★5 | 小津監督作品の中でマイ・ベストです。こういう庶民を描いて欲しかったんですよ・・・。 [review] (RED DANCER) | [投票] |
★4 | 小津監督の復帰作。既に戦後の小津映画っぽさにあふれている。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 敗戦で荒廃した世相をつなぎ止めようという試み。なによりシンプルに楽しい映画として成立しているところがスゴイ。 (G31) | [投票] |
★3 | 予想通りの展開だからこそ嬉しい。「おやかましゅう」もよいが「たれ逃げ」にも笑った。そんな言葉があるのかいな。 (tredair) | [投票] |
★5 | 飯田蝶子が吉川満子に「あんたもう、とうに好きになっちゃってるのよ、あの子」と指摘され、青木放屁坊やに対する愛情を自覚する場面。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★5 | お母やん坊やが茅ヶ崎の海岸と路地を巡るシーンを筆頭に全画面、壮絶なまでに映画的。吉川満子との会話、着膨れした坊やの造形なども神懸っており、これが戦後日本が生んだ最初で最高の芸術的創作物であることを俺は信じて疑わない。 [review] (町田) | [投票(3)] |
★5 | 子どもを棄てに行く件が傑出してる。疲れて土手に腰掛けた飯田の後姿が東山に連結する哀感や置き去りにされ猛ダッシュで追いかけてくる子のいじらしいまでの運動性。情の移った頃に親元へ還る子の幸せを願い利己に走る世相を諌める。何だか器が違う。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 一人暮らしの初老の女が、父を失うかもしれない子供の名を尋ねることなく最後まで「坊や」と呼び続ける意識せざる諦観。飯田蝶子の丸まった背中に過去に受けたであろう悲しみが滲む。それは戦争で子供をなくした女の傷ではないのか、と想像してしまった。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |