★4 | 何もしない・何もできない人物を主人公に据えることで、戦争を客観的に描くことに成功している。前半の寒々しい街の風景は『旅芸人の記録』に似ていた。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | 淡々とした描写が逆にショックを与える。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | こんなつまらん他力本願の男の話をなぜこんなに長く?と思うとこだが、要するにこの男の姿がポランスキーなりに捉えられた「ポーランド史」なのね。 [review] (_) | [投票(1)] |
★4 | もはや映画としてどうとかいうのはどうでも良くなってくるが、あのピアノ演奏シーンで感動できたということは成功している証だろう。それにポランスキー監督の演出はやはりサスペンスフルだ。 (ドド) | [投票] |
★4 | 活劇性というのは主人公が大活躍し、自らが危機的状況を打開していく、といった展開だけではない。とてつもない恐怖から逃げまどい、ひたすら隠れることでも活劇性は維持される。 [review] (ゑぎ) | [投票(5)] |
★4 | ホロコーストへ移送される家族との別離をも瞬く間に流して行き1歩間違えればコメディになりそうな流される主人公の流転の果てが傍観者を経ての終末的孤独というオリジナリティある作劇。前半のゲットーが圧倒的なだけにCG依存の後半は惜しまれる。 (けにろん) | [投票(4)] |
★3 | "The Pianist"と題しながら映画の大半でその指を封じられている主人公は、むしろ音に脅え続けることを余儀なくされる。憚りなく発せられるのは爆音や銃声、悲鳴や怒号ばかり。「音」と「窓」の映画。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |