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[コメント] 必死の逃亡者(1955/米)
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★3俳優も演出も撮影も超一流で美味なんだけど、喰い足りない。いくら喰べても腹膨らまない精進料理の類。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4粗野でありながら、憎たらしいほど気のまわるボガードの悪党ぶりが好い。たたみ掛けるように無駄のないワイラーのサスペンス演出と、従順なようでいて何か仕掛けそうな父フレドリック・マーチの脅えた目が、逃亡者や家族の関係性を揺さぶり緊張感が持続する。 (ぽんしゅう)[投票]
★4吹き抜け居間の立体構造が、ワークやカット割りに頼ることなく、人を動かすことの楽しさを可能にしている。この往来可能な開放感は、時にスリラーの精緻さを損ないながらも、殺人マシンとしての痴人の制御問題を提起するようでもある。 (disjunctive)[投票]
★4ウィリアム・ワイラーは鬼。 [review] (24)[投票]
★3邦題にセンスのかけらもみられない(笑)自転車倒れたままですよ〜 (TO−Y)[投票]
★4犯人側人質側を問わず「もし自分がこの立場だったらどうするか」。自然とこの様に考えさせてくれる映画は好き。この作品もまさにそれ。オーソドックスだが緊張感を損なわない密室劇、そして現代では失われつつある父権を見事に揺るぎないものとして描いた気持ちの良い逸品だ。ラストが何ともいいね。 (クワドラAS)[投票(1)]
★5ボギーじゃなかったらもっとよかったのに・・・。なぜ、ウィリアム・ワイラーがこのようなサスペンスを撮ったのか不思議。 (ドワイト・アイゼンハワー三世)[投票]
★4ラストの親父の“手”が泣かせます。 [review] (ドド)[投票(2)]
★5追う、追われる、巻き込まれる、3者の立場を描く心情と、小道具の使い方に魅力を感じた。人の存在する沈黙の恐怖、不思議な破滅と誕生に心拍数が上昇、やり場のない動揺が容赦なく効果音の追い討ちに喰らう。興奮から生まれる感動は嬉しいけど疲れた・・・。 (かっきー)[投票(1)]
★4原題通り、人質家族の“絶望的時間”が見事に表現されている。リアルタイムで描かれる脱獄犯、人質、警察の三者三様の行動模写がサスペンスを盛り上げる。 (AONI)[投票]
★5みんな必死の数時間。 [review] (モモ★ラッチ)[投票(5)]
★4ラストシーン。「ボギーだから」という見る側のバイアスを引き算しても、あれは一種の美学。 [review] (かける)[投票(1)]
★4早いとこボギーを殺っちまえ!と思わず叫びたくなる。 (ラジスケ)[投票]
★4最高のサスペンススリラー。限られた登場人物と家の中からほとんど動かないキャメラなのに眼が離せない。ボギーは顔大きいけどやっぱりかっこいい。 (KADAGIO)[投票(2)]
★5みんなはハンフリー・ボガート「ボギー」と言えば、ハードボイルドの象徴で、クールでシブい男の象徴として伝説化しているが、彼の本心はこういう役をやりたかったのではないか。彼がアカデミー賞を受賞した『アフリカの女王』などもその系列だ。この作品での彼は憎らしいほど冷酷非常な悪役ぶり。そしてラストで孤独が滲ませ、圧倒的な大衆が彼を俳優としてというよりも、スターとして評価したその片鱗をチラとおまけに見せて、本当に「快演」だった。 (takud-osaka)[投票(1)]
★4原題は確か”3人の名付け親”。ワイラーの舞台劇系の映画(龍の勝手な整理)として見ると面白いところがたくさんある。 ()[投票]
★4マイケル・チミノのリメイクよりも明快で、よりハリウッドらしいとは言えるな。 (黒魔羅)[投票]
★4ボギー久々の悪役は貫禄十分。サスペンスに満ちた傑作。 (丹下左膳)[投票]