★5 | 煮えたぎる血。人間の生き様の荒々しさよ。抑制たっぷりの映像、演出。魅入られたように動き回る出演者全員の迫力ある演技。ここ何年来でも日本映画出色の出来。舌を巻く怪作を輩出した。全員に演技賞をあげたい。当時の父親は程度の差はあれ大体こんなもの。 (セント) | [投票(6)] |
★4 | 多くの弱者=在日朝鮮人たちがそれでも怪物=金俊平の元を離れられなかったのは、彼に付き従うこと自体が「自由からの逃走」だったからに他ならない。ファシズムの誕生と没落を描き、そこからの脱却を謳い上げた本作は金正日と彼の息子に何としてでも味あわせるべき鉄拳制裁映画である。 [review] (町田) | [投票(4)] |
★4 | 北野武もオダギリ・ジョーも、過去最高の演技でした! [review] (chokobo) | [投票] |
★5 | ここに描破された映画史上稀にみる「心の暴力」に映画的なカタルシスは無い。だがそれを凝視し続けさせる力がある。ここにクレジットされた役者たち全員の「代表作」として記録され続ける資格を持った作品となろう。 [review] (sawa:38) | [投票(11)] |
★4 | オダギリジョーと濱田マリが特にすばらしかった。脇役に至るまで人生を感じさせる作品だったから役者も乗ったことだろう。 (kenichi) | [投票(3)] |
★4 | 「知力」が尊ばれ「愛」が魅力と見なされる現代社会の風潮の中で、人は「腕力」を一段低くみなし「金」の力を蔑む。しかし、度を越せば四つの力はいずれも「暴力」に成り得る。生きることへの過剰な思いが俊平(ビートたけし)という怪物を生んだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(9)] |
★3 | 平凡に平和な、暴力と無縁の家庭で育つ。中2の頃、祖父が家で暴れる姿を見た時感じた怒りと戦慄。あ、あれが昭和人間って奴か(偏見?) 2004年12月10日劇場鑑賞(誕生日!) [review] (ねこすけ) | [投票(4)] |
★3 | 破天荒な主人公の人生は物語として破綻していて興味が無いが、それでも見ていられるだけの作品の質の濃さがある。070708 (しど) | [投票] |
★4 | 現場のポテンシャルがビシビシ伝わる気の入った演技のオンパレードと堂に入った美術には心底惚れたが、後半のクロニクルに並列的なエピソードの配置からは意外なほど何も見る者に訴求して来ない。かなわん親爺やっただけじゃ戯れ言にしかならない。 (けにろん) | [投票(2)] |
★5 | モダン・チョキ・チョキズの関西弁が、やっぱり1番しっくりきましたね。鈴木京香ファンとしては、老いていく姿がちょっとショック。田畑智子のラストシーンは、『黒い家』を思い出しました。自由軒のドライカレーがエンドロールで協力って書かれてたから笑えた♪ (ぱちーの) | [投票(1)] |
★3 | 意外と主人公の存在感が尾を引かなかった理由。(注意、レビューは冒頭からラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票(8)] |
★4 | 圧倒され続けた二時間半。忘れたころに豚が出てくるもんだから思いだして鬱。 (ガリガリ博士) | [投票(1)] |
★3 | それほど家族は虐げられていなかった気がする。
俊平が自分で稼いだ金を自由に使おうと勝手だし、嫌なら家から出て行けばいいんだし。
金も稼がずに暴力振るう亭主の何十倍もマシ。当時はどこにでもありそうな話。
(TOMIMORI) | [投票(1)] |