グラント・リー・バッファローさんのコメント: 点数順
あおげば尊し(2005/日) | 教え子との接し方、妻や息子との接し方、そして死の床にある父との接し方。これらについて戸惑う主人公の姿が誠実であり人間らしくある一方で、教師であることを貫き通す父親が力強く映る。 | [投票] | |
25時(2002/米) | 9.11で傷ついたのはアメリカなのか、ニューヨークなのか? [review] | [投票] | |
ミスティック・リバー(2003/米) | この町のパレード。(レビューはラストに言及) [review] | [投票] | |
息子(1991/日) | 手のかかる子ほどかわいい。合理的思考に回収されない人間の滋味を、バブルのはじけた東京で見出す。(★4.5) | [投票] | |
スクール・オブ・ロック(2003/米=独) | ジャック・ブラックが得意げに、楽しそうに教えているところを見るだけで、ニヤニヤしてしまう。 [review] | [投票] | |
奇跡の海(1996/デンマーク=スウェーデン=仏=オランダ=ノルウェー=アイスランド) | 冒頭での主人公のいびつな微笑みが忘れられない。喜びや不安や恐れが全て混じった物語全体を暗示するような表情。手持ちカメラで揺れる映像の前に必ず挿入される、固定した映像による章立てがこれは彼女に関する物語だとそっと語りかける、不思議な余韻。(コメント変更H18.9.11)(★3.5→★4) | [投票] | |
水の中のナイフ(1962/ポーランド) | 幻想。(レビューは冒頭からラストに言及) [review] | [投票] | |
ヤンヤン 夏の想い出(2000/台湾=日) | 結婚式に始まり…(caution! レビューは冒頭からラストに言及) [review] | [投票] | |
レザボア・ドッグス(1992/米) | B級と呼ばれていたものを、オーバーグラウンドに浮上させたのは、タランティーノと回顧主義そのものが流行だった90年代(現在に至る傾向でもある)の空気の為せる技だったのだろう。ここから、日本のヤクザ映画や香港映画を観始めた人も多いはず。 [review] | [投票] | |
Focus(1996/日) | 意外なところから登場した傑作と受け取りたい(レビューはラストに言及) [review] | [投票] | |
ドゥ・ザ・ライト・シング(1989/米) | 主人公がスパイク・リー自身だったことは、ビデオを返して、パッケージを改めて見てから初めて気づいた。 [review] | [投票] | |
8人の女たち(2002/仏) | 確かに8人のうちの1人だけにベルリンの銀熊賞を授けようとしたら殺されてしまいそうな、つべこべ言わさぬ迫力に満ちていた。(レビューはラストに言及) [review] | [投票(18)] | |
鬼が来た!(2000/中国) | 過去の設定だからといって画面は必ずしもモノクロでなくともよいはず、にもかかわらず確信的に本作はモノクロを選択した、その事実から推定した一つの突飛な解釈。(注意、レビューはいきなりラストに言及) [review] | [投票(17)] | |
ファーゴ(1996/米) | 謎の日系人、マイク・ヤナギタについての考察(レビューは後半部分の展開に言及) [review] | [投票(17)] | |
ボウリング・フォー・コロンバイン(2002/カナダ=米) | 「殺人蜂」が襲ってくるアメリカの郊外。 [review] | [投票(14)] | |
インソムニア(2002/米) | 徘徊する、男の魂。(レビューはラストに言及) [review] | [投票(11)] | |
俺たちに明日はない(1967/米) | 駆け抜けきれない(ゆえに)青春。(レビューはラストに言及) [review] | [投票(11)] | |
砂の器(1974/日) | 当時の蒲田は今以上に猥雑とした街だったはずである。そんな街の片隅でひっそりと起こった殺人事件。一つの細い糸が昭和の一つの闇を明らかにしていく。その見事な構図。 [review] | [投票(10)] | |
ナビィの恋(1999/日) | コピーの「私があなたに惚れたのは、ちょうど十九の春でした」に負けず劣らずの、おじいの名セリフの数々、「ランチはトゥエルブ・フォーティーに…」 [review] | [投票(10)] | |
卒業(1967/米) | コメディの名を借りつつ、そのなかに宿るものの正体が見えない。(レビューは作品後半部分の展開に言及) [review] | [投票(10)] |