「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
死の接吻(1947/米) |
ヘンリー・ハサウェイの最高作か。トミー・ユードーという映画史上最も強烈な悪役を生んだ、即ちリチャード・ウィドマークという稀代の名優を生んだ映画としてだけではなく、ヴィクター・マチュアにまつわる部分でも目を瞠る力強い画面が随所にある。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
冒頭、根っからの悪党として描かれるヴィクター・マチュアが、後半は気弱なただの大男に見えてしまうほど、何をするか分からない天然悪党リチャード・ウィドマークの怪演が圧巻。その獲物を窺がうような狡猾な目つきと、無遠慮で癇に障るかん高い笑い声が不気味。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
「司法取引で告白した殺し屋が無罪判決を受け、俺に復讐を始めた」という導入部は考えただけでも恐ろく、私の脳内妄想の方が映画よりずっと恐ろしかった。 [review] (寒山拾得) | [投票] |