★4 | 田中絹代は下町のおかみさんを演らせたら日本一。杉村春子による喜劇的な味付けもいい。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu) | [投票] |
★4 | 垂涎の成瀬ワールド。満喫できる女優の激しいバトル。衰退の美学。ヴィスコンティを思わせる。 [review] (chokobo) | [投票(7)] |
★5 | 女たちだけで守る城にしのびよる凋落をいかに具体的に表現するか。中北千枝子のけだるげな寝相、着崩れた浴衣姿の杉村春子の顔に射す簾越しの夕日、芸者たちの苦情を聞き流す山田五十鈴の曖昧な表情。全盛期の日本映画の力! (ジェリー) | [投票(10)] |
★4 | 山田五十鈴の三味線と唄のよい事よい事。昔の女優さんにはいろいろと特技があったでんすね。 (りかちゅ) | [投票(4)] |
★4 | 女優魂というのはこれでしょうね。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★5 | 成瀬の集大成といえる日本映画の名品。傾き始める柳橋の遊郭に日本の滅びを描く。なんといっても女優の演技でしょう。 [review] (セント) | [投票] |
★4 | ナルセ映画のひとつの極北だが、代表作だとは思わない。渋すぎる。 [review] (寒山拾得) | [投票(5)] |
★5 | 成瀬作品はまだ10本程度しか見てないけど、これが最高傑作と言ってしまってもいいんじゃないかと思う。 [review] (づん) | [投票(5)] |
★5 | 華やかな過去を持ちながら成功者(栗島・賀原)の威光と、時の重圧に耐え忍ぶ中年女(山田・杉村・中北)たち。それを目の当たりにしながら将来を生きる若い女(高峰・岡田)たち。彼女らを気遣いながらも醒めた目で見つめる女中(田中絹代)。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★5 | 原作よりはるかに分かり安い。これは原作の主人公女中を脇に退けた脚本と演出、何より女優陣のキャラ分けを成し得た演技力によるものだ。しかし、観客の固定した(頼るべき)視点が無くなり、(特に後半)不安定になった点は欠点だと言わざるを得ない。 [review] (KEI) | [投票(2)] |
★4 | おかみが山田五十鈴、その娘が高峰秀子、女中が田中絹代で、杉村春子までいる。こんな芸者屋が傾くはずがない。 (kenichi) | [投票(2)] |
★4 | いつかエラくなってウチで女中さんを雇えるようになったら、やっぱり「お春さん」と呼ぶことにしよう。 [review] (G31) | [投票(3)] |
★5 | 豊穣な時代のあとの斜陽の鈍色の残光。山田・栗島の放つ黴た残り香と新たな世代岡田・高峰の香しき風。その絶妙なアンサンブル。廃れてゆくことへの諦念は美しきかな。そして、微かにせよ息づく新たな時代への希望の奥ゆかしさも。 (けにろん) | [投票(1)] |