★4 | マグノリア(1999/米) | まず、この映画の主役はバックにずっと流れている音楽です。7,8個の群像劇なんだが、時間・心理・意識の流れを音楽で表現してゆくといった新しい試みに取り組んでいる。それは成功している。何か [review] | [投票] |
★3 | アイズ ワイド シャット(1999/米) | キューブリックが普通の(夫婦間)セックスを描くとこうなるということなのかな?恐ろしくパワーが落ちているというかノーマルすぎ(技術でカバーしているが)。下卑た凡人ぶりに驚き。 | [投票(1)] |
★5 | 秋のソナタ(1978/スウェーデン) | 男と女とは評価が分かれるのでは。私は壮絶な母娘の女の業のようなものと思いましたが、家内は、所詮男が作った頭の中での話よと言い放った。(大なり小なり日常的らしい) | [投票(5)] |
★4 | 招かれざる客(1967/米) | みんな立派過ぎる人が登場する。こんな完璧の人が集まるのも嘘っぽいけどね。でもこんなうがった見方は私の精神が貧しいからでしょう。反省します。ちょっと爪先立ちの人が喜ぶ映画だと思うのはぼくだけか? [review] | [投票] |
★5 | エリザベス(1998/英=インド) | カメラワークが秀逸。映画全体に風格、スケール、まさに映画といった感あり。但し、王の苦悩を歴史観になぞらえるも、庶民の私には関係ないが。映像は激しく美しい。素晴らしい。 | [投票] |
★4 | グラディエーター(2000/米) | 映像、脚本もびっしり決まり優秀。でも、やはり一大スペクタクルなんだよね。私だけかもしれないが、一人一人の心に戻ってくる何か(勇気でもなんでもいい。)がない。クロウは熱演。音も良かったから加点。 | [投票] |
★4 | まあだだよ(1993/日) | 意外と芯の座った力作。俳優の座る姿勢まで充分計算され尽くしている。黒沢美術の粋でもある。ネコ騒動だけが長く減点したいが、人間が生きてきた道を振り返り、しかも死まで予言した素晴らしい作品です。 | [投票] |
★4 | ブラックレイン(1989/米) | 思ったより健さんがいいね。得な役でもあるけど。日本人俳優が良過ぎて、ダグラス目立たず。年かな。若手俳優の方がぴりっとしたかも。でも、何よりも、松田優作すごいわ。でもこれが遺作なんてね。 | [投票] |
★5 | サクリファイス(1986/スウェーデン=英=仏) | わたしはタルコフスキーではこれが一番感心した。撮っていた時ガンだったんですよね。ものすごいエネルギーと言うか、精神力を感じました。このスケール(神との契約)_他の人のコメントを見ていたら、ベルイマン的だというのがありましたが、そう言えば火はあったけど、水はあまり印象にないからそうなのかも。
余命を考え、限られた時間で、し残した事を最後にやり遂げたのでは。それがベルイマン的になったのかも。 | [投票(1)] |
★5 | インドへの道(1984/英=米) | 西洋から見た「アジア」が垣間見える。ちょっと上から見下ろしている。興味本位。しかも、性欲を湧きたてるようなものとしても捉えている。かなり不快。映画としてはそのスノビズム、文明批判ぶりが秀逸。 | [投票(3)] |