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Bungeさんのコメント: 投票数順

★4アンジェラ(2005/仏)世の中にはクズフェチというのもいてだね・・・ [review][投票(1)]
★3椿三十郎(1962/日)用心棒の続編的作品でありながら鑑賞後の余韻は七人の侍に近かった。仕方の無い奴らにつきあってやるといった主人公がとくにそれを感じさせる。言葉で説明しやすい面では用心棒よりも完成度が高いようにも思える。だが映像的かつ端的に示された世界観が足りないような印象がある。それは「生きる」における書類の山、「用心棒」ならば手をくわえた犬のようなもの。その有無は重要なものと私は思っている。[投票(1)]
★4デスペラード(1995/コロンビア)やはり良さはクライマックスに尽きる [review][投票(1)]
★5ゴジラ(1954/日)どのような最新の技術と名優の熱演をもってしても、国内リメイク版では絶対に超えられない。時代が生んだ迫力に技術が勝利することは不可能だ。 [review][投票(1)]
★2ロード・オブ・ザ・リング(2001/米=ニュージーランド)劇場版の感想 [review][投票(1)]
★4キッズ・リターン Kids Return(1996/日)無限の可能性に包まれた若者が、フリーターの道を進み夢を追い続ける。そのようなプロパガンダが流行した時に作られたからこそ意義がある。 [review][投票(1)]
★3テルマ&ルイーズ(1991/米)美しい友情を描く事に成功している。着想としてはジェンダー視点の映画と見て間違いないが、そこに良さはあまり感じない。二人はお互いの成長、変化、過去を観察し共鳴する。その様子から生まれ出た感動は、観る者の性差を超越する。心理的変化に多少突飛さを感じるが、エンターテイメントでカバーできている。[投票(1)]
★5ゾンビ(1978/米=伊)晴れ渡った天気の下に巨大なショッピングモールがそびえ立っている。子供のようにアイスホッケーで遊ぶ可愛いゾンビたちが、お家に入れてとドアをたたく。店舗の中ではオアシスの潤いを満喫する男たちが自己欺瞞に浸る。孤独を身に纏った女は最上階でサバイバルの訓練に励む。偶発的に生じたものかはこの際関係ない、これらが織り成すハーモニーはただ事ではないのだ。[投票(1)]
★2アンダルシアの犬(1928/仏)監督がそう意識して作ったかは別として、シュール映画として有名だ。シュルレアリスムとして鑑賞すると、手首を収納した謎の小箱に魔力的な凄みを感じず、現実と超現実との境界線を楽しむことが出来なかった。何かを収納または包み込むような類の物を使って異次元に引き込むのは多くのシュルレアリストの得意分野なわけで、力の入れ所ではないのか。ちなみに実際見た夢が原作のためダリの特色はほぼ見られない。[投票(1)]
★3どついたるねん(1989/日)ジョギングシーンの疾走感はロッキーに匹敵する。 [review][投票(1)]
★3プライベート・ライアン(1998/米)昨今のバイオレンス描写に欠かすことの出来ない演出技法を編み出した功績は見逃せない。 [review][投票(1)]
★3ブルーベルベット(1986/米)朝露輝く芝生に転がる耳を以って引っ張り込む。デニス・ホッパーを正常な次元の存在と認識したことで画面に見えるものが全てと思えた。行間が読めなかった。リンチのモノクロ時代や絵画作品からすれば、全力かと問いたくなる面も。[投票(1)]
★5レスラー(2008/米=仏)真剣勝負に無くてプロレスに有るもの [review][投票(1)]
★5アバター(2009/米)十分だった、そこにいれただけで。 [review][投票(1)]
★4バットマン(1989/米)ダークナイトのジョーカーも良いが、こちらのジョーカーはあからさまな悪人でありながら応援したくなるところが面白くダークヒーローとも異なるのだ。空気のように存在感の無いバットマンが趣旨をより明瞭にしている。[投票(1)]
★4アイアンマン(2008/米)俗悪な才人が改心を経て立ち上がる話が一番むじゃきに応援できる。下劣な金持ち連中も心を入れ替えれば空だって飛べる、ピーターパンのように。我々が立ち上がるなんて面倒くさい、改心する必要なんて無いんだ。日本でこれの政治家版を作ればヒット間違いなし。[投票(1)]
★4Dolls(2002/日)肉体労働者のおたくが安アパートの中でゆっさゆっさと体を揺らしアイドルの振り付けを真似るところを冷淡に撮るこの監督、感受性の高さとリアリズムを徹底する姿勢が強く感じられる。マイノリティをいきなり美化するのではなく、まずはありのままを知ってもらうことが大事だ。[投票(1)]
★52001年宇宙の旅(1968/米=英)これを作ったことも凄いけど、これでいけると思ったことも同じくらい凄い。この映画は親切だと思う。「理解不能の映画です」と書かれた看板を首からぶらさげてあるので純粋に楽しめる。宇宙空間に巨大な赤ん坊が登場したときは笑ってしまった。[投票(1)]
★4七人の侍(1954/日)「母ちゃん、いまの会社やめたいよ」「アンタ、うだうだ言ってないでさっさとでかけなさい」って感じ。一致団結を描いているがプロレタリア的空気でなく「尻を叩いてやる」みたいな程よい上から目線が良い。この国が中小企業の国へと発展するにあたり多少の貢献をもたらした作品かもしれない。この映画、魁!男塾や男たちの挽歌みたいなダサかっこよさがあったら完璧なんだけどな。[投票(1)]
★5イレイザーヘッド(1977/米)この映画は見る者の童心を呼び起こす。誰だって小さい頃は雑草生い茂る日の当たらない場所が、欝蒼とした迷いの森に見えたはずだ。黄緑色をしたスライムのおもちゃを手にべとつかせるだけで屈託なく笑えた。芸術的な映画ではなく芸術を撮った映画、正真正銘だ。[投票(1)]