [review] | [投票(3)] | |
日本列島(1965/日) | 気合いの入り方が最高に近い。序盤、要領を得ぬ警察発表に大勢の記者たちが波のように蠢き、ガンガン噛みついて追求する熱気。あ、これは正座して観なきゃいかん映画だと判る。 [review] | [投票(3)] | |
アシュラ(2016/韓国) | いやーホントすごいねえ… 洪水のような暴力の果てに、なんだか判らない解放感がある。我々小市民には縁がない(と思っていたい)特大の暴力を振るったり振るわれたりを、血みどろ役者たちが代行してくれている。 [review] | [投票(3)] | |
竜とそばかすの姫(2021/日) | 「U」と「竜」が聞き分けづらい [review] | [投票(3)] | |
豚と軍艦(1961/日) | やっぱり60年安保のことなんだろうな。米兵にすがりつき、パンスケからオンリーへの昇格を望む女たち。強者側の汚れ仕事から、機関銃と豚で革命を起こして負けて死ぬ男。この人の映画は全部、日本人論だよなあ。 [review] | [投票(3)] | |
BLUE ブルー(2020/日) | 役者は皆とても素晴らしいが、東出昌大は他人と並ぶとデカすぎる。189cmは阿部寛と同じタッパで諏訪魔より1cmデカい。階級は何なのだ。そら強いよ。プロレス来いよ。 [review] | [投票(3)] | |
ブルークリスマス(1978/日) | 「怪奇大作戦」の神回「青い血の女」のモチーフに、「ウルトラセブン」に時折匂うペシミズム。細かいカットを積み重ねる演出は眼福。 [review] | [投票(3)] | |
パプリカ(2006/日) | 天才の傑作小説を凡人が無難にまとめるとこうなるのか、というガッカリに満ちている。ただ作画監督の安藤雅司ほか凄腕アニメーターたちが存分に腕を奮っており、ハッとする動きは随所に見られる。 [review] | [投票(3)] | |
デッド・ドント・ダイ(2019/米) | 毎度ジャームッシュ映画に感じるのは、お前よーボソッと気の利いたこと言うツッコミなんか偉くもカッコよくもねえからな! という苛立ちだ。世界の創造はボケが成している。小ネタは楽しくても、ゾンビ出す資格ねえんだよな(ゾンビ出す資格って何だ)。 | [投票(3)] | |
マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015/豪) | ギターが画面いっぱいにビヨーンのカット、バカにしてんのか。万死に値する。 | [投票(3)] |