「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
G31のコメント |
東京物語(1953/日) | 今はなき「並木坐」で観たかった。 [review] | [投票(2)] | |
東京暮色(1957/日) | これが小津安二郎の豆腐だよ。人間てのは誤解されるために生まれてきてるんじゃないだろうか。 [review] | [投票] | |
彼岸花(1958/日) | ここにいるのは、理屈っぽい男たちと、それを柳に風と受け流す女たち。いまや世の中、男ばっかりになってしまった。ん?女ばっかりか? [review] | [投票(1)] | |
浮草(1959/日) | 昭和芸能秘史みたいな風情だけで充分面白い。しかし杉村春子に手を出すかねえ?・・・女の美をよく理解していたと思える小津さんよ。 | [投票(1)] | |
お早よう(1959/日) | 三好栄子による殿山“押し売り”退治以上に劇的なことは起きない(?)が、つい引き込まれて観ている。これが小津マジックか。 | [投票] | |
秋日和(1960/日) | 時代の風景。家族の風景。日本の風景。寒さの厳しい冬でも、クソ暑い夏でもなく、小津作品は秋に観るのがぴったりだなあ。 [review] | [投票(3)] | |
小早川家の秋(1961/日) | 巨大なたらい(?)が干すために立てかけてある板塀の、その黒光り具合がもう不気味で。 [review] | [投票(6)] | |
秋刀魚の味(1962/日) | この作品、笠智衆の受け答えが冴えまくる。「ねえ艦長。どうして日本負けたんスかねえ」「ウーン、ねえ」この”ウーン、ねえ”絶妙(一緒?)。 [review] | [投票(7)] | |
戸田家の兄妹(1941/日) | 女は三界に家なし。たぶん、四界にも五界にもないだろう・・・。本質的には男も一緒だがね。 [review] | [投票(1)] | |
父ありき(1942/日) | 本人もそれに耐えるわけだが、人間業とは思えないほど息子に孤独を強要する父。これはおそらく寂しかった息子の描いた、良き子としての自画像ではないか。 [review] | [投票] | |
長屋紳士録(1947/日) | 敗戦で荒廃した世相をつなぎ止めようという試み。なによりシンプルに楽しい映画として成立しているところがスゴイ。 | [投票] | |
晩春(1949/日) | 紀子(原節子)の煮え切らない感じが好き。その奥にあるものが破滅願望に思えてちょっと怖かったけど。 | [投票(2)] | |
麦秋(1951/日) | 当時の社会の結婚圧力って凄まじい。どういう訳だかこれを40まで潜り抜けてきた”ナベ”ちゃん、生きてりゃ今93か。 [review] | [投票(1)] | |
お茶漬の味(1952/日) | 茶漬けのシーンで映画そのものも茶漬け臭く。これぞ茶漬けの味わい。正統な食事の合い間に食うから美味い。毎日じゃひもじいもん。 [review] | [投票] |