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濡れ鼠さんのお気に入りコメント(1/14)

呪われた者たち(1962/英)★4 いやあこのロージーには惚れ惚れする。お話はよく分らないけれど、もう画面としての魅力満載だ。まずトップシーン、海岸道路沿いの時計台を上からティルトダウンすると、マクドナルド・ケリーが旅行本かなんかを見ながら入ってくる。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
宇宙戦争(2005/米)★5 スピルバーグの「「撮りたい」を撮る」魂炸裂の快作。パニックドキュメント映像とB級SFの夢の一体感に興奮。不完全さもリピート鑑賞には好都合。 [review] (おーい粗茶)[投票(12)]
セブン(1995/米)★5 猟奇な刺激やアクションのキレも図抜けているが、曇り空に雨がしとつく特定されぬ都市の構築が付与する寓意性が、シリアルキラーを単なる事象から神話的な領域へ昇華させる。又、反転の白昼荒野で行きつく帰結はギリシャ悲劇の現代での高度な復古にも思える。 (けにろん)[投票(3)]
羊たちの沈黙(1991/米)★5 「視線」の物語。記憶の克服と絶対善へとクラリスをいざなう導師レクターの挑発的かつ透徹した眼差し。覚醒し人として存在意義を賭けて戦うクラリスの眼差し。それは「対決」ではない。「愛」の不可解な「共犯関係」。フジモトショアの職人仕事が低温かつ鋭い緊張感の屋台骨を支える。そして対置される「熱っぽい視線」。「熱」こそが人を動かす。それが善であるか悪であるかは問題ではなく。 [review] (DSCH)[投票(4)]
ランド・オブ・ザ・デッド(2005/米=カナダ=仏)★3 技術的に未熟なジョン・カーペンター映画。アクション演出に冴えがないのが致命的。「高層タワー」に画面的必然を与えられていないなど空間設計もおざなりだ。またデニス・ホッパーが類型的な支配者像を出ず物足りない。ゾンビを楔にしたアクション政治劇を期待していたのだが。ロバート・ジョイと「花火」の着想はよい。 (3819695)[投票(1)]
ウインド・リバー(2017/米)★4 息子に馬の扱いを教える(かつ、馬が息子に馴れるように調教する)という感動的な場面を持つ、雪のワイオミングを舞台にした現代西部劇。しかし、西部劇的意匠以上に、『羊たちの沈黙』の後裔であるという感覚が強い。ずばり、羊の群れの場面から始まるのだ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
恐怖の報酬(1977/米)★4 やはり前半を長く作ってしまったか・・・。でもこっちの前半は、ビデオを間違えて借りてきたかと思ったくらい話しが凝ってて面白かった。 (おーい粗茶)[投票(1)]
私たちの好きな八月(2008/ポルトガル=仏)★4 この現実と虚構の混淆ぶりにはキアロスタミも腰を抜かすだろう。その場しのぎと思われた現場レベルの工夫がいつの間にかジャンルを解体して映画の新たな可能性を拓く。前代未聞の結末には唖然とするほかない。一方でダンスシーンが充実しているなど、映画らしい伝統的細部へも高い意識が向けられている。 (3819695)[投票(1)]
ブンミおじさんの森(2010/タイ=英=仏=独=スペイン=オランダ)★4 不可能になりゆく大往生を語って「マルテの手記」が想起される。 [review] (寒山)[投票(2)]
アメリカ アメリカ(1963/米)★5 アメリカ アメリカ。全世界の憧れであったアメリカ。しかし最近(今2018年)は、トランプ政権で様<さま>変わりしている。本作は、昔の良き時代の物語だ。そして色々なテーマを内包した本作だが、被征服民族(マイノリティ)と誇りについて、少し考える。 [review] (KEI)[投票(2)]
夜の浜辺でひとり(2017/韓国)★3 呑みのグダ話連鎖で曲りなりにも親和した世界を形成してきたホン・サンスの系譜はキム・ミニの削げのような異物感に撹乱される。自我が暴走して自壊する女の話だからそれで良いのかもしれないが、どうにも統御できてない感が横溢し気持ちよくない。 (けにろん)[投票(1)]
夜の浜辺でひとり(2017/韓国)★3 ふられ女の脳内と現実のズレを可視化する試み。周囲の気づかいや良識ある対応に、女(キク・ミニ)の思いと迷いや逃避と欲望は、制御不能な甘え、強がり、攻撃となってたれ流される。女の心象らしき謎の男は謎のまま、やがて女は世間の“腫れモノ”と化すだろう。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
太陽の中の対決(1967/米)★3 エルモア・レナードの原作(村上春樹訳)を読んだので、興味がわき見る。原作との比較の話になって申し訳ないのだが、改変部分は悉く上手くいっていないというか、プロットもキャラクターも薄められてしまっている。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
パーフェクト・ワールド(1993/米)★2 イーストウッドだからと持ち上げると、却って失礼なくらい弛緩した映画だと思う。全ては御大の八方美人と逃げに起因。ローラ・ダーンを起用しながらこの有様なのも気に入らない。 [review] (DSCH)[投票(3)]
ウィル・ペニー(1967/米)★5 本作は、タイトル通りウィル・ペニーというキャラがすべてだ。脚本がいい。彼の性格がよく分かる。更に言えば、ラストを最初から暗示しているかのような脚本が本当にいいのだ。 [review] (KEI)[投票(1)]
十月(1928/露)★5 スタンバーグの豪胆とジガ・ヴェルトフの前衛が共存するハイテンションが共振するのは1989年の東欧民主化革命、という歴史の皮肉の丁寧な記録。 [review] (寒山)[投票(2)]
カンサス騎兵隊(1940/米)★4 これはちょっと、マイケル・カーティスを見直してしまった(意外にやるやん、という意味の方)。まずは、活劇シーンがよく撮れている。最初の戦闘場面、2頭立て馬車に飛び移るスタントを含めたチェイスシーンは、『駅馬車』の二番煎じとも云えるが、 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
ゼロ・ダーク・サーティ(2012/米)★4 誰かが与えられた「役割」の中で「ベストを尽くす」ことで、誰かが死ぬ。それがイスラムの自爆テロであるか、米の諜報作戦であるか、過ちであるか正しさであるかに関わらず。それが世界のシンプルな「機能」として終わらない様の残酷。何のための「ベスト」なのか。茫漠としてわからぬまま、何もかも間違っているような、正しいような・・・はっきりしているのは終わらない「機能」の正確さと個の隷従の悲劇のみ。 [review] (DSCH)[投票(3)]
天使の顔(1953/米)★4 ムードのあるシーンの連続だし、唐突なアクションで瞠目させられる場面も持つ犯罪映画なのだが、どうも、人物の一貫性に難があるというか、少々分裂気味のキャラクターが目立つ。却ってそこが予測不能である、理屈の無い良さである、という部分もあって、複雑であるということでは、オットー・プレミンジャーらしい。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
黒い太陽七三一(1988/香港)★0 「食人映画」と同列のキワモノ映画。731について→ [review] (prick)[投票(1)]