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[コメント] テナント 恐怖を借りた男(1976/仏)
- 点数順 (1/1) -

★5肥大化していく妄想に取り付かれて突き進む主人公。これほど日常に潜む怖さを暴き出した映画をあまり知らない。これが日本未公開だったという事実に驚かされる。ポランスキーでは『ローズマリーの赤ちゃん』を抑えて最高傑作としたい [review] (モモ★ラッチ)[投票(4)]
★5この作品の前に奥さんを殺されてこの作品の後少女をレイプしてしまうあたり、 なにか因縁があるようで、監督自身の叫び声が聞こえてくるようで恐い・・ (ショスタコビッチ)[投票]
★5壁に押し込まれた前歯だけでも、異色の香りに包まれた気がした。脇役者全員の魅せる演技に、主役達が一層輝く演出を施した監督の計画的犯行が心憎い。単刀直入タイトルにも納得。都会は人が沢山蠢く分、孤独感も至る所に出没するものなのね・・・。 (かっきー)[投票]
★5高所からみた奈落、とがったガラス片、目をこらす距離の窓、人影、などなど。身近で恐しく孤独で淫らな「物」がいっぱい。でも、階段をはい上がってなにするのかとおもったら、もう一回だなんて・・・。「見る」ということがこんなに怖い映画は、ほかにない。 (エピキュリアン)[投票]
★4妄想は自身を納得させる無意識の手段。日常の不安に対する強引な理由付け。彼は求め、突き止める、恐怖に満ちた「正体」を。 (KADAGIO)[投票(2)]
★4この映画めちゃくちゃこわいよ。異邦人の孤独感というか、様々な孤独が産みだす妄想が、映画化されていて、不思議な気品があります。 [review] (ちわわ)[投票(2)]
★4反撥』に『裏窓』的要素を加えて異邦人の孤独を描く120分。この監督はこうした神経質な人間を題材にするとやっぱり巧いね。撮影ニクヴィストで最も美しい頃のイザベル・アジャーニが出てるのに何でDVD化されないんだろう?テーマ曲も良い。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4 「誰もわかってくれない」という孤独と恐怖は、悲しみの色を帯びている。 [review] (にくじゃが)[投票(1)]
★4終始精神的圧迫についていけるかとの戦い。細かいとこまでいちいち気に障る要素が、吐き気をもよおすくらい散りばめられていてグッタリ。監督、かなりしつこい性格とみた。 [review] (くたー)[投票(1)]
★4窓の映画。そういうことを云うと、他にも鏡の映画だし、階段の映画だろうとか、生活音のノイズの映画じゃないか、とか云わなければいけなくなるのだが、いやそれでも、窓の映画として圧倒的だと思う。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4冒頭のアパートの全容を映し出すシーンですでに怪しい雰囲気満々。孤独で真面目な男がどの辺りから取りつかれているのかわからない気持ち悪さがずっと持続しているのが更に不気味。結構イケメンなポランスキーにも加算。 (jollyjoker)[投票]
★4いくらポランスキーアジャーニが『燃えよドラゴン』を眺めながらペッティングしようと、恐怖が現実世界と連なる恐怖は、自分は共有できなかった。しかしシャロン・テイト惨殺事件以後のポランスキーの心情を代弁する作品とみれば興味深い。子羊たちを罵倒するイエスを含めて、すべてが彼に牙を剥く描写の羅列がブラックユーモアに留まらぬ悲哀を生む。 (水那岐)[投票]
★4佳作恐怖譚という感じッス。不気味度が「強」でした (ユメばくだん)[投票]
★4なによりも怖いのは・・・ [review] (東京シャタデーナイト)[投票]
★4まるで監督自身の日記を読むような。それにしても疲れた。。。 (レディ・スターダスト)[投票]
★4強迫観念という恐怖。結構へとへとになりました。 (おーい粗茶)[投票]
★3映画館でアジャーニの胸をさわるシーン、監督自身とても嬉しそう…。 (ドド)[投票(1)]
★3驚きはあったけど、そこまでの行程がちょっと納得いかない。 [review] (t3b)[投票]
★3狂気に駆られる過程を丹念にドロくさく描いているが、観るものをその世界に巻き込む程の魅力は感じない。 (クワドラAS)[投票]
★2アパート3部作のなかではローズマリー>反撥>テナントって感じ。「鳥肌ホラー映画100」(洋泉社)に紹介されたり世間の評価で過大に期待しすぎたかな・・。 [review] (氷野晴郎)[投票]
★1心理的に追い詰められて行く映画は非常に苦手です。怖くて息苦しくて途中で見るのを止めました。それだけ良くできているということでしょうが、苦手なので1点。 (てけ)[投票]