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ペンクロフさんのコメント: 投票数順

★3ウォーリアー(2011/米)一見格調高く見えるもののニック・ノルティの遺伝子最強幻想で判る通りのバカ映画。『闘魂先生 Mr.ネバーギブアップ』に劣る。 弟の過去の後バラシなど、脚本の技巧はいらぬお世話。[投票]
★3キートンの大列車追跡(1926/米)アイデア満載の秀作。キートン先生、南軍だ。アメリカ人は南軍好きだよなあ。敗れた側への判官びいきか、新撰組や白虎隊みたいな扱いなんですかね。[投票]
★2ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008/日)ここで言う若者の「悪戯」なるものが自分には全然ピンと来ないのだ。ただの窃盗、器物破損、傷害だ。女の子に花火を見せる似非「いい話」の後半は最悪。田舎ヤンキーの仲間サイコー精神も不快で、要するにわたくし向き映画ではなかった。[投票]
★3俺たちスーパーマジシャン(2013/米)ジム・キャリー「マジックに友情なんかねえんだ!」  スティーヴ・カレル「マジックに友情は…あるやろ?」  スティーヴ・ブシェーミ「天山、待たせたな!」  みたいな映画でたいへん心暖まります。[投票]
★3マキシマム・ブロウ(2012/カナダ=米)弟の借金をかぶったため奥さんに引け目を感じて「愛してる」と言えないストーンコールドが、数々の死線を越えてついには。というB級テイストあふれる脚本。こういうの好物です。[投票]
★4導火線 FLASH POINT(2007/香港)警官も悪党もただそこに在って、関わりあい、闘う。説教なし。ハードコアの極みに達するドニー・イェンの動作導演に対し、ウィルソン・イップは実にものをわきまえたクレバーな監督で、その謙虚さ、シンプルさを美しいと感じる。音楽隊の場面が好きだ。[投票]
★2スタスキー&ハッチ(2004/米)なぜかクレジットされてないウィル・フェレルの面会室での怪演が面白いが、そこぐらいしか笑うところがない。[投票]
★3ザ・ファイター(2010/米)家族と地元と仲間が大好きすぎるDQNの生き様。チャンベー兄貴がMTV女(=アバズレ)とぶつかる玄関の場面が白眉。[投票]
★2スモーキング・ハイ(2008/米)ボンクラたちがただオレタチ最高ダヨナーとイチャイチャしているだけで、学芸会臭がキツすぎる。文化的状況を共有しない観客にとってはしんどい。[投票]
★4狼よさらば(1974/米)妻と娘を襲った犯人「ではなく」街のダニどもを殺し続けるブロンソン。その行動を支えるのは日光ウエスタン村で思い出したアメリカン護身思想。ひとり自警団への快哉と批判の両輪が表現されているから面白く、その狭間で揺れる警部が味わい深い。[投票]
★3アクト・オブ・キリング(2012/デンマーク=インドネシア=ノルウェー=英)凄まじいドキュメンタリーではあるものの、重要な人物がカメラの前に姿を晒していない。何度も名前を呼ばれる監督その人だ。虐殺者たちの言動に対する監督のリアクションを(淡々とノーリアクションを装っていたとしても)いちいち見せるべきだ。[投票]
★4闘魂先生 Mr.ネバーギブアップ(2012/米)道化も厭わぬコミカル演技、体育会系を感じさせない人柄のよさで映画の「要」の位置を占めたバス・ルッテンの堂に入った俳優ぶり。かつてルッテンと死闘を演じた船木さんも日本で役者やってたんだけど… 明日また生きるぞ![投票]
★3エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014/米)ブタ箱あがりのウェズリー・スナイプスやDV上等メル・ギブソンなど、ヨゴレに限りなく優しいスタローン。なにしろポルノにも出てたヨゴレ先輩なのだ。1作目で置物みたいだった鉄人クートゥアさんが、すっかり役者の顔になっていて惚れ惚れ。[投票]
★3エクリプス トワイライト・サーガ(2010/米)荒事多めで楽しいものの、いいかげんイケメンたちに愛されまくり姉ちゃんに腹が立ってくる。端役に『ローズ・イン・タイドランド』のジョデル・フェルランドが出ており、彼女の方が遥かに美しい。[投票]
★3ニュームーン トワイライト・サーガ(2009/米)毎度イケメン物の怪に愛されガールの夢物語ながら、秋から冬への孤独を描くぐるぐるカメラ、ワンカットで飛行機がイタリアに飛ぶイメージなど監督の遊びも楽しい。作品世界がペラいのは言わぬお約束。[投票]
★4華麗なる週末(1969/米)稚気にあふれるいい男、ボンクラ友達、黄金の心の娼婦、これは本当にわたくしの大好きな愛おしい世界だ。彼らに導かれ、大人の世界を垣間見る少年の4日間は輝いている。[投票]
★3エメラルド・フォレスト(1985/英)森に溶けこむ「見えない人々」の表現がお見事。You Can't See Me. 観客に思索を促す「間」がたっぷりある前半が面白く、お話が動く後半は案外。[投票]
★3レイチェルの結婚(2008/米)家庭崩壊の果てに、抱き合って涙する情と罵りあう憎悪を同時に描く。そらーまあリアルな姿なんだろうけど、気分はよくない。NY産の映画は頭いいのかもしれんけど、サービス精神に欠けるところが気に食わないんだよなあ。[投票]
★3人生はノー・リターン 僕とオカン、涙の3000マイル(2012/米)オカンうざい映画としては『刑事ジョー ママにお手あげ』の足元にも及ばぬものの、バーブラ・ストライサンドの堂々たるリラックスは大したものだ。[投票]
★3無ケーカクの命中男 ノックトアップ(2007/米)モテないボンクラに人生を教える、日本映画に存在しないジャンルの佳作。ヒロインの姉の夫が浮気を疑われ、実はヤローどもでファンタジーベースボールに興じていた場面はしみじみ味わい深い。旅立つ男の胸にはロマンのかけらがほしいのさ。ラララーラーララ。[投票]