「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
深い河(1995/日) |
質そのものは悪くないと思う。が、秋吉久美子の“私を見て。私だけを見てちょうだい”と言うオーラが画面から漂ってきてるようで、それが乗り切れない気持ちとして残った。原作ファンの繰り言。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] | |
インドや欧州の風景の中の日本人がそれほど浮いてないのは認められるが文章では違和感がないであろう台詞も直截に演られると歯の浮いてきそうな臭さがある。何かを模索する旅と鎮魂の旅では意味が違う。それを混在して提示するものだから印象が散漫になった。 (けにろん) | [投票(1)] | |
この息苦しいほどの重厚さを楽しむ映画だろうが、自分が無宗教だという事を抜きにしても退屈。前半、当時40歳の秋吉久美子と当時45歳の奥田瑛二が大学生時代を演じているのはグロテスクだし、純情で敬虔なクリスチャン役の奥田瑛二のカマトト演技もらしくなくて見てられない。 [review] (直人) | [投票(1)] |