movableinfernoさんのコメント: 更新順
シティ・オブ・ゴッド(2002/ブラジル=仏=米) | 緻密な構成と洗練された技法に透けて見える作り手の野心。フィルムに焼きついたのは、太陽と土埃の中でカラカラに乾いた陽気と狂気。背後に流れるのは、猥雑と哀愁のサンバ。全てにやられた。[★4.5](02.06.22@テアトル梅田) | [投票(4)] | |
大阪極道戦争 しのいだれ(1994/日) | あほぼんと、それを守りきれない半端者。あまりに易々と騙されるので思い入れをかけられず。好みの問題かもしれないが、役所広司の関西やくざはちょっと見ていられない感じ。(02.06.13@ホクテンザ) | [投票] | |
新・仁義の墓場(2002/日) | ほんとうに、どうしようもない、どうしようもない、どうしようもない大馬鹿野郎。(02.08.22@ホクテンザ) [review] | [投票(3)] | |
トゥー・ウィークス・ノーティス(2002/米) | あまり良く出来た映画ではないようだけれど、サンドラ・ブロックの当たり役とヒュー・グラントの当たり役との間に素晴らしいケミストリーが起こった。お砂糖控えめなところもまたよし。(02.06.24@梅田ピカデリー) | [投票(1)] | |
ダスト(2001/英=独=伊=マケドニア) | わたしは縦糸、あなたは横糸。この世は人と人とが織り成すタペストリー。わたしという糸が切れたなら、その先はどうぞ、あなたが紡いで。(02.09.08@梅田ガーデンシネマ) | [投票(3)] | |
ラッキー・ブレイク(2001/英) | なにもあのおっさんを…(02.07.28@テアトル梅田) [review] | [投票] | |
六月の蛇(2002/日) | 黒沢あすかの絶叫で何かがぱちんと弾けた。鳥肌が立った。そのあとの、慈しみに満ちた素っ裸の微笑。このふたつだけでもう、この映画は比類なきものとなった。(03.07.28@梅田ガーデンシネマ) | [投票(1)] | |
メルシィ!人生(2000/仏) | よくできた娯楽映画だとは思いますが、腑に落ちんことがいっぱいあるんですよ。ええ、ええ。(02.11.29@テアトル梅田) [review] | [投票(1)] | |
おんなの渦と淵と流れ(1964/日) | おんなの心を水にたとえるなら、その渦と渕と流れに身を委ねるしかないということの悲痛と歓び。それを体現する稲野和子の壮絶な美しさに痛いほど胸打たれた。 | [投票] | |
忠臣蔵外伝四谷怪談(1994/日) | 桜に梅を接木してみましたが何の花も咲きませんでしたという映画。(03.09.17@シネ・ヌーヴォ) | [投票(2)] | |
さらば、わが愛 覇王別姫(1993/香港) | レスリー・チャン、一世一代の大熱演。これを受けとめる相手にもっと力量があれば、この映画はもっと…(無念)(03.09.13@千里セルシーシアター) | [投票(1)] | |
愛してる、愛してない…(2002/仏) | 『アメリ』を観ているのといないのとでは、面白さが何倍も違う。(03.06.05@三番街シネマ) [review] | [投票(1)] | |
NARC(2002/米=カナダ) | 血や反吐や糞尿で汚れて濁り切った淀みの底には、苦い涙の川が流れていた。スタイリッシュでありながら、骨太。そしてなにより、哀しい情念のドラマである。埋もれさすには惜しい秀作。(03.05.28@ナビオTOHOシネプレックス5) | [投票(3)] | |
ブラッド・ワーク(2002/米) | 家族よりも濃いふたつの「血」の絆。闇と光と。その狭間で疼くわが心臓の痛み。(02.12.17@梅田ブルク7) [review] | [投票(3)] | |
イノセント・ボーイズ(2002/米) | 物語と並走するアニメーションに+1点。しかし、なにもティムを…(02.10.01@OS劇場C・A・P) [review] | [投票(1)] | |
ゴースト・オブ・マーズ(2001/米) | 2002年最も興奮し感動した映画。わたしは本気だ。そしてきっとカーペンターも本気だ。(02.10.30@シネ・リーブル神戸) [review] | [投票(2)] | |
踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003/日) | 正直ひどかった。この映画がやったことと言えば、「踊る大捜査線」という一連のシリーズをぶち壊したことだけだ。(03.10.06@ナビオTOHOシネプレックス2) [review] | [投票(10)] | |
チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003/米) | 村上龍の言葉でこういうのがある。「もし何か他人に対してできることがあるとすれば、キラキラしている自分を見せてやることだけだ。」この映画はその言葉を体現している。キラキラ輝く三人娘。ギラギラ輝くデミ・ムーア。あんまり眩しくて涙が出た。 | [投票(4)] | |
カラマリ・ユニオン(1985/フィンランド) | よっぱらったジャズピアノがドダッドダッ♪ダッ♪ダッダダッ♪て感じ。(02.07.16@OMS) | [投票] | |
サラマンダー(2002/英=アイルランド=米) | なまじいくらでも豊かに膨らませることのできそうな設定があるから観ているこちらにも欲が出てしまう。マシュー・マコノヒーの新しい一面を見られたのは拾いもの。(02.06.24@三番街シネマ) | [投票] |