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濡れ鼠さんのお気に入りコメント(1/12)

遥かなるクルディスタン(1999/トルコ=オランダ=独)★4 国土を持たないクルド人たちの、身を寄せる場所のない孤独さ。そして、故郷探し。 21世紀になっても、何も変わらない現状に、やるせない気持ちになります。 [review] (プロキオン14)[投票(1)]
ホースメン(1971/米)★4 アフガニスタンというと、今はテロ、戦争ばかりだが、これは'71年製作でそういう風の前の作品。ストーリーはちょっと時代がかっているが、こういう映画も良い。とにかくオープニングの風景がスゴい!一見の価値あり。 (KEI)[投票(1)]
カリフォルニア ジェンマの復讐の用心棒(1977/伊=スペイン)★5 セリフを抑えた脚本。その分、シーンが際立った。どしゃ降りの雨、白樺林の美しさ、1シーンとて笑わない母親、一瞬にして殺されるハーモニカ吹き・・・。ハマる人にはハマる一(逸)品だ。静かな笑顔、優しいまなざし。ジェンマは更にカッコいい。。 (KEI)[投票(1)]
注目すべき人々との出会い(1979/英)★4 晦渋な禅問答に終始する映画かと思いきや、意外にも話の骨子はアドベンチャー。淡々としながらも、過不足なく流れの良い話運びと、撮影が良い。 [review] (くたー)[投票(1)]
下部ババリアの人間狩り[迫害](1969/独)★4 性別、人種、日陰者、障害者、同性愛、に関するあらゆる差別が腸詰にされた戦後西独逸の村社会映画で、その不快感は相当なもの。主人公を演ずるのが原作者ということもあって感情移入出来る人物はただの一人もなく、家畜どもの嘶きは、未だ変われぬ独逸の悲鳴のように響いた。 (町田)[投票(1)]
彼女が消えた浜辺(2009/イラン)★4 子供の愛らしさと女性の美しさだけで充分に映画的な愉しみがあるのだが、ささやかな会話の織り合わせで見せる、複雑かつ、やはり単純でもある人間劇に魅せられる。そんな人間たちに対し、脅迫的とも、単に無関心とも感じさせられる波の音が、耳に残る。 [review] (煽尼采)[投票(2)]
彼女が消えた浜辺(2009/イラン)★4 冒頭の誰が誰やら判然としない集団描写にいらつくが、この個性の隠蔽が「彼女が消えた」後の個々人の焦りや思いを一気に際だたせ、夫婦や友人間で錯綜し対立する感情を成立させるための手だったことに気づく。まんまとアスガー・ファルハディにはめられた。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
襲われた幌馬車(1956/米)★4 小品ながら素直な良作。音楽(R・ニューマン)が良い。撮影(W・クライン)も遠近を上手に使って、安定した画を作っている。結末は分かっていながら、段々と盛り上がっていく緊張感がたまらない。 (KEI)[投票(1)]
立ち去った女(2016/フィリピン)★4 リュミエール回帰とでもいうべきキャメラ置きっぱなしのプリミティブ感がとても好ましく、主題を呼び寄せてもいる。4時間弱使ってなお細部が隠されたままという物語話法も独特の味がある。 [review] (寒山)[投票(2)]
オフサイド・ガールズ(2006/イラン)★5 一見するとドキュメンタリ・タッチの即興風だが、脚本もコンテも非常によく考えられている。あるいは本当にこれが即興だとするならば、それこそ凄まじい演出力だと云わねばなるまい。 [review] (3819695)[投票(2)]
立ち去った女(2016/フィリピン)★4 3時間48分を費やして物語りながら饒舌すぎず、ひたすら凝視し続けて寡黙すぎない不思議な語り口。99.9%の固定ショットの客観を、突如切り裂く0.01%の手持ちショットの主観の衝撃と破壊力。それは贖罪が復讐を凌駕した瞬間であり、新たな罪が生れた瞬間でもある。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
アフター・アワーズ(1985/米)★4 この頃のスコセッシは「俺もこんなに軽く撮れる」ということを見せつけていた時期だ。こういうものを見ると「スコセッシにはずっと失敗作を撮り続けて欲しい」と思っていた。しかしこれだけテクニックを使ってキチンと画面で納得させる演出は矢張り天才的だ。ロザンナ・アークェットがとても可愛い。火傷のおかしさ。 (ゑぎ)[投票(2)]
アフター・アワーズ(1985/米)★4 サラリーマン版『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』的不条理ローラーコースター映画。教訓ゼロの小咄のような佇まいが愛らしく、まるでオープンセットのように迷宮感に優れた街路ロケのカットもいい。『ワン・フロム・ザ・ハート』や『アイズ ワイド シャット』と並べてみたい。いちばん笑ったのはバリカン責め。 (3819695)[投票(1)]
ブレードランナー 2049(2017/米=英=カナダ)★5 実存と生命と愛。滅びと対置される強靭なシンプリシティ。「魂」に触れる驚き。(再見して追記) [review] (DSCH)[投票(5)]
ブレードランナー 2049(2017/米=英=カナダ)★5 越えられない壁の物語。 [review] (おーい粗茶)[投票(8)]
歴史は夜作られる(1937/米)★4 ファーストカットが手前に水上飛行機の羽根、奥に海に浮かぶ豪華客船を天上から映した大俯瞰で、もうこの時点でこの映画の出来具合が推量できる。しかし何といっても後半の船上の描写、特に霧の表現が見事だ。このあたりは全くもってグレッグ・トーランドの刻印。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ブレードランナー 2049(2017/米=英=カナダ)★5 おそらく前作のような「伝説」になることはないと思う。だが、前作の余韻を残しながら重厚に描いた未来に時間の経つのも忘れて引き込まれた。 [review] (サイモン64)[投票(4)]
ソニはご機嫌ななめ(2013/韓国)★4 いつ見てもホン・サンスの映画って、(いつも言うけど)フランス映画っぽい。軽妙でけれど本当は深刻で、でも滑稽でおかしい。そういう風に軽くさらりと人生をスケッチする。その行間からにじみ出る愛らしさがたまらない。 [review] (セント)[投票(1)]
ソニはご機嫌ななめ(2013/韓国)★5 短気な自己チューで倫理観低そな彼女だが、一方で酒付き合いだけは良く止め処ないグダ喋りにも延々付き合ってくれてエッチ障壁も低い。そういうピンポイントのホン・サンス的理想に激しく同調する。ラストの鉢合わせは一応やっただけで本気でもなさそう。 (けにろん)[投票(1)]
ソニはご機嫌ななめ(2013/韓国)★5 無造作なようでスルリと決まるズームやパンと、絶妙なタイミングで男を鼓舞する能天気な歌曲が、若さゆえにか自分しか眼中にない気まま娘の嘆息と、堂々巡りの御託を垂れ流す男三人衆のどん詰まりを、一瞬にして「映画」へと解放する。ホン・サンスの職人技。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]