★4 | まるで溝口みたいなサディスティック映画。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★4 | サイレント仕様の小津映画の完成型 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★3 | 主題が異質であろうとも、小津映画として描かれる舞台はいつもの通り。それでこそ小津だという確かな安心感を抱きつつも、彼の映画と田中絹代との相性の悪さを確信せずにはいられない、何とも居心地の悪い映画でもある。 [review] (ナム太郎) | [投票] |
★4 | 屋外で弁当を食べるシーンなど美しい場面はあるが、やはり私はこの結末には納得がいかない。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | ラストシークエンスの起伏に飲み込まれ思わず涙する。 [review] (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★2 | 確かに監督特有の映像表現を用いて、監督以外作ることが出来ないような作品であるのは確かなんですが、こんな事も出来るんだよ。と言う監督の意地として観るべき作品なのかも知れません。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | 現代的テーマをもった怖い作品だ。二人の葛藤には目を背けたくなるほどの迫力があった。どうして小津作品に田中絹代を持ってくると、こうも深い所に落ち込んでいくのか。不思議である。ドストエフスキー的捉え方が良くも悪くもこの映画の魅力だ。 (セント) | [投票(1)] |
★2 | あんな旦那についてく女って設定が気違いじみている (R62号) | [投票] |
★3 | 本作も「小津らしくない」とよく云われる作品で小津自身も失敗作だと認めているのだが、勿論決して悪くない。確かに序盤の展開は少々性急で、特に田中絹代が「事の次第」を夫・佐野周二へ打ち明けることになる話の運びの呆気なさには唖然とした。しかしこれも小津らしい潔さと云えなくもない。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★3 | 貧困と愛情と売春という切羽詰まった問題を、センセーショナルにではなく終戦直後の日常の話として描くところが小津らしい。意図したかどうか分からないが佐野周二と田中絹代のバカ正直で苦悩に満ちたやりとりにSM的エロティシズムと連帯を感じる。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★2 | これはせめて『東京の女』の頃の田中絹代じゃないと。 (coma) | [投票] |
★4 | 世間の風にさらされて、じっと牡鶏を待つ牝鶏と雛。その悲喜こもごもは、常に戦争の残り香とともに。どんよりとした悪夢を見ているかのような、鏡反射する田中絹代の厭世観。その絶望と孤独、そして親としての誇りに泣く。 (tredair) | [投票(1)] |
★3 | 田中絹代の28歳という設定は少し無理を感じるが、あれだけ苦労をしていれば老けても仕方ないか・・・ [review] (RED DANCER) | [投票] |
★3 | 人生の不幸を一身に背負いこんだ女性を演じる田中絹代。それでも嫌らしくならないのは本質的に備わっている気品の賜物。暗く美しい映画。 (buzz) | [投票] |
★3 | 田中絹代が痛々しく、素晴らしい。ラスト10分前まではいいが、事態の解決法があれでは……。男の度量の小ささ、情けなさが強調されただけの結末。戦地から帰還した人に見えないのも弱点か。 (ツベルクリン) | [投票] |
★3 | 駄作といわれる程悪いとは思わないが... [review] (りかちゅ) | [投票(1)] |
★4 | 田中絹代の階段落ちを見てショック死した老人がいても私は驚かない。 (AKINDO) | [投票(1)] |
★4 | 失敗作失敗作とよく聞きますが、そんなに嫌いじゃあないです。
確かに暗いですけど。 (ぱんな) | [投票] |
★3 | 当時の世相を取り込んだ作品。苦手なテーマではないか。明らかに「暗夜行路」を意識。清潔な人物の多い小津作品には珍しく、出演者(佐野周二)に体臭を感じる。(臭そう) (ジェリー) | [投票(1)] |