袋のうさぎさんのお気に入りコメント(16/23)
ポリス・ストーリー3(1992/香港) | ジャッキーとミシェールという極めた者同士のみが醸し出し得るあ・うんの呼吸の妙は世界映画史上有数の至福感。しかも、それが男と女であるから甘酸っぱいのだ。 (けにろん) | 反発し合いながらも共通の目的を遂行する2人。見飽きた設定だが[投票(4)] |
ケープタウン(2013/仏=南アフリカ) | 黒魔羅) | あんな豪邸に住めるほど歯医者って儲かるのか。 ([投票(1)] |
太陽に恋して(2000/独) | review] (青山実花) | なんて愉快で、中身が濃くて、そして可愛いロードムービー!ヨーロッパの国境の様子や、南下していくにつれて変わってゆく雰囲気は、主人公と一緒に旅している気分にさせてくれる。 [[投票(1)] |
トゥルー・グリット(2010/米) | review] (ゑぎ) | 傑作。全くコーエンらしい死体の映画。それが実に要所で効いている。父親の棺。縛り首の3人、主人公はその死体と同宿する。木の高い枝に吊るされた死体。夜の小屋の銃撃戦で死んだ遺体の処置。4対1の決闘に敗れた死体。そしてコグバーンの棺。 [[投票(9)] |
欲望の翼(1990/香港) | けにろん) | 隔絶された虚空間で、或いは夜の静寂で決してクロスしない5人の男女の想い。登場人物たちの息詰まりそうな閉塞感を亜熱帯林に舞台を移して解放するかに見えた語り部の視座が突如、神の視座に飛躍するかのようなラスト。1回限りの手法にしても鮮やかすぎる。 ([投票(2)] |
トワイライト 初恋(2008/米) | けにろん) | 少女の飽くなき「白馬の王子」願望に完璧に準拠し世界観を全うしている。俺は少女ではないが解る気がする。設定に拘泥しグルーミーな曇天狙いが貫徹されてるのも好感を持った。世界に背を向けても、あなとなら行けるところまで…打算がないことは美しい。 ([投票(2)] |
恐怖に襲われた街(1975/仏=伊) | ベルモンドが醸す余裕とユーモア。朴念仁的相棒デネとのコンンビネーションの味わい。それらを統べるベルヌイユの演出の冷徹に随所で痺れる。 (けにろん) | アメリカ製ポリスアクションに一歩も引けを取らない活劇の連鎖。飄々とスタントをこなすスター[投票(1)] |
コズモポリス(2012/カナダ=仏=ポルトガル=伊) | ホーリー・モーターズ』と好対照。ほとんど切返しを用いないカラックスに対して、こちらはガンガン切返すが、車窓や背景、人物のアクションなどで何かしら動きをつけているため、十分に緊張感を維持できている。キアロスタミも参照しているだろうか。後から思えば『危険なメソッド』はまるで本作の予行演習のようだ。 (赤い戦車) | 原作既読。リムジンを舞台にし、様々な人々と出会うという点で奇しくも同時期公開の『[投票(1)] |
ナイト&デイ(2010/米) | review] (Myurakz) | こういう映画を観て暮らしたいと思っていたけど間違ってた。こういう人生を暮らしたいんだ。 [[投票(18)] |
サイレントヒル(2006/カナダ=日=米=仏) | review] (くたー) | ホラーというジャンルにおいては、強引なゴリ押し展開が必ずしもマイナスになるとは限らない、ということを確信した。よくやった! [[投票(7)] |
レオン(1994/仏=米) | リュック・ベッソンの幼児性も許せてしまうので、活劇としての画面の強度に焦点をあてて見たとき『レオン』は悪くない、と思う。 [review] (ゑぎ) | 私はレオンのキャラクターの幼児性も[投票(7)] |
ラルジャン(1983/スイス=仏) | review] (煽尼采) | 結局、容赦ない非人間性に徹するこの演出の極限の簡潔さに「峻酷」「冷厳」「苛烈」等々の畏れを覚えるには、観客自身の人間的な眼差しが前提になる。僕のように非人間的な観客には、機械人形の所作でも眺めているような無関心の眼差ししか保持できない。 [[投票(2)] |
パリ20区、僕たちのクラス(2008/仏) | review] (3819695) | 主人公が「国語」教師であるのは象徴的だ。伝統的に脚本家と台詞作家を区別する仏国らしく「言葉」の映画である。文章の読解と漢字の習得に多くの時間を割く日本の国語教育とはまるで異なって、ここではもっぱら「文法=話し方・書き方」をめぐる授業が行われる。問われているのは「表現」の作法である。 [[投票(7)] |
教授と美女(1941/米) | review] (甘崎庵) | 二大巨匠の共作は見事なかみ合いを見せている。 [[投票(2)] |
真珠の頸飾(1936/米) | review] (ゑぎ) | オープニングはパリの屋根のカット。カメラは自動車会社のオフィスの窓に寄って行く。オフィスにはクーパーがいる。彼が休暇を取得しスペインへ旅行をする、その顛末を描いた映画だ。クーパーはいつも通り真っ直ぐで明朗なキャラクター。やはり、いつもの通りアメリカの良心を体現する。 [[投票(1)] |
プロメテウス(2012/米) | review] (シーチキン) | 一貫した世界観に基づいてデザインされた小物、小道具の数々が、近未来の宇宙を舞台にした本格的SFの空気を堪能させてくれる。 [[投票(7)] |
マトリックス(1999/米) | review] (ペンクロフ) | 警官や市民のみなさんも「気づいていない」以上は敵であると言いきったこの映画は素晴らしく反社会的だ。そうだ、こんな世の中間違ってる。ブッ壊せ! [[投票(21)] |
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995/日) | review] (ペンクロフ) | 感情移入で世界を理解しろ [[投票(8)] |
レディ・イン・ザ・ウォーター(2006/米) | review] (ゑぎ) | スクラントとタートゥティックの扱いだとかは相変わらず過剰な緊張感で見捨てられない魅力があるのだが、しかし、作劇臭い。ホラ話に付き合わされたという感覚が残る。それは思わせぶりで放りっぱなしの演出が多過ぎるからだが、 [[投票(2)] |
審判(1963/独=仏=伊) | review] (3819695) | 戦慄の傑作。カフカの小説に対峙するために必要なことがひたすらすべての語を読むことであるように、ウェルズの映画に対峙するために必要なことはひたすらすべての画面を視ることだ。 [[投票(2)] |