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グラント・リー・バッファローさんのコメント: 点数順

★3太陽を盗んだ男(1979/日)無骨で繊細で、なぜかド派手。 [review][投票(2)]
★3クロエ(2001/日)ほとんどの人間は孤独に耐えきれず、うずくまって泣き叫んでしまう弱い存在なのかもしれない。しかし他方で人間は、そんな泣き叫ぶ人のかたわらにいてあげることもできる。一瞬だけともさかりえが眩しく映った。(レビューは作品後半部分の展開に言及) [review][投票(2)]
★3あのころ僕らは(2001/米=スウェーデン=デンマーク)「グランジは嫌いだけど、ニルヴァーナは好き。」 [review][投票(2)]
★3水の女(2002/日)「上は大水、下は大火事」、反発しあうはずの水と火が共存する稀有な空間である銭湯とそこに集う人びと。「土の女」小川真由美が「水の女」と「火の男」に絡み合う姿はかなり怖い。惜しむらくは、UAの存在感が水というよりは青白い炎であったこと。(★3.5)[投票(2)]
★3天国の口、終りの楽園。(2001/米=メキシコ)彼らの通る道には、血と汗と歴史が染み込んでいる。実際には何も持っていない彼らは、代わりに若さと精液を道に染み込ませていく。(レビューはラストに言及) [review][投票(2)]
★3神に選ばれし無敵の男(2001/独=英)黙示録的。(レビューは冒頭からラストに言及) [review][投票(2)]
★3秘密と嘘(1996/英=仏)「私は不幸だ。」(レビューはラストに言及) [review][投票(2)]
★3セックスと嘘とビデオテープ(1989/米)現代人が他者と関わっていくためのツール。(レビューはラストに言及) [review][投票(2)]
★3ラン・ローラ・ラン(1998/独)いくら数かずの小細工が小賢しくても、いくら走り出す理由がくだらなくても、いくらローラの走り方がおかしくても、いくら音楽が鬱陶しくても、いくら恋人がペタジーニに似ていても、確かに眼に力が宿っていた。 [review][投票(2)]
★3橋の上の娘(1999/仏)ウィリアム・テルの矢と視線は頭の上の林檎に向けられるが、ナイフ投げの目標物は女性の身体であり、女性に視線を集中させる。見る側は的に当たったときを想像して興奮し、それが外れることでほっとする(と同時に醒める)。確かにエロいが、なんだか心に潜む残酷な気持ちを弄ばれているような感じもする。[投票(2)]
★3トリコロール/白の愛(1994/仏=ポーランド)「平等」を夢見る、名字と名前が同じ男の話。(レビューはラストに言及) [review][投票(2)]
★3ソナチネ(1993/日)舞台劇かと。 [review][投票(2)]
★3バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985/米)ロックの源流、"Johnny B. Good"を産み出したのは、はたして誰か?(レビューは作品後半部分の展開に言及) [review][投票(2)]
★3アイズ ワイド シャット(1999/米)「神」の視点から見た夫婦関係。(コメント変更 2002.8.3) [review][投票(2)]
★3ワンダフルライフ(1998/日)一人一人の話に力があるのは確かだが、それを集めて見せられると人生の展覧会、見世物小屋といった印象をもってしまう。だが、緻密に再現するのではなく貧弱なセットで何とか再現しようとするくだりは、むしろ人間くさくて好印象。[投票(2)]
★3バーバー(2001/米)とある現代人Xにまつわる○劇。(他作品のネタバレ要素も多少あり) [review][投票(2)]
★3ラリー・フリント(1996/米)感情と理性を分けるのは、一部のエスプリだけで、むしろ日本よりアメリカの世論のほうが保守的で感情的な面が際立つ。不気味な世論による抑圧と真っ向から戦ったドンキホーテとしてのラリー・フリント、テロ後のアメリカ社会に、彼なら何と言う?[投票(2)]
★3スワロウテイル(1996/日)音楽と部分部分の画に惹かれるものは間違いなくある。ただ、作り物っぽいバラックの向こうに普通の街並みが見えると、バラックがテーマパーク的建造物にしか見えなくなり、がっくりくる。 [review][投票(2)]
★3ブラッドシンプル(1985/米)全体的な違和感と、冒頭の車のシーンの妖しさ、そしてあの穴の開いた壁から洩れる光、こればかりが印象に残る。デビュー作から、この人達の作品はブレがない。 [review][投票(2)]
★3ひかりのまち(1999/英)あらゆるシーンに崩壊の芽が偏在する。それを包みこむ音楽と夜の街。 [review][投票(2)]