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セントさんのコメント: 点数順

★4夏をゆく人々(2014/伊=スイス=独)イタリア映画にしては、常に僕たちが見て来たローマ文明とはかけ離れたこのド田舎の生態がこの作品のキーであり、また問題提起でもあります。 [review][投票]
★4私の、息子(2013/ルーマニア)見たくないものを延々と見せつけられ何度も映画館を出てみようかと思い続けた映画もまた久しぶり。それはしかしなんとその感覚は最後の最後まで続くのだ、、。 [review][投票]
★4バイオハザード ザ・ファイナル(2016/米)このシリーズもこの作品でエンド。ゲームものだからやはりそれなりにゲーム感覚がこの作品の特徴である。ほんと、椅子に座って見ているだけなのに、実際ゲーム機を駆使している感がする。それがこの作品の売りだったんだなあ、、。 [review][投票]
★4ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016/日)意外にもピュアなストーリーで大泣きしました。 [review][投票]
★4本能寺ホテル(2017/日)想像していたよりちゃんと計算してじっくり描いた映画であります。エンタメという分類をきちんとわきまえ、綾瀬はるかの天然ぶりをしっかりそのまま映像化した作品で、すこぶる好感が持てます。 [review][投票]
★4トラッシュ! -この街が輝く日まで-(2014/英=ブラジル)ダルドリーは大好きな監督だ。「めぐりあう時間たち」「愛を読む人」の秀作群は今でも僕の心をときめかせる。でも、、 [review][投票]
★4フレンチアルプスで起きたこと(2014/スウェーデン=仏=デンマーク=ノルウェー)シンプルな話なんだよね。だけど誰にもありうる話だけに考えさせられるし面白い。たったこれだけのことから、延々とこの家族は地獄に落ち込んでゆく。 [review][投票]
★4グッバイ、サマー(2015/仏)別名「ミシェル・ゴンドリーの思春期」とでも言うべき清々しい映画です。あのひねくれ者ゴンドリーがよくもこんな素直な映画を作ったもんだと実は超驚きました。やはり人は自分の幼年期を描く時、先人のフェリーニ、トリュフォーと同じく心がピュアになるんだ、、。 [投票]
★4めぐり逢わせのお弁当(2013/インド=仏=独)あまり見ないインド映画。題材に惹かれ観賞。出だしからこの監督は映画の文法をきちんと知っているのが分かる。最初の2,3分で観客の気持ちを画面に釘づけにする。いい映画だけに感じる予感である。 [review][投票]
★4郊遊<ピクニック>(2013/台湾=仏)セリフの徹底的排除、動かない長時間のワンカット、聞こえてくる本来劇映画では排除される街中の日常音(騒音も交じる)、そして最後にミンリャンは映像の本質論を唱え、観客に映像を見続けることの忍耐力と想像力を導く。 [review][投票]
★4ロング・トレイル!(2015/米)ロング・トレイルという言葉さえ知らなかった。日本でもあるらしいが、この映画の場合、3500キロをただテントを積んだリュック一つで山道を歩く。当然完歩しようとすれば半年ぐらいはかかるだろうか、、。 [review][投票]
★4さざなみ(2015/英)邦題はそれほど悪くなかったが、それでも鑑賞後ではやはりテーマ的にも「45years」の方が正しいと思った。僕も長年夫婦をやっているけどこれほど生々しい映画も珍しい。逆に困惑する。男と女の本質を突いて息苦しいほどだ。 [review][投票]
★4インサイダーズ 内部者たち(2015/韓国)確かに最後の20分は韓国映画でも類を見ない面白さである。どこで終わってもいい映画なんだが、そこから二転三転させているところが秀逸。イ・ビョンホンもおどけた役者ぶりで絶大なるファン向けに新たな魅力づくりに精を出している。その根性に拍手! [review][投票]
★4モヒカン故郷に帰る(2015/日)何か「ペコロスの母に会いに行く」の父親版みたいな感じがしました。沖田にしてはユーモアも薄く、ただ映像では前半に横顔、後姿の多用で疎外感を見せながらも、後半はきっちりと正面を撮り続けるといったテクも拝見。みんないい人でちときれい過ぎだが、柄本は断然凄い。[投票]
★4家族はつらいよ(2016/日)題材は現代的だが、昭和の香りいっぱいのまさに家族ドラマすなわちホームドラマであります。徹底的に脚本を練り込んだ山田の完璧な映画追及。山田にしては珍しく全く隙がない。東京物語を信望する山田のホームドラマとしての真骨頂そしてその達成感。その思念が俳優陣に届く。[投票]
★4ザ・ウォーク(2015/米)何を隠そう僕は高所恐怖症である。最初からこの映画、ちゃんと見られるかどうか自信はなかった。でも、ジョセフ・ゴードン・レヴィットの新作。ロバート・ゼメキス。そうだ、何も考えずに見に行こう! [review][投票]
★4トイレのピエタ(2015/日)見てみるととてもいい映画だ。黒澤の「生きる」の現代版ではあるが、なかなかいい。 [review][投票]
★4母と暮せば(2015/日)やはり山田洋次、いまだ演出は健在なり。吉永、二宮、黒木そして加藤を布陣してこれ以上ない演劇的世界を構築する。当時の時代考証にも執念を持ち、戦争そのものを暗く深い所より引っ張り出し、露呈させる試みは一応成功したか。 [review][投票]
★4黄金のアデーレ 名画の帰還(2015/米=英)全般に抑制の効いた作品だと思う。底辺にうごめく人権侵害も、戦争犯罪も、大仰でなく淡々と切実に訴えている。名画を介して、ある一つの家族の没落と再生を奏でている。実に見事である。 [review][投票]
★4アメリカン・ドリーマー 理想の代償(2014/米)「オール・イズ・ロスト」で一人、海に放り出された老人の生きるための闘いを独特の映像で描いたチャンダー。今回は大海原から一転して30年ほど前の少々陰惨な色合いのニューヨークを題材にする。 [review][投票]