「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
氷壁の女(1982/米) |
前半、なかなか雰囲気はあるけれども概ね退屈。「高さ」の感覚が出せていない箇所が多く(ベッツィ・ブラントリーが岩壁を登るシーンで思いきり引いた画がない、とか)、魅力的なロケーションを活かしきれていない。フラッシュバック挿入の仕方も気を利かせたつもりだろうが、私には間が抜けて見える。 [review] (3819695) | [投票] | |
ジュゼッペ・ロトゥンノの撮影は堪能したがジンネマンの演出にはがっかりした。アルプスの山々を舞台にした室内劇だと思った。20年の時を経て今現在見直してみると傑作と感じるかも知れないが。 (ゑぎ) | [投票] | |
色々挑戦中だったんだろうけど、コネリーはやっぱりミスキャストっぽいな。 [review] (甘崎庵) | [投票] | |
それまでの日常下で心の底に潜んでた屈託が旅に出て露出するというリーン的モチーフを老匠らしい婉曲で描いてロマンと品性がある。ただスペクタクルな醍醐味があるかというと疑問でロケ効果を生かし切る描法は終ぞ覗えない。寧ろ無声映画のように古典的。 (けにろん) | [投票] |