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まぼろし (2001/)

Sous le sable
Under the Sand

[Drama]
製作オリヴィエ・デルボスク / マルク・ミソニエ
監督フランソワ・オゾン
脚本フランソワ・オゾン / エマニュエル・ベルンエイム / マリナ・ド・ヴァン / マルシア・ロマーノ
撮影アントワーヌ・エベレル / ジャンヌ・ラポワリー
美術サンドリーヌ・カノー
音楽フィリップ・ロンビ
衣装パスカリーヌ・シャヴァンヌ
出演シャーロット・ランプリング / ブリューノ・クレメール / ジャック・ノロ / アレクサンドラ・スチュアルト / ピエール・ベルニエ / アンドレ・タンジー
あらすじマリー(シャーロット・ランプリング)と夫のジャンは、いつもの年と同じようにフランス南西部の海辺の街の別荘にバカンスに訪れた。ある日、マリーが渚でうたた寝をしていると、ジャンは海に泳ぎに行ったきり戻ってこなかった。ヘリなどを使って大掛りな捜索も行われたが、行方は判らなかった。事故か、失踪か、あるいは自殺か・・・。かけがえのない夫の突然の喪失の痛みに打ちひしがれ、彼女は単身パリへ戻り、やがて月日は流れる・・・。 (プロキオン14)[投票]
Comments
全46 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5いわゆる“美しい”とか“雄大”とかいった言葉とは無縁でありながら、どのシーンをとってもポスターに成り得るくらい完璧な画面。完璧な映画。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(6)]
★5時間 [review] (芋虫)[投票(5)]
★5見事な光の扱い。ジャンの別荘。人の少ない浜辺。パリの部屋の夜の光。緋色のワンピース。沢山の手。現実と「まぼろし」を行き来する心の危うさが実にスリリング。紛う事ない現実を突きつけられても彼女にとっては「まぼろし」もまた現実なのだ。映画とは「まぼろし」だ。彼女をたまらなく愛しく感じられるのは、我々と映画との関係を体現しているからかもしれない。 (ゑぎ)[投票(4)]
★5一度でも最愛の他人と暮らしてみたことがあれば、この絶望的な喪失感に共鳴することは容易だろう。けれどそこに過去や未来の回答を求めてはいけないし、ましてや自己憐憫を感じてはいけない。その微妙な突き放しこそが、考えようによっては優しくもある。 (tredair)[投票(2)]
★5大人の見ごたえのある秀作。プロットが単純だから、こちらもじっくり見れる。それはオゾンの演出が冴え渡ってるからなんだけどね。ランブリングがほとんど表情だけで移ろいゆく心と喪失感を演じる。凄みもあるね。 [review] (セント)[投票(2)]
★4「愛の映画」であり、同時に「愛の不毛の映画」でもあるアンビバレントな作品。ランプリングの顔・肢体を執拗に映し続けるオゾンの確信犯的まざなし。 [review] (hk)[投票(7)]
★4愚かなほどに信ずること、それが愛情と呼ばれるものなのだろう。シャーロット・ランプリングは既に老女と呼んでいい皺を隠さない。でも、光の当たる角度によってハッとするほど美しい。 [review] (水那岐)[投票(4)]
★4現実を黙殺し、過去を捏造し、代償を拒絶し、血縁を否定し、科学に叛逆して絶対的な主観の海を漂う一人の女。どんな他人が何をしようと彼女を悲しみから救い出すことなど出来やしないのだ。そしてその厳然たる事実だけが、傍観者たる我々を僅かに救済する。なんという皮肉。オゾンの残酷さ、優しさ、ここに極まれり。 (町田)[投票(3)]
★4夫の服を買うという喜び。夫にご飯を作ってあげる喜び。 夫に抱きしめられる喜び。夫と過ごす何気ない日常の喜び。夫と交わす何気ない会話の喜び。 [review] (ボイス母)[投票(3)]
★4喪失の恐怖に対し無関心の虚無へ逃避したアントニオーニの対極でオゾンは主人公を事実認識に執拗に駆り立て、結果浮かび上がったのは恐るべき自己中女の実像であったという予想もしない結末。見方によっては同年公開作中『ピアニスト』と双璧。 (けにろん)[投票(3)]
★4日常とか習慣は、普段ほとんど意識することもないけれど、その日常や習慣こそが人生のほとんどを占めている。慣れ親しんだ相手と新しい相手。まったく同じアングルで同じ暮らしの行為を繰り返させる監督の意図にはまった。 (カフカのすあま)[投票(3)]
★4「夫婦愛」なんて生ぬるい言葉はナイフでズタズタにされていた。しかし、狂気を超えた先に愛があるのかとも思わせる不思議な映画。 [review] (ざいあす)[投票(2)]
★4身体の部分からゆっくり引いてそこに物語を生み出す。海岸の遠景の人物をじっくり時間をかけて撮らえることで出来事がそこの人物に与えた衝撃を鮮明にする。部屋の中で二つの時間をワンショットで混在させる。そういう典型的なカメラと演出をていねいていねいに使って、心の奥の孤独を描いた作品。カメラへの愛に溢れている感じ。 (エピキュリアン)[投票(2)]
★4夫婦というものをじっくり考えさせられました。 老いてなお美しいシャーロット・ランプリング、静かな映像美、程良い音楽。 予算をかけずとも、良い映画は撮れるという見本でしょう。 [review] (トシ)[投票(2)]
★4ほんらい全宇宙のメタボにとっての朗報だったはずだ。しかし、シャーロットの田原総一郎化した頽朽の顔面は、ラストの浜辺のごとく、不幸に対する敬意をあくまで拒絶する愛の遠近感覚でわれわれを苦しめるのである。 (disjunctive)[投票(1)]
★3プチ鬱病を体験した方には身につまされます。3.5です。 [review] (草月)[投票(3)]
★3シャーロット・ランプリングの演技は素晴らしい。 [review] (わっこ)[投票(1)]
★3全てのシーンが物語を語る上で意味を成す。南仏でのOPからしてラストショットを予感させるのだ。だが俺は好きになれない。この映画は悲劇における一人の女性を描く。マリーの心情が明らかになるにつれ、彼女を直視できないのだ。 [review] (ナッシュ13)[投票(1)]
★3惑星ソラリス』を随所に感じるが、まぼろしと海の描写はタルコフスキーには及ばなかった。 [review] (スパルタのキツネ)[投票(1)]
★3スクリーンには常にシャーロット・ランプリングが映し出されているという異常さに驚き、それに耐える女優魂に敬服する。「不安定な女」を演じれば彼女を越えることは出来ないのは昔っから知ってはいたが・・・ (sawa:38)[投票(1)]
★2「あたしってなんてかわいそうなの」って自分を哀れむことは、ロマンティンクでもセンチメンタルでもない。惨めで哀れなこと。 [review] (Shrewd Fellow)[投票(5)]
★2低評価になってしまったのは作品のせいではない。俺のせいだ。 [review] (JKF)[投票(5)]
Ratings
5点20人********************
4点40人****************************************
3点19人*******************
2点7人*******
1点0人
86人平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
ゴーゴー、シネマライズ! (STF)[投票(21)]喪失について (グラント・リー・バッファロー)[投票(3)]
―独立依存欲求の映画― (町田)[投票(2)]
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