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ジェリーさんのコメント: 点数順

★1風の視線(1963/日)救いがたい通俗的なストーリーに救いがたい通俗的な演出と脚本が重なり、一編の映画が見事な自殺を遂げる過程をこの映画の中で見ることができる。園井啓介、あれを役者と呼べるのだろうか。障子にさす竹の葉の影が風に揺れるシーンなど叫びだしたくなる拙劣さ。[投票]
★1狂っちゃいないぜ!(1999/米)まっとうな家庭と責任ある仕事を持つ男の陥る落とし穴をコメディタッチで描くという狙いだと断言していいのか、最後まで意図不明な映画であった。ビリー・ボブ・ソーントンの存在がとにかく不可解。演出もこの混乱した脚本を整理することは出来なかったようだ。[投票]
★1コール(2002/米=独)おのおののヤマ場が盛り上がらず、ストーリーだけが滑っていつの間にかエンディング。映画にはB級・C級を見る楽しみはあるが、2流・3流を見る楽しみは、やはりなかった。タメのなさだけは超一流。[投票]
★1プラクティカル・マジック(1998/米)メリハリはないわ、主題の一貫性はないわ、何もかもが中途半端。見ていて演技が気恥ずかしく感じられるくらいひいた。出演したことが汚点になってしまうというような映画。[投票]
★1津軽じょんがら節(1973/日)恥ずかしい限りの流れの悪さ。フランス映画あたりに模範を求めたと思われる、望遠レンズの鼻につく遠近圧縮の画作り。なにもかも台無しにした織田あきらの演技。ローキーどころではない真っ黒な画面。映画としてのどん詰まりの極北の一つ。[投票]
★1ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒(1999/日)南島のギャオスの発見や、渋谷や京都駅での戦いなど、監督のイマジネーションの炸裂するよいシーンがあったにしてもこの映画には1をつける。理由は二つ。怪獣映画は散文であって詩ではない。複雑をてらう挿話の流れをずうずうしくも叙述してしまう無神経さを許さない。[投票]
★1座頭市逆手斬り(1965/日)脈絡なく続く画面にかろうじて勝新太郎が常時出演して何かを演じている、という程度の映画。こんなものを商品にするとは![投票]
★1レニー・ゼルウィガーの危険な天使(1994/米)俺達に明日はない』以降おそらく100本は作られた亜流の一本。レニー・ゼルウィガーが出ているということだけが現在価値。胸は相変わらず小さいが、笑ったときに出るあの目の周りの小じわが弥勒菩薩様の微笑みのような輝きを放つ。[投票]
★1黒の試走車(1962/日)「ニンゲンの本質ってこんなものよ」という制作者の訳知り顔の底に、まさしく同程度の低レベルの作品売らんかな主義の底意が見えてしまう。この映画はニンゲンを描きたいという意図だけが見えてどこにもニンゲンが見えてこない。[投票]
★1今ひとたびの(1947/日)実にのうのうと青臭さと形だけの純潔主義が横溢している。封建主義や軍国主義を肯定しない限り、表現の自由が認められている当時の日本において、本質的に快楽原則にのっとるべき映画がこんなことでよかったのだろうか。竜崎一郎北沢彪田中春男あたりが特に生硬。[投票]
★1城取り(1965/日)冒頭、『七人の侍』と同じリズムを刻もうとした意図は、当然のことながら空回りし、そのまんま終幕を迎えてしまう、実に間抜けな映画。クリエイティビティへの意図すら感じられない。[投票]
★1プロフェシー(2002/米)シックス・センス』や『ギフト』などソフト・ホラーとでも言うべき作品群が生まれつつあるが、この作品はその系統の一角を見事に汚している。スタイリッシュな映像を気取る割にはシーン間の緊密なつながりに欠けるから、盛り上がりも実に乏しい。[投票]
★1ハイ・クライムズ(2002/米)政界犯罪モノの一亜流だけれど、こんなずさんな話を映画にしていいのかね。いい俳優が出ていると思うが、こんな無駄使い映画を見るのも久しぶりだ。[投票]
★1キリング・ミー・ソフトリー(2002/英)からみが売りですか? お人形顔の女とサル顔の男じゃすけべな気分にもなれません。それに筋には全く関係ないような…………。(その筋も途中で分かっちゃいました) チェン・カイコーさん、出直しが必要です。[投票]
★1パニック・ルーム(2002/米)サスペンスにとって最大の生命線は悪役のキャラが立っていることだ。この映画はその生命線を見事なまでにぶち壊してくれている。デビッド・フィンチャーは、 新作がでるたびに失望度が強くなる。 [review][投票]
★1ピアニストを撃て(1960/仏)あきれてものがいえない。指を折って疑問点を数えてみましょう。 [review][投票]
★1ザ・ウォッチャー(2000/米)これから先、この手の映画が何本作られるのだろうか。[投票]
★1トレインスポッティング(1996/英)人間の95%は循環器と消化器で構成されており、残り5%が簡単な目と舌と脳と主張力の強い生殖器でできているってこと? 今更言うほどのことか![投票]
★1スミス都へ行く(1939/米)安易に作り上げられた大甘ストーリー。はがれやすい理想主義のメッキの下にはこの映画を見るお客に対する愚弄しかない。汚染力はトルナトーレの100倍。[投票]
★1ティファニーで朝食を(1961/米)題材と主役のミスマッチは、制作者にとって死刑に等しい。完璧なのは猫の演技だけ。[投票]