★3 | 主演男優女優の花の持たせ方が完璧なご定法で、この楷書体から後世、発展的継承、引用や模倣とりまぜいったい幾多のフォロワーが出現したのだろう。とはいえ古風すぎる演歌臭漂う演出には辟易しないでもない。地面からの照り返しの強さを照明で見せるセット撮影のうまさは特筆もの。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★4 | 高校の時に観て、バランは妖艶な女性だと思った。今観ればどうだろう。 (丹下左膳) | [投票] |
★3 | それでも(もう一人の)女は愛し続ける。そこに感動。 (ドド) | [投票] |
★5 | ジュリアン・デュビビエといえばこれ。ジャン・ギャバンといえばやはりこれ。 (chokobo) | [投票] |
★4 | カスバという名の牢獄。 (黒魔羅) | [投票] |
★3 | 1度逃げ込んだら、容易には出られない。 『第三の男』のウィーン同様、この映画も迷宮街カスバこそが主役。 (AONI) | [投票] |
★5 | 映像豊かに溢れ出す哀愁の男と女。パリの街を幻想が覆い尽す美しさに堪能。愛しい人に声を張り上げる姿が印象的。船の汽笛が更に演出効果を齎す。あぁ、なんで人は恋をするのでしょうか?愛は醒め易いけど、熱している時はとても痛い。・・・酔っちゃいそう。 (かっきー) | [投票] |
★4 | シャルル・ボワイエが主役のハリウッド版も見たが、つまらないの一言だった。やっぱりギャバンの存在がこの映画を名画たらしめているのだ。 (りかちゅ) | [投票(1)] |
★4 | 男のメロドラマ。 (おーい粗茶) | [投票] |
★3 | もうパリが恋しくて堪らない郷愁は嵩じてタカビーパリジェンヌへの想いへ転化するのだが、埋没して漂流する自我を描いてきた近世の目で見ると余りに浪花節だし、掻き消される声の浪漫主義最高潮な大見得は博物館の展示物を思わせる。感情移入の余地は少ない。 (けにろん) | [投票(1)] |