「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
アルバレス・ケリー(1966/米) |
ウィリアム・ホールデン、南軍リチャード・ウィドマーク、北軍パトリック・オニール、単純に善悪では割り切れない造型で関係性が知的。序盤に牛追い名人ぶりを端的に示す画面がないのでホールデンがただの偉そうな奴に見えかねないが、そこは風格で押し切る。スタンピードもよいが橋爆破シーンの導火線演出が最高。炎と煙の動き。 (3819695) | [投票] | |
設定的にはもっと面白くなりそうな題材なのだがヴィクトリア・ショウとジャニス・ルールを絡ませたメロドラマ演出がテンションの持続を妨げる。また所々でプロット展開が甘過ぎる。それでもホールデンとウィドマークが観客を引っ張るし、ラストのスタンピートは凄い迫力だが、全体にドミトリク作品にしては平板な出来。 (ゑぎ) | [投票(1)] |