★3 | スープ〜生まれ変わりの物語〜(2012/日) | 物語のキイが男親と娘なのだが、結局二人の関係が前半と後半で繋がらないため、感情の持って行き場がなかったのだ。そりゃあ、画としては泣けるのだけど、アラが多いためか、物語ではなくただ画で泣けただけなのだ。ただ主役たちを支える役者たちがとても手堅く、それが救いになっていた。 | [投票] |
★5 | 時をかける少女(2006/日) | 青春とは3の経験と7の無駄で形成されている、といわれたら納得してしまいそうな見事な空気感、時間、そして風景。こんな経験はしていないけど、まるで自分の過去を見ているような錯覚。無駄な台詞がいちいち生きていて、そうそう、こんな他愛もない会話の積み重ねが20年後の思い出の全てになるんだよ、と泣けた。 [review] | [投票(6)] |
★4 | 阪急電車 片道15分の奇跡(2011/日) | 関東人としては阪急電車がどういったポジションなのか(東京なら、かつての目蒲線や池上線みたいなもの?)不明なのだが、ちょっといい話が無理なく散りばめられていて、しかも押し付けがましくなく印象はとても良い。唯一残念なのが、あれだけ目立った天敵のおばちゃんたちが完膚なきまで打ちのめされなかったことか。 | [投票] |
★4 | ボックス!(2010/日) | 主人公の二人が自分達の友情をちゃんと信じ続けている。定番なら途中、気の迷いなどが描かれたりするのだが、本作は愚直なほどに真っ直ぐで、だからこそ何度か胸を熱くさせてもらった。部員同士の切磋琢磨が少なかったり、丸野の存在が途中で薄くなってしまったり、稲村という壁の高さが見えなかったりといろいろ残念ではあるが素直に青春を描けている良い作品だった。 | [投票] |
★3 | 明日やること ゴミ出し 愛想笑い 恋愛。(2010/日) | まがりなりにも会社なのだから、こんないい加減な連中しかいないとは思いたくないが、この業界を描く作品が画一的にこんな調子だから嘘でもないのだろう。作品的にはこちらの予想の範囲を一歩も出ていない。つまらなくはないのだがさほど面白くもないという結果に。 | [投票] |
★4 | 十三人の刺客(2010/日) | 松方ですらバックボーンを描かない「使い捨て」。そういう意味では首尾一貫している。しかし、観終わってスッキリかといえば、そうでもなかった。どうも気になったので再見した。
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★3 | 陽だまりの彼女(2013/日) | この緩やかな空気は決して嫌いではなくむしろ好きなほう。
ただし、彼女の事情はネタバラシ前からわかってしまう分、後半のクドさが妙に気になり、まだ終わらないまだ終わらないと思いながら観ていた。
結局未練が一番大きいのは登場人物の誰でもなく、監督自身だったのだ、と気づいた。
みんな抑えめな良い演技だったと思うので、非常に残念である。
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★1 | 笑う大天使〈ミカエル〉(2006/日) | 久々に出会った「最後まで見続けることが難行苦行」な作品。 | [投票] |
★4 | おおかみこどもの雨と雪(2012/日) | 軒並長文レビューが多い本作。「何か言いたくなる作品」という時点で十分成功しているのではないだろうか。 [review] | [投票] |
★2 | リアル鬼ごっこ(2008/日) | 全力で走っている姿っていうのは絵になる。こっちまで息切れする錯覚さえ生む。全国の佐藤が逃げまくる、というネタだけでも引っ張る力はあるはずなのだが、妙に強引な辻褄合わせの連続で結果安い作品に仕上がっている。冒頭の20分は楽しめた。しかしどんどん失速していくのは厳しい。 | [投票] |
★5 | サマーウォーズ(2009/日) | 観たかったものをことごとく外された★5。 [review] | [投票(4)] |